8月・9月定例会開催

8月9月定例会が、8月27から9月28日までの33日間で行われました。
大阪北部地震、西日本豪雨、台風21号、北海道震度7地震、と相次ぐ大災害で多くの人命が失われました。亡くなられた方々のご冥福と被災された皆さんにお見舞い申し上げます。
大綱質疑の最中に台風21号が、大阪を直撃、関空で最大瞬間風速58・1mと観測史上最高。さらに、大阪湾の広い範囲で高さ3mに近い高潮(140年に1度)で、関空が水没し、強風にあおられたタンカーが橋脚に衝突。多くの観光客など約3000人が、孤立する事態となりました。
堺市内でも、電柱が折れ各地で停電、屋根瓦の損傷で雨漏り、樹木の倒木、飛来物による被害、ビニールハウスの倒壊など多くの被害発生。早速、市に支援・対策を要望しました。各小学校体育館の避難所設置。ブルーシートは、被災者一世帯1枚配布などの内容をチラシでお知らせ。11日で終了しています。被害状況が、広範囲にわたることから修理に相当な時間がかかりそうです。
9月9日(日曜日)野田小学校で地域自主防災訓練が行われ、台風の後もあって、子どもや若い人たち、高齢者の多くが参加されていました。台風21号は、第2室戸台風以上とかの報道がありましたが、第2室戸台風を知っている人が、どれだけおられたでしょうか。大阪は、災害が少ないと勝手に思い込んでいた方も少なくないでしょう。直撃を受けて、台風の恐ろしさを実感した。ベランダやガレージの波板が飛ばされた。屋根瓦が飛ばされた。大きな桜の木が根元から倒された。こんな経験は初めてです。などなどの声があり、修理をお願いしても業者さんも40件も聞いており、いつになるかわからない状況。雨が降れば、と不安がる市民、日頃から、防災への準備の重要性を思い知らされました。

<地球温暖化を進行させないための取り組みが重要>

国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第5次報告書では、このまま何の対策も取らなかった場合、世界の平均気温は、21世紀末までには、最大4・8℃上昇。温暖化が進行すると「海面の上昇や強い台風による高潮の増加」「豪雨・洪水被害」「熱中症、高温や干ばつなどによる食料不足・水不足」などの影響が現れるとされています。
H27年に採択されたパリ協定によって、「平均気温上昇を2℃未満に抑える」「今世紀後半に人為的な温室効果ガスの実質排出ゼロ」目標が定められ、世界のすべての国々は、温室効果ガスの大幅な削減に取り組むこととなりました。
堺市は、2030年度に温室効果ガス排出量27%削減する目標を掲げて、温暖化対策を推進しています。堺市SDGs未来都市計画(案)を示し、環境モデル都市として、また、ものづくりのまちとして、市民や事業者と共に環境と産業が調和し、ともに発展する、先駆的な取り組みを推進する。さらに、自然災害に対する強靭性及び適応の能力を強化する取り組みを進めるとされ、社会・経済・環境のうち環境分野について5つの目標を示しています。その中で「生物多様性」の認知度をどう高めていくのか。動植物の外来種への対策にどう取り組むのか、が問われています。セアカゴケグモのように外来種が、常態化しているものも少なくありません。ウシガエル、アメリカザリガニなどは、メダカやとんぼのヤゴなどをたべあらし、絶滅品種の増加が問題になっています。また、農作物が、アライグマに荒らされるなどの被害も増加しています。最初は、ペットとして飼っていたのが放され、今では、常態化し農作物に大きな被害をもたらすなど自然体系を崩し、人の生活をも脅かす外来種への対策強化を求めました。

<農業問題と食の自給率等について>

大阪を直撃した台風21号は、市内農業にも大きな被害をもたらしました。
小松菜、ねぎ、とまと、ほうれんそう、などのハウス栽培用のビニールが飛ばされた。ハウスそのものが投げ倒され大きな被害となりました。市として、若い世代の方などの営農者が、引き続き農業を続けられるよう早急な支援を行う必要があります。
政府資料によりますとアメリカ、フランス、イタリア、ドイツ、韓国、イギリス、日本、主要国の中で、日本の食の自給率は38%と最下位です。農業従事者も減少の一途です。生産農業所得も減り続けている状況です。国民の大半は、外国産より高くても国内産の食料を求めています。外国に頼らず、国の自給率を上げ、国民に安全安心な食料の提供は国の責任。国への働きかけと市として地産地消への取り組み強化を求めました。

<熱中症対策について>

今夏は、猛暑が続き、8月22日には堺市で39・7度と観測史上最高となりました。熱中症による健康被害も多発しました。高校や中学生が、クラブ活動中に熱中症で数人が救急搬送されたり、農作業中の男性が熱中症で死亡したり、室内でも熱中症で救急搬送となり、中には重症化したり死亡することもありました。熱中症対策として、堺市では、7月2日から9月末まで、市役所本庁・各区役所で、ウオーターサーバーを設置し、水分補給ができるようにしていました。熱中症の予防として、
予防のレスキュー
レ=冷却
ス=水分補給
キュー=休息
に心がけましょう。
荒川区では、酷暑から命を守る取り組みとして
●子育て支援では、自宅にエアコンの世帯で就学前の子どもがいる世帯を対象にエアコン等を新規に購入した場合に上限5万円まで助成しています。
●高齢者支援では、自宅にエアコンがない世帯で、65歳以上の高齢者のみ世帯と身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳保持者もしくは要介護4以上の認定を受けている方がいる世帯を対象にエアコン等を新規に購入した場合に上限5万円まで助成しています。
本市は、熱中症等から市民の命を守るために、荒川区のような配慮が必要です。来年夏の熱中症対策に向け、取り組むよう求めました。

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