「堺・教育フォーラム」に出席

みなさん、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

097511昨年暮れの選挙では、日本共産党は、おかげさまで、大躍進をさせていただきました。
師走の選挙で投票率が低かったこと、小選挙区制度の下、せっかくの1票が生きなかったもの、「1票の格差」も解決を見ていません。国民主権からも、この国の政治に国民の思いをしっかり反映させなければなりません。選挙制度の改革が必要です。

日本共産党は、このたび比例代表選挙で606万票をお寄せいただき、近畿ブロックでは4議席を獲得することができました。衆議院での21議席の力をフルに発揮すれば、政治を大きく変えていくことができます。議案提案権を駆使し「ブラック企業規制法」「秘密保護法廃止法」「政党助成金廃止法」等を提案できます。また党首討論では、まさに「自共対決」を見ることができるでしょう。どうぞご期待ください。
また、春のいっせい地方選挙では、大きなお力添えをよろしくお願いいたします。

「堺・教育フォーラム」に出席しました。

12月25日に「堺・教育フォーラム」が開催されました。
私も久しぶりに参加をいたしました。全体会では、志水宏吉(大阪大学教授)氏の基調講演「力のある学校をつくる」が行われました。
ご紹介いたします。
<はじめに>
学力問題は10数年前の「低下」から。しかし、学力低下そのものより、「1群れ」となっていた学力(分布状況)が「二こぶラクダ」化(2極化)したこと。が問題である。

1、学力の実態はどうなっているか
2007年 全国学力テストがスタート。その年の12月に結果発表。
上位は、秋田県、福井県・・。
下位は、沖縄県、高知県、大阪府・・。その後(各府県の)小学校では状況は、好転しているが、中学校では変わらない。

上位下位の子どもたちの社会的な状況を大学研究室で調査した。
その結果、「学力」と結びついた項目は、次の3点であった。
①離婚率
②不登校
③持ち家
このことから、「つながりの格差」に気づいた。
・離婚によって家族・兄弟のつながりが壊れる。
・不登校は子どもの学校(教師や友だち)とのつながりが強くなかった。
・「持ち家」であることにより、いっていの居住期間があることで、地域のつながりがある。
・「経済格差」も、あげられたが、富山、福井、秋田の県民所得は低い。大阪は逆に高い。ただし、この差は縮まりつつある。
・秋田県の3世代同居世帯は全体の9割・・家族、地域との強いつながりを表す。

学力上位県の特徴 ― 秋田、福井、香川
3県共通して、自治体は小規模。(人口100万人内外)

秋田では授業研究を重視し、地域の実践が重んじられる。
「地域の特性や学校の独自性・教職員の自主性が重んじられるということかと理解しました。」

2、学力をどのように捉えるか ―「学力の樹」
樹木――葉:見える学力(知識、技能)
――幹:がっしりした独り立ちできる力(思考力、判断力、発表(表現)力)
――根:見えない学力(見える学力を下から支える。個性、持ち味、意欲、感心、態度)

葉(点数)だけを茂らせることはできない。子どもに大切なことは根を育てること。
根付かなければ枯れる。根付けば多少の雨風にも倒れない。

根っこの学力―自尊感情(自己効力感・・無気力に対する)
―学習習慣(「意欲」より習慣)
「(例)として大阪のお好み焼、宇都宮の餃子があげられました。全国的に見て消費が図場抜けて多い。その理由は昔からよく食べていたという食習慣からくるもので、お好み焼等へ、特別の食欲があってのことではない。」私にはなぜか、納得できる説明でした。
―目的意識(良きモデル、憧れの存在。また受験や夢)
根の生長点がうまく機能しているか?
*生長点というのは、根にある成長ホルモンが働く点でその部分が生長することで全体が生長するものだと、昔学んだように思います。

3、一人も見捨てへん教育――「力のある学校」のスクールバスモデル

<茨木市の実践紹介>109144
自分力―セルフコントロール
学び力―学習習慣
つながり力―友だち、家族、学校
夢力―将来に向けての努力

学力の低位層を減らすこと

<おわりに>
「しんどい家庭」は大阪には、多い。(しかし)何とかしようという学校のがんばりは、日本1!

大きな拍手がわきました。この後、金岡南小学校、上野芝中学校、道徳教育などの研究発表がありました。
学校教職員や関係者だけでなく、地域の方のご出席もあり、学校の現状や子どもたちの実態、学校教育に課せられる課題など様々に知る機会となったのではないでしょうか。

今年は、中学校の学校給食実施に向けて準備が進められることと思います。その際、何より学校教育、食育の観点からみて進めていかなければなりません。
栄養バランスのとれた昼食をすべての中学生に提供することが必要です。
どの子にとっても、昼食時間が心待ちする楽しいひと時になることが大切だと思います。

少人数学級の実施を是非実現したいです。「学力保障」も「いじめ・不登校対策」も
一人一人に目の行き届く教育条件をまず実現させることからです。

財務省の「40人学級へもどせ」の声は不採用となりました。
堺市への教職員給与負担の権限移譲も近く行われるもとで、是非独自の取り組みが必要です。
しかしその一方、財源措置として国からの税源移譲は必要額と試算する409億円に対し、国庫補助と住民税所得割分で223億円では、186億円も不足します。
全国の政令指定都市の市長会等で、不足分の地方交付税措置を求めているとのことです。地方分権の名のもとに、国の責任放棄、地方自治体への仕事の押しつけは許せません。
さらに軍事予算についてですが、防衛相の要望は4.98兆円です。この中にはオスプレイ5機、水陸両用車30台なども含まれています。オスプレイ1機100億円です。
100億円あれば、特別養護老人ホームや認可保育所がいくつ立つでしょう。教職員が何人採用できるでしょう。今でも少ない生活保護費を削らなくても済みます。
みなさん無駄な軍事費は削減させましょう。「軍事費削って暮らしにまわせ!福祉にまわせ!教育にまわせ!」の声を大きく上げましょう。

誰もが安心して、働き、生活し、子育てができる、そして安心して老後を過ごせる
堺市の実現をごいっしょにめざしましょう。

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