元維新の黒瀬市議辞職 政活費不正 市民のリコール運動が追い込む 

 大阪維新の会に所属していた堺市議の小林由佳市議が未配布のビラの印刷代などを政務活動費(政活費)から支出したとされる問題で、元秘書の黒瀬大市議=西区選出=が9日、議員辞職しました。辞職に伴い、9月24日投開票の堺市長選、南区市議補選、堺区府議補選と同日で、西区の市議補選も行われることになります。

 市議会調査特別委員会(百条委)は、度重なる証言拒否に加えて偽証の疑いもあるとして両議員を「議員辞職相当」と報告。市議会は5月、黒瀬氏と小林市議に対する辞職勧告決議を、維新を除く全会派の賛成で可決しました。

 ただ、決議には法的拘束力がなく、議員活動を続ける意向を示した両議員に対して「市民の手で不正議員を辞めさせよう」と市民が解職請求(リコール)運動を始めていました。

 リコール署名実行委員会の岩橋瑛代表(西区)は「市民の力で黒瀬氏を辞職に追い込んだ。今後は小林議員のリコールに向けて力を集約する」と意気込みました。

 「住みよい堺市をつくる会」の丹野優事務.局長は辞職勧告に反対した維新について「『身を切る改革』と言いながら両議員をかばい続けた責任は大きい。政党として反省すべきだ」と指摘しました。百条委の委員だった日本共産党堺市議団の岡井勤議員は「ようやくという感じだが、小林議員も黒瀬氏も市民への説明責任を果たしていない」と指摘し、改めて小林議員の辞職を求めました。

(8月10日付 「しんぶん赤旗」より転載)

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