東日本大震災から5年

151211_1043春は名のみの風の寒さや・・・です。しかし、まちがいなく春です。
3月11日堺市では、中学校の卒業式が行われました。
忘れもしない5年前。中学校の卒業式の後、午後2時46分に未曾有の東日本大震災が発生しました。地震から大津波そして福島第1原発の事故です。
この震災による被災の状況は、死者1万5894人、行方不明者2561人となっています。そして避難者は、今も17万4471人です。

5年前は、ちょうど統一地方選挙の年でした。私は、被災地の様子を耳にし、テレビの画面で見るにつけ、政治が果たすべき役割の重大さを改めて感じました。そして今、政治の力が全く発揮されない現実に唖然とし、何としても国民・市民の命・くらし・財産を守る政治を実現しなければならないと思いました。

国勢調査速報が、新聞に掲載されました。1920年(大正9年)調査開始以来初めて人口が減少したという事です。39都道府県で人口規模が縮小。増えたのは8都県。沖縄が3%増で1位、東京、愛知、埼玉、神奈川、福岡、滋賀、千葉と続きます。
大阪は、戦後初めて減少。東京・神奈川・埼玉・千葉の人口合計は、3612万人人口全体の4分の1以上を占め、東京1極集中がさらに進んだとのことでした。

150416_0949今回は大震災後初めての調査です。原発事故による全町避難で、福島県の富岡、大熊、双葉、浪江の4町は、人口ゼロです。先日解散式を行った町のことがテレビで報道されていました。原発事故さえなければの想い、悔しさは、測り知れないものだと思いました。二度とこんな悲劇を繰り返してはなりません。自然災害は、人間の力を超えたものです。しかし災害に備えた防災施策、災害発生後の避難、保障、賠償などは政治の問題です。人間の力がその被害を小さくすることができるのです。日本の現在はこれが不十分きわまりないのです。5年たった今日も復興がなされていない。そう思う人は、80%という調査結果だといいます。
そんな中、政府は原発の再稼働を推し進めているのです。無神経というには、あまりにもひどい話だと思います。
高浜原発の再稼働は、大津地裁によって停止命令が出されました。「琵琶湖を守れ。命を守れ」の主張は、まさに近畿の住民の想いではないでしょうか。近畿の水がめ琵琶湖が汚染されたら・・・。もしも桜島の噴火や、地震で川内原発が事故を・・・と考えないのでしょうか。40年を超える老朽原発の再稼働は危険きわまりないものです。
1日も早く、再稼働を停止させ原発ゼロを実現したいものです。
私が出席させていただいたKN中学の卒業式は、感動的でした。
答辞では、5年前の大震災や、体育大会のダンスや組体操。力を合わせて生きることの大切さが語られました。沖縄への修学旅行では「ひめゆりの塔」の資料館で学んだこと、自分たちと同年代の少女たちが真っ暗なガマで働き、死んでいった。このことから2度と戦争を起こしてはいけない。命と平和の大切さが語られました。そのために自分たちが学んで、次の世代に引き継ぎたいとも語っていました。
なんと頼もしい子どもたちでしょう。確かな、力強い歩みを感じました。
「安保法制の廃止」を実現し、こどもたちに応えなければと思いました。

150329_1517「式歌」は、
在校生は「さよならは言わないで」
風のように 雲のように 時はながれてゆく
明日来る 未来へと 歩き出してゆこう
それぞれの 思い出を 胸に抱きしめて
翼を忘れずに 夢をおいかけてゆこう・・・
卒業性は「糸」
なぜ めぐり逢うのかを
私たちは なにも知らない
いつ めぐり逢うのかを
私たちは いつも知らない
どこにいたの 生きてきたの
遠い空の下 ふたつの物語
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は いつか誰かを
暖めるかもしれない
どちらも、素晴らしい合唱でした。やさしく・・透き通るような女声の美しさと、男声の力強さが素晴らしいハーモニーを醸し出しました。

校歌の2番で
かぐわしき古き歴史の たたずまい
尊き生命 育みて
自由と平和 求め行く
若人われら 力あり・・・
とうたわれた、その3年間の中学校教育の豊かさを見た思いがしました。
すばらしい卒業式をありがとうございました。

3月10日は文教委員会

一般質問は、次のように行いました。
<学力向上推進事業について>
中学校では、テストや学力調査が実施されています。学期ごとに、2回の定期テスト(中間・期末)があります。その他に3年生は全国学力調査があります。全学年で大阪府が行うチャレンジテストがあります。そして堺市が行う「学びの診断」があります。実力テストなども随時行われることでしょう。

「テストを繰り返すより、授業を改善し、中学生の学習を支援しなければならない」と主張しました。
教育委員会からは、「『学びの診断』は、中学校においては、教科についての調査は行わず、1・2年生を対象に学習や生活状況についての調査のみを実施」との答弁でした。
つまり、実質「学びの診断」という名のテストはなくなったのです!
変更の理由については、「全国学力・学習状況調査に加え、平成28年度より全学年を対象に大阪府チャレンジテストを実施することから、生徒の負担なども考慮し、総合的に判断」と答えられました。よかったです。

大阪府の高校入試制度は、変わりました。府下全域1学区です。
私は、高校生が3年間楽しく通える地域の高校に行くのが、やはり一番だと思うのです。

160220_1011また、府下全域で、小・中・高校で「授業アンケート」が行われています。
果たしてこれが授業の改善につながるのでしょうか。
小学校では、保護者が、子どもからの聞き取りで回答するのです。
保護者は、担任以外の先生は、「よく知らない」のが実際です。でも「適当に回答」せざるを得ないのです。アンケートの回答は、厳封で学校に届きます。担任は、開封することなく校長先生に届けます。校長先生はこれを開封し、教職員の「評価育成システム」の参考とします。つまり間接的に授業改善につながるかもしれませんが、実は「評価育成システム」の資料なのです。
私は、教職員の評価が給与にも反映するものであることから教職員にとって公平性に欠けると思います。さらに、それでなくても多忙化が問題となっている学校現場に、評価の資料まで作成させるのは負担だと指摘しました。
そして平成29年度に府から、給与負担の権限が委譲されれば実施するかしないかが決められるのではないかと聞きました。教育委員会のお答えはつぎのとおりです。
「平成29年からの権限移譲では、給与負担者となる本市が独自の判断で教職員の人事評価を行うこととなります。これまでの「教職員の評価・育成システム」のもとで実施されてきた「授業アンケート」につきましても成果と課題を検証し、今後の取り扱いについて検討してまいります」
中止されるかもしれませんね!

カテゴリー: 私の部屋 パーマリンク