百条委員会が終了

5月15日、1年半に及んだ「小林由佳及び黒瀬大議員による政務活動費又は政務調査費の支出に関する調査特別委員会」、いわゆる百条委員会の活動をを終了しました。終了にあたり、百ページ余りに及ぶ報告書を委員会で承認し、議長に提出しました。報告書の結論部分では、維新の会の3人の委員を除き、日本共産党の委員を含む9人の委員から「議員を辞するのが相当」との意見が表明されました。そもそも、この事件は監査委員会による調査が発端となりました。小林・黒瀬両議員は、監査委員会に提出した陳述書の中で、市政報告のチラシ印刷とポスティングを業者に発注したものの、業者は印刷、ポスティングを行なわず、その都度100枚程度の印刷見本が届けられたので、発注どおりに履行されているものと思い込み、気がづかなかったとし、業者に責任を押し付ける主張をしていました。ところが、この業者はファッション関係や不動産関係などの仕事をしており、印刷業者でもポスティング業者でもなく、しかも黒瀬議員や小林議員の古くからの知り合いであることも発覚し、なぜそんなところに発注したのかなどの疑問が噴出しました。こういったことがきっかけとなり、百条委員会を立ち上げ、議会として真相究明に取り組むべきとの意見が多数を占め、百条委員会で調査する事になった次第です。わたし自身、当初から心に引っかかっていたのは、「百枚程度の見本が納品されていたので印刷・ポスティングが実行されているものと思い込んでいた」と主張している点でした。印刷業者でもない者が、見本を届けたなら、どこかの印刷業者に印刷を依頼しているはずだから、そこをたどれば実態が明らかになると思い、その点に考えが集中していました。この問題を明らかにするため、業者を呼び尋問すればはっきりすると思っていたのですが、その業者は2度にわたり出頭しませんでした。そこで、刑事告発をした次第ですが、小林・黒瀬両議員への次の尋問を考えるために、もう一度、小林・黒瀬両議員と業者の三者が監査委員会に提出した陳述書を読み返してみて単純な問題点に気がつきました。それは、見本が届けられたからと言って、果たしてきちんと印刷されていたと思い込むものなのかどうかという点です。両議員は、市政報告のチラシを制作するごとに内容を話し合い、印刷枚数とポスティング枚数を決め、さらに手配りを何枚行なうか、納品時期はいつ頃などといったことの打ち合わせを行い、それに基づき黒瀬議員が発注をしていたと証言しています。平成25年4月から平成27年3月までの期間に、市政報告を7回出したとしていますが、いずれも印刷枚数は7万枚、ポスティングは5万2千枚、手配り分はその差数分(1万枚ないし1万8千枚)であって、その手配り分は小林事務所に納品されたとしています。前段の3回分は、彼らが印刷され、ポスティングも手配りもしたと主張しており、1万枚ないし1万8千枚が事務所に届けられたとしています。そして、問題は印刷もポスティングもされなかったとしている後段の4回分です。発注は黒瀬議員が行なっていたとしていますが、制作から発注までの打ち合わせは両議員が一緒に行なっており、手配り分が事務所に届けられることについての認識は、前段の3回分同様に共有していたはずです。ところが、この4回分は印刷されず、見本だけ届いたとしていますが、見本というのは言わばおまけです。おまけだけ届いて本体分、つまり手配り分が届かないのに、業者に「どうなっているのか?」と追求もせず、そのまま気にもかけず放置しておくなどというような事があり得るでしょうか。到底、あり得ない話です。もしあり得るとするならば、それは当初から印刷されていない事を知っていた、つまり発注をしていなかったという事しか考えられません。わたしは、4月21日の尋問で、黒瀬議員に「手配り分が届かないのに、放置していたのか」と聴いたところ、黒瀬議員は「業者が、余った分に関してもまいておいた」と言ったので、「そうですかということです」などと証言しましたが、まさに苦し紛れの言い訳と言わなければなりません。わたし自身の持ち時間がオーバーしたため、残念ながら詰め切る事ができませんでしたが、業者が5万2千枚のポスティング料金で7万枚をサービスで配布するなど、あり得ない話です。それも1度ならず4度までも。しかも、黒瀬議員はこのような証言はしたことがなく、わたしが初めてこの角度からの尋問をして、彼の口からこのような言い訳じみた証言が出てきたこと自体、ますます信憑性がないとの確信を深めたところです。今後は、6月議会に向け、議員辞職勧告を議会で決議できるよう頑張る所存です。

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