貧困と格差が広がる中、新たな不幸を呼び込む 市政を許さない

この度の、衆議院総選挙での結果は日本共産党2議席減は、残念ですが、長い歴史の中でみると、意味のある結果だと思います。この教訓を生かし、今後も命と暮らしを守る政治、未来に希望ある社会を目指して頑張ってまいります。今後ともどうぞよろしくお願いします。

コロナ感染の広がりの中で、長年にわたる自公政権がもたらした医療と保健体制の劣化があらわになり、命と暮らしを守る政治の大切さが問われました。

また、「経済優先」は、大企業や一部の大富豪の利益を守ったが、中小零細の事業者は、大打撃を受けました。非正規で働く人は職を失いました。貧困と格差はなくなるどころか、さらに大きく広がりました。

今度の選挙は、政治を変えるチャンスでした。

日本共産党は、今回初めて、本格的な市民と野党の共同でこの選挙を戦い、

政権交代の実現を目指しました。議席は減ったけれど、市民と野党の共闘は、確かな手がかりを残したのではないでしょうか。

 

一方、維新の台頭です。「日本維新の会」は、大阪で比例の42.5%を取りました。選挙区では全勝です。これによって4倍に議席を増やしました。しかし、全国的にみると、近畿(33%余)以外では、全く違っていています。

堺市の維新市政については、

財政危機脱却のため、これまでの施策カット

税源涵養のため、企業の呼び込みとして「不均一課税」などの優遇措置。
新たなまちづくりとして、「広報さかい」に3枚のイメ金木犀

ージ図が出ています。

(ベイエリアの賑わい・大仙公園エリアの気球・堺モビリティ・イノベーション)等々です。
これらから考えて、“維新”の街づくりの目的は、“インバウンド”の呼び込みであって、市民のくらしや子育ては2の次・・?!

さらに2025年の大阪万博・IRカジノ建設を念頭に大阪府・市との連携を強めることになるのではないでしょうか。

「IRカジノは、絶対許してはならない」と思っています

夢洲が大阪万博の会場になることに危惧を抱いています。

台風や津波の被害などはかり知れません。

また、開発には多額の税金が使われます。税金の使い道はほかにあります。

 

さらに、ギャンブルは絶対許してはならない。人の不幸(ギャンブル依存症や自己破産)を踏み台にした経済の発展や大阪の賑わいなど、実現できるものではありません。

 

西暦689年持統天皇によるいわゆる「すごろく禁止令」以来我が国は、ギャンブルを禁止してきましたが、次の法律制定によって今日に至っているのです。

*2013年 日本維新の会が衆議院にIR推進法案を提出

*2016年の特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律【ギャンブル解禁法】(自民・公明・維新が賛成)

*2018年の特定複合観光施設区域整備法【ギャンブル実施法】(自民・公明・維新が賛成)

 

樹木

 

貧困と格差が広がる中、新たな不幸を呼び込むこうした大阪府・市の動きを決して許さない。この思いを大きく広げていきます。

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