こんにちは!石本京子です。

2013年5月

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 寒いと思えば、翌日は真夏日。
 今年のお天気は一体どうなっているのでしょうか。
 予測不能は、お天気だけではありません。
 今マスコミを騒がしているのは、橋下大阪市長(日本維新の会共同代表)です。
 「慰安婦制度は、当時は必要だった・・」(!?)
 「銃弾が雨嵐のように飛び交う中を駆け回る猛者集団に休息させてあげようとするなら・・そのようなものは必要・・」
 それでは、その相手をさせられた女性の気持ちは、人権は、どうなるのですか。
 当時、「慰安婦」にされた多くの女性は、十代の少女たちです。

 「元慰安婦」被害者の方から、直接お話しを聞く機会が幾度かありました。
 無理やり家族のもとから引き離された人。日本の軍人に拉致された人。いい働き口があると、だまされた人・・・。しかし、行きついた先は、日本軍の「慰安所」です。監禁され、毎日ひどい暴力を受け、ケがや病気で死んだ人も大勢いらっしゃったということでした。戦後は、実家にも帰れず、結婚もできず、人に話すこともできなかった。その苦しみ、その悲惨さはたとえようもありません。すでに死亡された方もいらっしゃいます。また、今も、体と心に受けた傷の苦しみは続いています。
 日本に対し、謝罪と賠償を求められることは当然です。
 橋下市長の発言は、女性だけでなく男性をも侮辱するものであることも忘れてはなりません。人間の尊厳を冒涜する発言は許されるものではありません

 「慰安婦制度は必要」の発言・言い訳を繰り返す橋下大阪市長や、それを擁護する方々は、もし自分の家族が、かわいい娘が、こんなことになったら・・と考えたことはないのですか。
 戦時中だったからと許されることではありません。どんな時でも人間として許せないことがあるのです。今を生きる私たちは、事実・真実と向き合い二度と繰り返させないようにしなければならないと思います。
 韓国や中国はもとより、アメリカなど海外メディアから厳しい批判の声が上がるのも当然です。

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 戦争が、人間の理性を奪い、人の命も、尊厳も奪うものだというのであれば、
 私たちは、2度とふたたび戦争を繰り返してはならない。
 日本国憲法や国連憲章は、だからこそ作られたのではないでしょうか。
 「正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求する(憲法9条より)」国民の思いをしっかり世界に発信しましょう。

 今、橋下市長のこの発言に、大方のマスコミは批判的です。町の声も「何かしてくれると思ったのに・・がっかりした」「公人にあるまじき・」と厳しいです。
 それでも、橋下市長は、この発言を撤回することも、謝罪することもしていません。「どこの国でもやっている・・なぜ日本だけが・・」と言い訳に終始しています。これが「維新の会」の実態です。本質です。
 こんな「維新の会」に、私たちの国や、堺市の政治を委ねるわけにはいきません。

この7月に予定されている参議院選挙の争点は、憲法だと言われています。

 安倍首相は、日本国憲法96条を変えるとの考えを明らかにしています。ねらいは、憲法9条を変えて日本を再び戦争する国にしようというものです。
 政府は、9条改定はむずかしいが、96条の改定なら簡単にできるのでは・・と考えたのです。ところが、今、改憲論者と言う方からも「憲法の根幹を壊すもの・・」「立憲主義を踏み破るもの・・」等の批判が相次いでいます。
 憲法守れの輪が、新たな広がりをつくっているのです。

 自民党、日本維新の会、民主党などの国会議員168人が靖国神社に集団参拝をしました。安倍首相は真榊を奉納されたということです。靖国参拝は、単に戦争で亡くなった兵士への祈りではありません。付属する遊就館には、第二次世界大戦が日本にとっては、「アジア解放の聖戦」だとし、日本とアジアの国々に多大な被害をもたらし、人々を苦しめた戦争への反省など全くないのです。  また、東条英機などA級戦犯まで合祀するものです。首相や国務大臣、国会議員の集団参拝など、平和を願う戦後の政治の枠を大きくはみ出すものです。
 世界中から非難の声が上がるのも当然です。
 日本国憲法9条で、平和を世界に発信してきた日本国民にとって絶対許せることではありません。

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「九条の会」呼びかけ人
大江健三郎さん、澤地久枝さん、奥平康弘さんが、アピール!

 「
・草の根から改憲反対の世論をつくり、安倍内閣や改憲勢力を包囲しよう。
・『九条の会』の輪を大きくし、ゆるぎない改憲反対の多数派を形成しよう。
・『全国交流・討論集会』(11月16日、東京)に参加しましょう。
  」
などの、行動がよびかけられています。

 5月18日夕方には、日本共産党女性後援会は、堺東駅頭で、橋下発言に対する抗議の街頭宣伝を行いました。
 平和守れ、人権侵害許さずの思いを、参議院選挙で、示そうではありませんか。
 ご一緒にがんばりましょう。


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こんにちは!石本京子です。

2013年4月

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 やっと、春らしくなってきたなと思えば、夏日とか?一体この国のお天気はどうなったのでしょうか。しかしお天気より気になるのが,地震です。4月13日午前5時33分に南淡路市を震源とした地震が起きました。阪神淡路大地震の余震とも南海トラフ地震の前触れとも言われています。

 どちらにしても何とも恐ろしいことです。
 その後、毎日のように全国各地で地震が発生しています。
 日本は、いたるところ活断層のある「地震大国」だとあらためて納得しました。
 だから…だから原発は絶対なくすべきです。
 この間、憲法について、学習会や集会がもたれ、私も参加いたしました。

 「I LOVE 9条 さよなら原発

 4月13日に堺市民会館で開催されました。参加者910人との主催者発表がありました。

第1部は映画「64歳のデモデビュー 3.11が私を変えた」

 「女性」を主なテーマとする作家の松原淳子さん(64歳)のデモデビューとその意識、考えと行動の変化を追ったものでした。淳子さんは、この映画の監督である松原明さんのお姉さんです。

 淳子さんが参加したデモは、毎週金曜日に行われている首相官邸前の「原発いらない!再稼働反対!」のデモです。松原さんは、3・11東日本大震災の衝撃。東京在住であっても「自分はここで死ぬかも知れない」という衝撃を受けます。同時に「先のことはわからない」恐ろしさとそれに負けてはならないものを感じます。大地震・大津波と福島第1原子力発電所の事故。「自分も何かしなければいけない」の思いにつき動かされデモに行きます。淳子さんのデモ初参加の驚きと不安・自分はどうすれば…という戸惑いが、その表情に表れています。そして数ヵ月後、横浜の国際的な会議などにも参加し、原発問題への認識を深め、現地の活動グループとの交流。経産省前にはられた座り込みのテントに対したてられた「国有地立ち入り禁止」の看板。

 「反原発テントで国は(土地の明け渡しを求め)市民らを提訴。…また、明け渡しと別に、使用料に当たる約1100万円の損害賠償を…、これについても近く提訴する方針。 (2011年4月9日づけ「赤旗」)

 淳子さんの「国有地なら国民の土地じゃないの?」の一言。

 十分うなずける考え方です。この国の主権者は、国民ですから。憲法には、そう書いています。

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第2部は、さよなら原発 ──いのち・へいわ・核── お話/落合恵子さん

 「命から、考える」ことが大切。経済優先の今の政治はもとより、そうした勢力(権力)に対し、私たち市民は、命から考えて行動しなければ…。小さな違いをのりこえて連帯しなければ…という考え。本当にそうだと思いました。

 原発事故で、放射能に汚染された福島の現状。住民の私有財産だけでなく、国土そのものをことごとく奪った東京電力は、いったいどう責任を取るのでしょう。経産省前の土地使用どころではありません。そして原発推進まっしぐらに進めてきた国は、ここにきてまだその考えを改めようともしない。彼らが「命から考えて」いないことは、確かです。

 子どもたちの小さなかけがえのない命。小さなズボンから出たひざっこぞうや、とがった肩のかわいらしさ。落合さんは、「空より高く…」の子どもたちの歌声を紹介し、子どもたちの命を守らなければの思いを私たちに伝えました。

映画「塩花の木々 ── 希望のバスにのって」

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 次の日、は、映画「塩花の木々──希望のバスにのって」を観ました。これもドキュメンタリー。韓国のある工場で、「非正規雇用の労働者の首切りを許さない」とたたかう労働組合があります。組合女性幹部のキムさんは、工場内の高さ35メートルのクレーン車に籠城します。10年前にも、組合幹部が同じことをしました。が、会社の対応に絶望し、35メートルの高さで首をつって自殺します。又1人の組合員そのあとを追って海に身を投げます。キムさんは、亡くなった同志の遺志を背負い、今度こその思いと同時に、生きてクレーン車を降りてこれるだろうかの思いを抱いて籠城し、ツイッターを通じて全国に世界に自分の思いを発信します。韓国のマスコミは、これを一切報道しません。会社も国も同様。しかし、インターネットを観た多くの国民はちがいました。バスに乗って現地をたずねキムさんを支援しようと運動がおきます。1台のバスがうまるかとの心配は、やがて大きな驚きと喜びにかわります。バスは8台。集会に集まった市民は、1万人を超すものとなります。舞台ができ、歌あり、踊りあり…演説あり大人も子供もつどいます。ところがデモ隊が工場に向かうと、機動隊や軍隊、右翼などがそれを妨害し、クレーン車の下までは、行けません。もみ合いとなり機動隊は、デモ隊の市民に対し、何と催涙液をホースで浴びせます。50人もの市民が無差別に連行されます。その様子は、日本のかつての安保闘争など1960年代から70年代初めを想起させるものでした。しかし、この集会は「希望のバス」と名付けられ6回にわたって取り組まれます。国内だけでなく海外からの参加者もあり、ネットを通じて多くの激励の言葉が寄せられます。

 キムさんが籠城したのは3月。その日の気温は零下13度。その日から300日余りで会社側と組合は一定の合意を得、キムさんは生きて階段を下り地上に降り立ちます。

 2011年の話です。非正規雇用の拡大、理不尽な首切りは、韓国だけの話ではありません。この日本でも、堺市でも聞く話です。しかし権力側の鉄壁の守りさえ、多くの市民の力で突き崩すことはできるのだと、示してくれました。

今こそ、安定した雇用の保障を!

 経済再生、デフレ脱却との安倍首相の経済政策ですが、この10年間で、一世帯平均六十万円も減った国民の所得をまず回復することが必要です。そのためには、安定した雇用の保障です。ところが安倍首相は、安定した雇用の保障どころか、「行き過ぎた雇用維持型から労働移動支援型」への制度改革を厚生労働大臣に指示したのです。

 「行き過ぎた雇用維持」など安倍首相は、一体どこを見ているのでしょう。
 全国では、3人に一人が非正規雇用。大阪府では45%にも上っているのです。国が「労働移動を支援」すれば、不安定雇用がいっそう広がります。

人員削減に助成金

 「移動支援型」にする方策の中心が、ハローワークがもつ求人情報や各種助成金の民間開放です。…アウトプレースメント会社の活用と助成です。アウトプレースメント会社とは、人員削減する会社の依頼を受けて、企業から追い出された労働者の再就職を支援する会社です。パナソニックやNECなど大企業が、労働者を「追い出し部屋」にいれて退職させ、職探しをさせるために活用する会社としてしられています。企業がこの会社に支払う費用は、労働者1人につき百万円前後が相場だといいます。個々に国の助成があれば企業負担が軽くなります。そこで考えられているのがハローワークで扱っている助成金の転用です。企業が雇用を守るために使う雇用調整助成金を廃止し、切り捨てる企業のために使う
 180度の転換が提案されています。…(4月10日付け赤旗より)

 自民党安倍首相の言う経済活性は、けっして国民の暮らしが良くなるものではなく、大企業のもうけをさらに大きくするもの、貧困と格差がますます拡大されるものです
 夏の参議院選挙で、国民の命を大切にし、暮らしを守る政治を実現しなければなりません。日本共産党は全力を尽くして頑張ります。
 よろしくお願いいたします。

 日本国憲法は、戦後、二度とふたたび戦争を繰り返してはならない。主権は国民に、すべての人が平等に権利を保障されるべきという、心からの切実な願いによってできたものです。国連憲章よりも早く平和・国民主権・基本的人権をしっかりと位置付けた最高の憲法です。絶対守らなければならない。「改正」などさせてはならないと思います。
 もうすぐ憲法記念日がやってきます。戦争ではなく平和に向かう道をいきましょう。

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こんにちは!石本京子です。

2013年3月

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 一気に春かと思いきや、今日は、なんとも寒いこと!

 今日は3月11日。東日本大震災からまる2年がたちました。
 全国に32万人もの方が、避難生活を余儀なくされています。そのうち15万人が福島の方です。原発さえなかったら、もっと復興支援もすすんだことでしょう。昨日東京では、4万人が国会を取り囲んだ。大阪では、降りしきる雨風の中、1万1千人が中の島につどい、「原発なくせ!再稼働反対!」とデモ行進しました。国内だけでなく、フランス、ドイツ、台湾でも「原発なくせ」の集会が持たれたようです。台湾では10万人です!
 いったん事故を起こせば人間の力ではどうすることもできない。原発は本当に危険極まりないものです。福島原発の放射能汚染水が27万トン。1000tタンクが林立!1000tタンクは、2日半でいっぱいになるとか。一体どうすればいいのでしょう。世界中の英知を尽くさなければなりません。再稼働など誰が考えても、とんでもないことではないでしょうか。

 また、福島原発では、毎日3000人もの方が、作業しているということです。
 労働条件は適正なものでしょうか。健康管理はされているのでしょうか。
 不安のタネは、つきません。
 原発は、子どもたちのために、絶対残してはならない。
 思いを新たにした3月11日です。

 冷たい風に思わず首をすくめたけれど、満開の紅梅が、目に入りました。

「労働契約法の改定」について

 昨年、労働契約法が改定されました。
 総務省は、3月1日労働力調査の結果を発表しました。これによると雇用期間を限定される有期雇用労働者は、1410万人にも上るとのことです。今度の労働契約の改定は、雇用期間を限定された契約をくりかえす不安定な働き方を改善するためのものです。3つのルールが示されました。

(1) 無期労働契約への転換
 有期雇用が更新されて、5年を超えると、労働者の申し込みにより、無期労働契約に転換できる。
 ダイキンでは「2年10カ月」の契約で、200人もが「雇止め」となりました。不当な首切りに対し撤回を求めて裁判が行われています。原告の一人であるAさんは、更新を重ねて18年間ダイキンで働いてきたということです。
 ダイキンの「雇止め」の不当性が証明されました。

(2)「雇止め法理」の法定化
 最高裁判例で確立した「雇止め法理」が、そのままの内容で法律に規定されました。一定の場合には、使用者による雇止めが認められないことになるルールです。

(3) 不合理な労働条件の禁止
 有期契約労働者と無期契約労働者との間で、期間の定めがあることによる不合理な労働条件の相違を設けることを禁止するルールです。

 今日のように、貧困と格差が社会に広がった一番の原因は、非正規雇用の拡大です。誰もが安心して働き、生活するためには正社員が当たり前にならなければなりません。
 日本国憲法・労働基準法にのっとった働き方のルール確立を目指してがんばりましょう。

 堺市の非正規職員の比率は36%以上です。1年〜3年の任期付き短時間勤務職員の採用も行っています。しかし公務員は、労働契約法の適用除外です。
 今回の労働契約法改正については「影響なし」とのことでした。

 公務員は、「任期付き職員の採用についての法律(H14制定)」に基づいて行われていますが、「高度の専門的な知識・経験を有する者」「こうした業務に当たる適任者が部内にいない」「知識経験を必要とする期間が限られている」などが採用の要件となっています。しかし、社会福祉(ケースワーカー)では、60人を3年任期で採用しています。高齢者対策ということでしたが、高齢者の増加は、3年の期間限定でしょうか。違うと思います。また、図書館司書や保育士も同様です。人件費の抑制こそが目的ではないかと思います。

 「任期付き短時間勤務」は不安定で低賃金の働き方です。労働契約法改正の趣旨である「安定した雇用の補償」を考慮し、正規職員を増やすことが必要です。なにより市民サービスの向上が期待できるというものです。

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「公契約の適正化」について

 今回の予算書に、庁舎管理費の中に「警備、清掃、設備運転監視等管理委託」の費用がありました。そのうち清掃業務について質問しました。清掃の落札価格は2900万円余りです。仕様書をみせてもらいました。

 作業項目は、多岐にわたっています。床だけでも材質によって、使う道具から、掃除の仕方まで事細かに、何ページにもわたって書かれています。日常清掃とか定期的に行うもの、中間的に行うものなどがあります。日常的に清掃する床面積は、1万9371.7平方メートルです。

 床のほかには、壁や置物などもあります。しかし、働く人は13人。時間帯は、4つに分けられています。7時間勤務が2区分。4時間勤務が2区分ありました。清掃で使う器具や道具はすべて受託者もち、トイレットペーパーや雨の日の傘袋も受託者もちです。13人の賃金はいったいいくらになるのでしょうか。最低賃金は守られているのでしょうか。当局の答弁は、「契約書には、労働基準法等の法令を順守としているので、守られている」との認識です。清掃業務には高層庁舎の窓ふきもあります。ゴンドラをつかっての作業です。

 ところが、「その他の注意事項」と言う項目には「作業中、受託者の不注意その他の原因により、作業員が死傷してもその責任は、一切受託者に帰するものとする」という一文がありました。

 2年前に西原公園で、剪定作業をしていた造園業者が、高所作業車の転倒事故で死亡した事件を覚えていらっしゃるでしょうか。私は当局に「死亡された方の補償」について聞きました。すると「わからない」という答えだったのです。堺市が発注した仕事に従事させていながら、事故の補償や賠償に責任がないなどと言えるものでしょうか。「業務委託とはそういうもの」だそうです。

 国や自治体の発注する物品や仕事や業務委託は、公契約です。

 昔から公契約にまつわる問題といえば、利権に群がる不正、談合や汚職でした。今は、競争入札による「低価格競争」やダンピングの横行です。

120325_03  長引く不況の今日、なんとか仕事がしたいという中小の事業者の仕事づくりとして公契約の役割は大きいと思います。
 こうした公契約は、堺市だけの問題ではなく、日本全国だけでなく世界中で行われている問題です。
 公契約が公正、適正に行われるよう日本各地で公契約条例が制定されています。
 こうした条例の第1の目的は、仕事に従事する労働者の賃金などの労働条件の補償です。

 ILOは、1949年に「公契約における労働条項に関する条約(第94号)」を採択しています。現在59カ国が批准しています。しかし、日本はしていません。理由は、労働基準法などの法整備がある。個々の労使間に立ち入るべきでない。公契約だけが保護されるべきでない。ということです。余りにも現実とかい離しているのではないでしょうか。
 
 公契約の実態についてさらに調査研究し、堺市でも公契約条例の制定をぜひ実現したいと思います。


 この春、学校を巣立つみなさん、
 ご卒業おめでとうございます。
 みなさんの未来に幸多きことを心からお祈りいたします。

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こんにちは!石本京子です。

2012年12月

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 今年の最終号となりました。地域住民のみなさん、党支持者のみなさん、このブログを読んで下さるみなさん、今年も本当にお世話になりました。
 おかげさまで心身共に元気に1年を終えることができました。
 来年もどうぞ、よろしくお願いいたします。

12月議会からご報告をいたします。

授業アンケートについて

 大阪府では、「府立学校条例」の来年4月1日施行を前に、保護者(児童)・生徒による授業アンケートを行い、教職員の授業力評価の資料とするとのことです。教職員の評価は、賃金にも反映されるものです。堺市は政令市ですが、小・中学校の教職員の給与は府からでているので、堺市教育委員会が評価を行わなければなりません。したがって堺市でも行われました。私は、たくさんの問題点を指摘しました。

〈問題点その1〉「よりよい授業づくり」には、つながらない。
  回答用紙は、教職員は見ることができない。校長が面談で伝えるだけ。
  授業については、校内研修などで公開の研究授業を行い、指導主事も含めた研修会で批判・検討を行っている。
  日頃からの児童・生徒と教職員のつながりこそ授業の最も大切な要素。

〈その2〉「顔も知らない、授業を見たことがない先生の評価はできない」
  授業するすべての教職員がアンケート対象者。しかし小学校では、担任の先生は参観日などで顔も授業も見ているが、
  音楽や家庭科の先生は、顔も授業も見ていないのです。
  教科担任の中学校では、なおさらです。

〈その3〉「お子様によく聞いてお答えください」「お子様の回答をご確認ください」
 私も何人かの保護者に聴きました。多くの「お子様」の答えは、「わからん」だったそうです。子どもたちの授業への意見(評価)には、先生の好き・嫌いや、教科による得手、不得手もあるでしょう。この影響は否定できません。「授業評価」になるでしょうか。こどもの反応は、先生は、誰よりもわかっています。

〈その4〉「評価するもの、されるもの」の関係は、教職員と保護者を分断する。
 今、子育ては大変苦労が多く、こどもたちは親の背中を見て、言いたいことも言えずにいるのかもしれません。テストの点数やクラブ活動など「競争、競争」でストレスがたまります。学校教育も多くの問題を抱えています。こんな時こそ、保護者と教職員の協力が必要です。

〈その5〉荒れた学校もあるのに、それどころではないでしょう。
 アンケートは、11月に実施されましたが、すべての学校で行われたわけではありません。
 校内が荒れて、授業が成り立たないような学校もあるのです。はっきり言って、それどころでは、ないのです。

〈結論〉
 「授業アンケート」は、教職員に新たなプレッシャーを与えて、言うことを聞かせようという魂胆以外の何物でもありません。しかし、こんなことが行われれば、まともな学校教育はつぶれてしまいます。
 子どもたちの大好きな楽しい学校が、なくなってしまいます。許せません。
 みんなでがんばって、子どもと教育を守りましょう。

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 総務財政委員会で、付託された補正予算「若年未就職者就労支援」事業について質問しました。

 「若年未就職者就労支援」とは、「40歳未満の若年求職者を期限付きで雇用し、ビジネスマナーなど社会人として基礎的な研修を終えた後、市内中小企業等に派遣することにより、人材を求める中小企業と正規雇用を希望する人材を相互にマッチングするもの」として研修講座を開くことなどが事業の中身です。

 堺市は、事業の背景を「総務省統計局による『労働力調査(平成23年平均)』では、若年者の失業率は、全年齢と比較して高くなっている。これは大阪府においても同様の傾向にあり、若年者の雇用状況は依然として厳しい」と、このように見ています。

 私が今回問題として取り上げたのは、堺市人事委員会から出された、「H24年度堺市職員採用試験(高卒程度)の最終合格決定について」と言う文章です。

試験区分

採用予定数

申込者数

第一次試験
受検者数

最終
合格者数

高卒程度(事務)

4名程度

98

75

5

司書

若干名

246

191

2

管理栄養士

若干名

153

121

1

保健師

4名程度

95

72

5

保育士

11名程度

229

204

13

身障者対象事務

1名程度

7

6

1

社会福祉
(任期付短時間勤務)

20名程度

19

14

3

保育士
(任期付短時間勤務)

10名程度

6

5

3



採用テストの「実施結果」は右記の通りです。

 少ない募集人数にたいして多くの方が応募しています。司書や、管理栄養士は倍率100倍以上。しかし、人事委員会の答弁では、「これは例年通り」と言うことでした。私の教え子から聞いたのですが、堺市の採用テストは「めっちゃ、難しい」「とても受からない」とのことです。まさにそのとおりでした。

 しかし、「保育士」の欄をご覧ください。正規職員募集は、11名程度に229人の応募です。倍率は、およそ20倍。しかし「任期付き短時間勤務」は、10名の募集に対し、6名の応募。募集数をわっています。

 任期付きは、3年間。短時間勤務では給与は知れています。つまり不安定で低賃金の非正規職員です。だから、応募者は極端に少ないのも当然なのです。ならば、堺市はもっと正規職員を採用すべきではないでしょうか。

 保育士を例にあげます。
 採用テスト状況を他政令市と比較しました。

 

一次試験

最終合格者

倍 率

堺市

204

13

15.7

札幌市

109

26

4.2

仙台

242

31

7.8

さいたま市

324

60

5.4

千葉市

399

44

9.1

相模原市

60

18

3.3

北九州市

68

8

8.5

熊本市

108

14

7.7

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 堺市の倍率の高さは、ダントツではありませんか!
 それにしても、言わなければなりません。
 保育士という仕事は、専門的な知識や、技能、経験の蓄積を必要とするものです。しかし、堺市の公立保育所の実状は、正規職員251名に対し、非正規職員(任期付き短時間勤務職員を含む)が320名。何と56%が非正規職員です。これは、改善すべきだと主張しました。

 千人あたりの職員数を他政令市と比較しました。平均は、8.9人です。しかし堺市は、7.6人です。1人以上少ないのです。堺市の人口は、84万人ですから、2400人職員を増やしても、平均です。

 しかし、堺市はこの間「要員管理」ということで、職員数を減らしてきました。
 確かに人件費の抑制効果は大きい。しかしその弊害も多々あると思うのです。年間360時間以上の時間外勤務者が増えています。病気休職者も多く、その4割は精神疾患です。
121227_04  正規職員が減り、非正規職員がふえています。正規職員の業務が過重です。
 こうしたことは市民サービスの低下に、即ひびきます。
 要員管理の名の下、「職員を10年間で2割削減」は見直すべきと主張しました。

 若者が、正規の職に就き、自立と将来の見通しを得ることは、堺市にとっても日本の未来を考えても大切なことです。堺市も多くの正規職員を雇用すれば、担税能力を持つ市民が増えます。堺市内の商店での買い物客も増えることでしょう。内需拡大こそ経済再生の道です。

 安定した雇用の保障は国と自治体の大切な課題だと考えを新たにいたしました。

 来年こそは良い年になりますように。

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こんにちは石本京子です!

2012年9月

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8・9月定例市議会閉会

 普通会計(一般会計・特別会計)の実質収支額は、9億9204万円の黒字です。32年連続です。単年度収支額は、1699万円の黒字。そして今年は初めて企業会計(病院・上下水道など)も黒字ということでした。ただし、市税納入については、個人市民税は、昨年と比べて、9億6907万円の減です。納税義務者が減ったのが原因とされています。
 失業や、非正規雇用の広がりなど市民の所得が減っていること、生活が厳しくなっていることのあらわれだと思います。
 上下水道事業の黒字も同様です。特に下水道は全国政令市20市の中では、第3位。大阪府下43市町村では、1位の泉大津市と10円の違いで、第2位です。しかし、堺市の決算では純利益11億7490万6677円を計上し、昨年に引き続き黒字です。この黒字は、市民への生活支援策として還元する。つまり料金引き下げに回すべきではないでしょうか。

1、「堺市債権の管理に関する条例」について
 「堺市債権」は、次の3種類に分類されます。
(1) 強制徴収債権(国保料、市税、下水道使用料、介護保険料、保育料、後期高齢者保険料、下水道事業受益者負担金)
(2) 非強制徴収債権(生活保護返納金、し尿処理手数料)
(3) 私債権(水道料金、母子寡婦福祉資金貸付金、改良住宅使用料、放課後児童対策事業1部負担金〈のびのびルーム利用料〉、環境整備資金貸付金)

これらの滞納をなくすための条例です。
 「強制徴収債権」は、国の法律(国税徴収法、地方税法)で明確に規定されています。しかし、「非強制徴収債権」や「私債権」は「管理規定がなく、回収手続きの把握が困難(当局答弁)」。つまり処理できない。とのことでした。債権の管理については、「債権の放棄」や「猶予」もふくめ、債権の管理の方法が明確になるのであれば、その必要はあると思いました。
 しかし、問題点としてひっかかったのは、強制徴収債権として「保育料」、私債権として「のびのびルーム」の利用料があげられていることです。児童福祉法にのっとれば、本来無料でも問題のないものではないでしょうか。保育料は、一般の非課税世帯(年収255万円)でも3歳未満では月額5千円で年間6万円です。
121001_02  のびのびルームの利用料はおやつ代を含めて、所得にかかわらず月額1万円です。 これらの滞納は、「債権対策」ではなく「子育て支援策」として考えるべきと要望しました。総務財政の委員会としては、少しずれていたかもしれませんが、私の実感です。

2、「大都市地域における特別区設置に関する法」について
 この法律は民主・自民・公明などによって成立しました。堺市を3分轄し、一般財源の3〜4割をなくしてしまう大阪都への手続き法です。
 しかし、堺市が現在の立場(府市統合協議会への不参加)を貫く限り、影響はなしと確認しました。

3、堺市の公務災害について
 厚労省は、このほど労務災害の実態調査を行いました。33年ぶりに2年連続の悪化となっています。非正規雇用が増え、安全対策や安全教育ガ軽視されているのが原因と思われます。堺市の実態も同様です。特に時間外労働が増えています。年間360時間もの超過勤務の人数は567人つまり堺市職員のほぼ1割となっています。人手不足が原因だと思うのです。
 市職員が、生き生きと元気に働いてこそ市民サービスも充実するというものです。
 正規雇用より非正規雇用が増加する「要員管理」の見直しを要望しました。

 地方自治体の本来の目的は、「住民福祉の向上」です。多くの市民が所得を減らし生活や子育てに困難を生じている。市内の99%にのぼる中小零細業者が経営を守るために必死でがんばっている今日です。堺市がやるべきことは、生活支援、子育て支援、中小零細企業支援施策の充実しかありません。
 みんなで力をあわせ、住みよい堺市、安心して子育てのできる町をつくりましょう。

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 (堺市・大阪府・阪神高速道路株式会社の共同事業)大阪和泉泉南線から大和川沿い東へ少しの所に現場事務所がありました。シールドトンネル工事(遠里小野)現場は事務所前から仮設の階段を20mほど下ったところでした。まわりは、コンクリート様の壁でしっかり覆われていました。私は、以前、地下鉄御堂筋線が中百舌鳥まで延長された時の工事現場を見学したことがありました。かれこれ30年ほど前になります。むき出しの土の威圧感(今にも崩れてきそう)と、板をわたした足場(20mほどの深さ)がとてもこわくて、地上にもどった時は心底嬉しかったことを思い出しました。

 シールドトンネル工事というのは、まず、大きな竪穴を掘りそこに泥土圧シールド機を下します。外径:12.47m、機長:約12.8m、重さ:約2000tの巨大な丸い筒状の先端は6角形に6本のカッターがついています。土を削っていき、削られた土はコンベアで上にあげられていきます。総量5000万m3とか…。そして削った壁面は、耐火・耐水・耐久性向上(ポリプロビレン・スチールファイバー等混入)セグメントで覆われていきます。最新の技術で、落盤などは起こり得ないのだと感心しました。しかし、高速道路建設には莫大な費用がかかります。完成の暁には、「新たな環状道路として利便性が飛躍的に高まる」とのことです。しかし、市民の暮らしにどのように影響があるか、これは、しっかり検証していかなければなりません。

121001_04  暑い夏もやっと終わり朝夕は、ずいぶん涼しくなりました。
 この夏は原発がなくても「節電」で十分乗り切れたと私は思っています。昨年3.11の東日本大震災は、人の命の大切さ、生活を守ることの大切さ、国や自治体の責任の重さを私たちに突き付けました。
 政治の在り方が今ほど問われるときはありません。一体誰のために何をなすべきか。
 「…われらは、いずれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則にしたがうことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立とうとする各国の責務であると信ずる。…」
日本国憲法前文の一節です。
 「尖閣諸島」や「オスプレイ」関連のテレビニュースを見ると情けなくなります。
 過ちを繰り返してはなりません。平和でなければ生きられない。
 こどもたちの未来に平和で豊かな社会を残したいと心から思います。

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こんにちは石本京子です!

2012年8月

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原水爆禁止2012年世界大会
─核兵器のない平和で公正な世界のために─

 8月4日〜6日まで、広島に行ってまいりました。1日目の開会集会は、世界からも、日本全国からも6800人が集まりました。
 閉会集会は7800人です。
 今回の大会では、福島原発の事故が 世界中の人々に“核と人類は共存できない”の思いをいっそう明確にしたという感じを受けました。
 また、10代、20代、30代の若い世代の参加が目立ちました。
 いっしょに参加した若者の、「60代、70代の人にまかしておいてはいけないと思った」との言葉は、60代の私としては、大変うれしいものでした。
 世界大会の奮囲気をお伝えするため海外代表のみなさんをご紹介します。









アンジェラ・ケイン
 (国連軍縮問題担当上級代表)
ホセ・アグスティン・フェルナンデス・デ・コシオ・ロドリゲス
 (駐日キューバ大使)
ヒシャム・エルゼメイティー
 (駐日エジプト大使)
マズラン・ムハンマド
 (駐ジュネーブ国連マレーシア代表部常駐代表、軍縮大使)
クロド・ヘレル
 (駐日メキシコ大使)
ビョーン・ミットゥン
 (駐日ノルウエー公使参事官)
モハメド・エゼルディン・アブデルーモネイム
 (アラブ連盟軍縮戦略問題特別顧問)

 ほか多数…











オーストラリア

ティム・ライト
 (核兵器廃絶国際キャンペーン[ICAN] オーストラリア担当理事)

フィジー

ポール・アーポイ
 (フィジー核実験被ばく復員の兵士の会 副会長)

マーシャル諸島

ジェルトン・アンジャイン
 (ロンゲラップ島民代表)

グアム

カラ・フローレス・メイズ
 (われらグアム人 組織担当)

パラオ

ベルハイム・サクマ
 (ベラウ・ケアズ執行理事)

フィリピン

コラソン・ヴァルデス・ファブロス
 (非核フィリピン連合事務局長)

ベトナム

ファン・バン・チュオン
 (ベトナム平和委員会 副会長)
マイ・ティ・ズン
 (ベトナム平和委員会 事務局員)
ドー・ティ・トアン
 (ハノイ市友好組織連合 副会長)
チャン・ティ・ケ・チョン
 (ベトナム枯葉剤被害者協会 国際部補佐)

韓国

パク・ドンサン
 (韓国原爆被害者協 会理事)
パク・イルブ
 (韓国原爆被害者協会 監査役)
キム・フィスン
 (参与連帯 平和軍縮センター主任)
済州島基地建設反対活動家
 (カンジョン村)
パク・キョンソン
 (人道主義実践医師協議会医師)   など13人

インド

ラジェンドラ・ラーテ
 (インド平和軍縮環境保護研究所医療部門担当 ノーモアヒロシマ・ナガサキ平和博物館移動担当)
ウルミラ・ラーテ
 (同上女性担当ノーモアヒロシマ・ナガサキ平和博物館)   ほか労働組合センターの方など7人

ネパール

ニロセ・マスキー
 (アジアアフリカ人民連帯機構[AAPSO]ネパール中央委員)    など5人

ロシア

オレグ・ボドロフ
 (グリーン・ワールド議長)

ドイツ

ライナー・ブラウン
 (ドイツ反核法律家協会、地球的責任のための技術者・科学者国際ネットワーク執行理事)など2人

ノルウェー

アン・マーガレット・ハルボーセン
 (婦人国際平和自由連盟ノルウェー)   など5人

フランス

フランソワ・ガニエール(フランス平和運動全国ビューローメンバー青年コーディネーター)ほか2人

イギリス

ベン・フォリー
 (核軍縮キャンペーン[CND]国会担当)

カナダ

エリル・コート
 (ヒロシマデー連合運営委員)

アメリカ合衆国

ジョゼフ・ガーソン
 (アメリカフレンズ奉仕委員会ニューイングランド事務所責任者)


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 その他国際・地域団体からも多数。もちろん個々の参加者はいーっぱいでした。

 肌も目も、髪も衣服も
 とりどりに
 色はちがえども
 平和の思いは、ただ一つ
 (2012年8月 県立総合体育館グリーンアリーナにて 京子)


 2日目は分科会(シンポジウム)熱気むんむんでした。ご報告いたします。

「核兵器・原発、私たちの未来─原発からの撤退、自然エネルギーを考える」

 今年の世界大会は核兵器が今、原発と名を変えて私たちの身近に存在することに気付き、自然エネルギーの開発推進が新たに運動の課題とされるとともに、さらなる運動の広がりをどう作り出すかが問われるものでした。

シンポジストは、

1、齋藤紀(医療生協わたり病院医師)
 福島第1原発の事故から1年7カ月。現在の状況は
 広範囲の汚染により農業・漁業は甚大な被害を受け、その再開は遅れている。
  地場産業の復興への支援、消費者の一層の理解が求められている
 一般住民の県内・県外への批難は17万人。地域の再生、仮設・借り上げ住宅での生活が慢性疾患悪化につながる。
  新たな医療課題として社会的なもの
 東電の賠償に対する姿勢は極めて不誠実裁判外手続き(ADR)の場においても和解率は10%未満。
  東電は、企業生き残りを最優先。これが原発企業の特質。
  地域再編と避難者の不動産等に対する財物賠償基準が示されたが、
  被災者の多様な生き方に沿った生活再建を保障するものとは言えない。
 低線量放射線被曝が問題となってきた。放射線可視化のもとで晩発制影響の克服について
  冷静に考えるべき時期にはいってきた。

 私は後の質問で、現地の子どもたちの状況と対策を聞きました。齋藤先生は、「現時点では、除染が行われていれば、外で遊ばせたらいいとしている」とのことでした。

2、上園昌武(島根大学法学部)
 「脱原発をめざすエネルギー政策の在り方」
 原発災害の特徴…紛れもなく人災である。広範囲に長期に汚染。莫大な経済的被害を生む。日常生活の破壊
 「大飯原発再稼働決定」野田首相説明に納得できるか??
 日本の政治に倫理が必要;
   ドイツ人の疑問「なぜ日本は原発をつくったのか」
 エネルギー・環境に関する選択肢
 もう動かさない。原発ゼロでいこう。
 パワーポイントを使ってたくさんの内容を一気に報告されました。

3、ペーター・ベッカー博士(国際反核法律家協会共同議長、ドイツ反核法律家協会)
〈核兵器および民生利用(原子力発電)からの撤退にかんするドイツの措置〉
(1) エルケ・コラー博士のドイツ政府提訴(国際反核法律家協会はこれを支援)
 「米核兵器の(ドイツ国内からの)完全撤去」と「NATO核計画委員会と(ドイツ)の『核共有』の停止」を求めてドイツ政府を提訴。(政府は2009年連合政権で米核兵器の完全撤去を合意したにもかかわらず、NATOの合意を得られなかったことが提訴の理由)
 コラー博士の自宅はドイツ空軍基地から、わずか4km。基地では、核兵器を搭載しての飛行訓練等が行われている。
 ドイツ憲法は、「市民は、国家が武力の禁止に違反していると訴える権利」を認めている。さらに、「核兵器の使用及び使用の威嚇は違法である。」コラー博士は、これらの点を主張。

(2) 原発からの撤退について
 2009年政府は
老朽原発は8年延長。比較的新しい原発は14年延長を決定。
 しかし、5つの州が憲法裁判所に提訴。ところが、2011年3月11日金曜日福島第1原発が爆発。
 翌週の月曜日(14日)政府は最も老朽化した原発について「モラトリアム」を命じた。つまり3ヶ月間の運転停止を命じた。
 首相は原子力の新たな評価のための倫理委員会を設置。委員会は1ヶ月の討議を経て、最初の原発撤退法に立ち戻るよう勧告。
 3ヶ月後の2011年6月30日連邦議会は2002年以来の法律に立ち戻ることに同意。最も老朽化した8基は廃炉。残りの9基は廃炉の期限を決定。最長の3基は2022年までとされた。法案は全会一致で可決された。
私の感想は「ドイツの政治には『倫理』がある!」

4、〈特別報告〉馬場有(福島県浪江町町長)
 東電からの事故の報告は全くなかった。テレビを見てはじめて知った。そのため避難に支障をきたした。
 浪江町の人口は21,542人(外国人108人)(世帯数7,765世帯)
 東日本大震災の被害状況
  死   者 148人(地震1名、津波147名)
  行方不明者 34人(津波)
  震災関連死 139人

  住宅被害  613棟全壊

  原子力災害被害者数(平成23年3月11日時点)
     20km圏内  20,083人(7,233世帯)
     その他    1,459人(532世帯)
  浪江町全世帯が避難生活 46都道府県、福島県内14,390人

 復興の理念
   みんなでともに乗り越えよう、私たちの暮らしの再生に向けて
   一人ひとりの暮らしの再生
   子どもたちの未来につなぐ

 基本方針
  全ての町民の暮らしを再建する
    〜どこに住んでいても浪江町民〜
  ふるさと浪江を再生する
    〜受け継いだ責任、引き継ぐ責任〜
  被災経験を次代や日本に生かす
    〜脱原発、災害対策〜

 町長は、小柄で穏やかな風貌。しかしひとたび口を開くとすごい迫力!
 しっかりした声で、力強く町の状況、復興への思い、東電や政府への怒りが語られました。首長としての責任と復興への決意が漲っているようでした。
 馬場町長は、閉会総会にも出席し、発言しました。会場の大きな拍手に「気持がいっしょになった気がした。これから連携を深めていきたい」(赤旗日曜版)
分科会の参加者は、420人。半分以上が10代、20代、30代の若者。

 夜は、「核兵器なくそう女性のつどい」に参加しました。
 今、尖閣諸島や竹島など領土問題が盛んにテレビで報道され危機感と中国や韓国への不信を煽っている気がします。しかし、韓国済州島の女性が、基地建設に反対して頑張っている発言。金髪のかわいい女性が、青年の中に平和問題を広げる取り組みに頑張っているとの報告。など多くの国で人々が、私たちと同じように平和と命、暮らしを守るために頑張っている姿を目の当たりにしました。世界の人々とどう向き合うか、どうつながるかを示された思いがしました。
 1年に1回の原水禁世界大会には、機会があればこれからも参加したいと思いました。

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〈過ちは繰り返してはならない〉

 世界の人々と小さな島の領有をめぐって、けんかをする時代は終わっています。力をあわせて貧困をなくし、安心して生活することができるように世界が一つになって努力することが大切です。
 広島平和祈念式の子ども代表の平和のちかいの中にこのような言葉があります。「平和は、わたしたちでつくるものです。…違いを認め合い、相手の立場になって考えることも平和です。…」
 子どもたちの平和の願いをしっかり受け止めなければと思います。
 子どもたちに胸をはって、平和な社会を、世界を手渡したい。進むべき道を示したいと思います。
 二度とふたたび過ちを繰り返してはなりません。

 お世話いただいた堺原水協のみなさん、ごいっしょに参加したみなさん
 ありがとうございました。

〈視察報告〉

 神奈川県に、総務財政委員会としての視察に行きました。

相模原市視察テーマ

1、「シティセールス」
 「シティセールス」とは、「潤水都市さがみはら」の魅力を創造・再発見しそれらを効果的に伝え、人・もの・情報・技術・文化の集積と交流を生みだすもの。JAXA(ジャクサ)のキャンパスがあることから、「いとかわ」「はやぶさ」など宇宙もセールスポイントになっています。都市の活性化、定住人口の増加などがその目的と理解しました。
 商品開発やイベント、ロゴ募集など事細かな取り組みの説明を受けました。

2、公契約条例
 昨年12月議会で、公契約条例を成立させ、今年4月施行されました。政令指定都市として川崎市につづくものです。国や自治体が行う建設工事あるいは委託事業での契約において、その透明性や公正・公平性の確保は当然です。しかし、そのために行われてきた競争入札制度のもとでは、「仕事がない。何としても仕事がほしい。」が実態の、中小事業者は、無理をして低い価格での落札となり、受注事業が続けられない。また人件費にしわ寄せがいき労働者の最低賃金の保障もされない。さらに発注元の自治体は下請けの実態が十分つかめないという事態にいたっています。こうした状況をなくすため、労働者の賃金・労働環境そして事業の質の低下を防ぐため公契約条例が各地で求められているのです。

 しかし、国は国連ILO第94号条約(公契約における労働条項に関する条約)を締結していません。その必要性を認めないのです。こうした国の状況にしびれをきらし、各自治体が公契約条例の制定に足を踏み出しています。
 千葉県野田市、東京都国分市、多摩市、政令指定都市では、川崎市、相模原市などです。
 相模原市では昨年12月成立、今年4月施行で、まだその効果等については、聞くことはできませんでした。

 しかし8月には、公契約相手となった事業所から、労働者の賃金その他についての台帳の提出があったそうです。
 制定の経緯について説明されました。議会の要請のもとプロジェクトチームが立ちあげられました。その答申に対し、市長のゴーサインがだされ、条例制定となったということです。経過の中では、事業者や労働者への説明会・交渉をそれぞれ12回行なったということでした。

 事業者の説明会では、予想外に頭からの反対はなく、前向きに検討されたことがうれしい驚きだったようです。
 公契約条例施行にともなって担当部局は増員などの職員配置が行われず、制度実施と検証で大変忙しいということでした。私は、十分な職員配置がされなくてはせっかくの制度も十分その効果が出ないのではと心配しています。

120828_04 神奈川県議会の視察

「ネーミングライツパートナー」制度
 県民ホールなど公的施設の維持管理費用の1部を負担することで、自らの名前を愛称として付けるというものです。県民ホールのネーミングライツ予定価格(年額)は3500万円以上ということです。権利は5年間。価格の半分は施設の維持管理に使われ、残りは市財政の収入となります。

 応募者が少ないというのが課題です。
 私の感想は、財源確保によせる、自治体の努力はなみなみならぬものがあるというものです。
 横浜の海の風は、涼しくさわやかで秋を感じました。

 8月27日から定例市議会が始まります。決算審議の議会です。
 お時間があればぜひ傍聴に、おいで下さい。

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こんにちは石本京子です!

2012年7月

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 みなさん、こんにちは。蒸し暑い毎日が続きます。
120702_02  我が家の庭のアジサイは、今年もきれいに咲きました。
 5月23日開会の第2回定例市議会も、6月22日閉会となりました。
 私は、今年も総務財政委員会に所属することになりました。
 この委員会には、市当局が追加提案した「堺市の職員および組織の活性化に関する条例」が付託されました。大阪維新の会は修正案を提出し、当局案を府の「府職員基本条令」とは「似て非なるもの」と断じました。
 昨年12月議会では「大阪維新の会」議員提案の「堺市職員基本条例」は否決しました。 今回の当局提案の条例の主な内容は、次のようになっています。

第1章 総則
第1条(目的)‥職員の身分取扱その他の人事に関する基本的な事項を定め、人事給与制度の透明性の確保をはじめ、職員倫理の向上、人材の育成及び公務の能率化を図り、もって市政の適正な運営及び市政に対する市民の信頼の向上に資することを目的とする。

第2章 任用
(任用の基本原則)(任期付き採用)(庁内公募)(人事交流)
(組織及び要員管理)

第3章 人材育成
(職員の人材育成)(職員研修の実施)(自己研さん)(人材活用)(職員表彰)
(人事評価の目的)(人事評価の実施)(人事評価の活用)(適正な評価の確保)
(評価結果の開示等)(人事評価の細目)

第5章 給与その他勤務条件
(給与決定に関する原則)(勤務条件の決定)(職員の健康管理)(職員の仕事と生活の調和)

第6章 職員倫理
(倫理原則‥職員は全体の奉仕者であり、一部の奉仕者ではない‥)
(任命権者の責務)(管理監督者の責務)

第7章 職員の分限及び懲戒
(分限の基本方針)(懲戒の基本方針)(懲戒処分の基準)(堺市職員懲戒等 審査会)

120702_03 第8章 公正職務
(公正職務の確保)(堺市公正職務確保審査会)

第9章 再任用等
(再任用)(退職者の適正な管理)(再就職に係る制限)

第10章 雑則
(適用除外)(府費負担教職員及び市費負担教職員似関する特例)


となっています。

 堺市の人事委員会は、この条例案(議案153号、154号)について
「…いずれも適当であると考えますが、公正かつ適正な人事行政を確保するという観点から、次の通り補足意見を申し述べます。」として「…人事給与制度は、職員の志気や能力の発揮にかかわるものである…実効性あるものとなるよう、…審議が十分つくされ、その構成かつ適正な運用…職員の勤務意欲の向上と人材の育成に留意しながら、市民の理解と信頼を得ることができる人事行政を実現することを強く期待…」としました。

 そして、「本条例2案は労使間での協議・交渉を経て提出されたものであると認識しているところ、当該協議・交渉の期間がきわめて短期であったことについて、職員団体から指摘が本委員会に寄せられたことを付言・」と結んでいます。

 この条例案に対する、日本共産党の立場は、日本国憲法と地方公務員法によって自治体職員の任免・服務・労働関係など十分その機能をはたしてきた。新たに条例制定の必要はなしというものです。

 しかし、今回あえて当局提案の条例に賛成したのは、大阪府・市に見る大阪維新の会による許しがたい憲法違反の職員条例を堺市に持ち込ませない。

 策動を許してはならないという政治的判断によるものです。

 大阪維新の会は、総務財政委員会において修正案を出してきました。

 主な論点は、幹部職員の登用は「公募による任期付き任用」2点目は人事評価は相対評価[第1区分(S)5%、第2区分(A)20%、第3区分(B)60%、第4区分(C)10%、第5区分(D)5%]です。

 この結果を賃金や分限(懲戒や免職)の根拠とするということです。「命令違反職員への懲戒」も同様です。

  公明党は、この修正案に賛成をしました。

 しかし総務財政委員会は日本共産党をはじめ自民・ソレイユ堺(民主を含む)は、これを否決し、当局案は、賛成多数で可決されました。

 日本共産党石本京子は、市長質問を行い、日本国憲法と地方公務員法の趣旨を認め、現行の公務員制度を守ること。評価は絶対評価によって行い、その目的はあくまで人材育成であること。分限規定については、評価の結果と直接結びつくものではないことを確認しました。さらにこの条例が職員の勤務条件・待遇・身分にかかわることであるにも関わらず、議会上程直前の提示により協議不十分、合意にいたらないままであったことには問題ありと指摘し、今後も健全な労使関係の保持を強く求めました。今大切なことは、市民の命とくらしを守る市政をどう発展・充実させるかであります。職員の働き方は、その実施とけっして無関係ではありません。

 共に働くものとして、誰もが幸せになる堺市を目指しましょう。

 日本共産党は、市民のみなさんとごいっしょに、その実現にむけがんばってまいります。ご支持ご支援よろしくお願いいたします。

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〈子育てを語るつどい〉をもちました

 地域のみなさんと子育てを語る集いをもちました。子育て真っ最中の若いお母さんが、子ども連れで参加されました。

わが子の通う学童保育のびのびルームでは、保護者会がなく、保護者同士の交流がもてない。
 疑問や悩みがあっても話し合う場がないので、保護者会をつくりたい。
無認可の幼稚園に、二人入る。無認可なので親の負担が大変。
友人から、「のびのびルームに入れなかった。」と言う話を聞いた。困っている様子で心配。

 また、学童保育指導員の方もおられ、のびのびルームの施設が狭く、子どもたちがのびのびできない。又「堺っ子クラブ」では、のびのびコース(おやつあり。6時半まで)とすくすくコース(おやつなし。5時まで)があり、利用料の安いすくすくコースに入る人も増えている。しかし、冬場は5時になると暗くなる。小さな1年生や2年生を、お迎えなしで帰らせていいのか心配。などと話してくれました。指導員の給与が23年前から時給800円。やっと最近30円上がったという話も聞きました。

 私は、こどもと直接かかわる学童保育の指導員という仕事は、身分保障や研修の保障で、知識や経験を積むことが必要だと思います。

 また、孫を持つ人(私もその一人)もたくさん参加しました。私たちはその昔、「ポストの数ほど保育所を」と保育所建設運動をしました。はだし保育や、

 保護者会で学習やイベントにとりくんだ思い出を語りました。

 黒田革新府政の下で、仲良しクラブとして始まった学童保育も、「子どもたちに安全で豊かな放課後を」の運動を経て共同学童から、今日の「のびのびルーム」までたどりついたこと。どれだけ署名あつめたことかと、今となっては懐かしい思い出を語りました。

 16区国政対策委員長の岡井つとむさんも、タンポポ学童の保護者会会長の思いでを語りました。

 集いのはじめに子ども子育て新システムに関する日本共産党の田村智子議員の迫力満点の国会質問の様子をDVDでみました。

 「国や自治体が保育行政から手を引いてしまう。そうなれば、待機児があっても自治体はその実数をつかめない。どうなんだ。」

 激しく詰め寄る田村議員に対し、小宮山厚労相は、「ニーズを把握します。適正に対応できます。」をくりかえすだけ。私も熱くなりました。

 フランスの子育て事情の紹介も見ました。0歳〜学校へ入るまで、待機児など全く無し。また保育料も3歳〜5歳までは無料。それ以外は親の負担は半額などうらやましい限りです。安心して働き、安心して子育てをする。

120702_05  それが当たり前になるまで、がんばりましょう。

 百舌鳥本町にある「いたすけ古墳」には、たぬきが住んでいます。
 集いに参加した、孫や長男夫婦と見に行きました。古墳は、たぬきだけでなく、カモや亀、ゴイさぎやあめんぼう、大きな鯉・・まさに自然がいっぱい。
 楽しい散歩でした。

 生きている鳥たちが、生きて飛び回る空を
 あなたに残しておいて、やれるだろうか
 ばーちゃんは……。

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こんにちは石本京子です!

2012年5月

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 待ち望んだ、春もたけなわ…と言いたいところですが、今年は天候不順ですねえ。
 急に寒くなったりしました。しかし、竜巻に襲われることを思えば贅沢は言えません。
 これから先は、平年並みの天気、気温を願います。

「交通事故をなくす運動」堺市推進協議会総会がありました。

 みなさん、今年は大変なことになっています。ここしばらく、交通事故のニュースが続きました。京都の町で車の暴走による死亡事故では、運転者に持病があったということでした。その後亀岡市、千葉県、愛知県、大阪市、仙台市などで、通学途中の児童・生徒・保護者に犠牲者がでています。また、関越道では遠距離バスの事故で7人もの死者を出す事故が起きました。事故の直接の原因を見ると、「発作のある持病を持ちながらの運転」「無免許で夜通し運転後の居眠り」「脱法ハーブの吸引で幻想」「他のことに気をとられて」…など背筋が冷たくなります。また、通学路の不備です。歩道の確保がない道路を多くの車が行きかっている。堺市のあちこちでも見かけます。せめて、子どもたちの通学路ぐらいはしっかりと安全確保がなされなければなりません。そして、なんの落ち度もない被害者とご遺族の悲しみと無念の思いを考えれば、万全の緊急の事故対策が強く求められます。

   又遠距離バスの問題は、道路だけではなく、旅行会社やバス会社の在り方、また運転手の働き方など問題の根は深く広がっています。その背景には、国の「規制緩和」(2000年)によるバス業者の過当競争と無理な運行を押し付ける旅行会社があります。 国土交通省関東運輸局の特別監査によると「ツアー『金沢─浦安』」を発注した旅行会社は、千葉県内の仲介会社に17万円で発注。仲介会社は仲介料1万円を取得し、16万円で県内のバス会社に依頼。都合がつかず15万円で「陸援隊」に依頼したということです。
 規制緩和後、貸切バスの運賃は「届出制」になり地方運輸局の審査は省かれました。
 同局による「公示運賃」の上・下限内であれば、自由に運賃設定が認められます。

 「全国自動車交通労働組合総連合会」(自交総連)が、事故に関して発表した「見解」によると、「東京─金沢」往復を、運輸局公示運賃の下限で試算すると35万6500円となるということです。陸援隊は、公示運賃の半額以下で受注しており、
 「生き残りのために安値をいとわない状態にあった」と指摘しています。
 また、旅行会社との関係では「過当競争状態にある貸切りバス事業者の立場が圧倒的に弱く、公示運賃を大幅に下回る低運賃や無理な運行計画が旅行業者から押し付けられる事例が曼延している。」と強調しています。
 その上で、国土交通省・同観光庁・厚生労働省に次のように、規制の強化を求めています。

120521_02 (1) 届出運賃(公示運賃)違反の是正措置を講じること
(2) 低運賃や無理な運行を押し付ける旅行業者への監督・指導を強化し、罰則規定を創設すること。

 また、この事故で逮捕された容疑者の運転手は、バス4台を所有していますが、バス営業の許可は最低5台の保有と営業用の「緑」ナンバー取得が必要です。観光バスの値段は高価、駐車費用もかさみます。零細業者の容疑者は“火の車”「少しでも仕事がしたい」と切羽つまっていました。そうした中で違法な働き方をしています。
 1つは、「日雇い」です。 固定給ではなく乗務するたびに報酬(例、1日1万円)を受け取るのです。
 2つめは、「名義貸し」です。
 容疑者は、自分のバスを「陸援隊」名義にしてもらいます。陸援隊は「バスが増えた」と運輸局に増車申請をし、容疑者のバスに「緑」ナンバーを取得するのです。
(以上5月16日付け、赤旗記事より)
 私は、このような実態を知って愕然としました。高速道路の防音壁と柵にすきまの改修も必要ですが、こうした「規制緩和」を見直さなければ、事故はなくならないのではないでしょうか。
 政治の在り方が問われます。「規制緩和すれば経済が活性化する」などと言った人は責任を取れと言いたいです。

 堺市の交通死亡事故は、昨年は14件。しかし今年は5月8日現在ですでに10件を数えています。5月9日「交通死亡事故多発警報」が発令されました。
 参考資料として、昨年の交通事故概況をご紹介いたします。

対前年比(△=マイナス)


堺市

発生件数

5,125件

△146人

負傷者数

6,289人

△143人

死者数

14人

△3人


大阪府

発生件数

48,468人

△2,824人

負傷者数

57,508人

△3,961人

死者数

183人

△18人


全国

発生件数

691,937人

△33,836人

負傷者数

854,493人

△41,715人

死者数

4,612人

△251人




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警報発令によって、次のような取り組みが行われます。
(1) 広報啓発活動
  具体的で訴求効果の高い呼びかけを繰り返し行い、広く市民に周知する。
(2) 交通安全教育
  交通安全教育を受ける機会の少なかった高齢者等に、交通安全DVDや
  自転車シミュレーション等各種機材を活用した参加・体験型の交通安全
  教育を実施する。
(3) 交通指導取締り
  交通事故多発路線等における速度超過、信号無視、飲酒運転等の
  交通指導取締りを強化する。

 私は、これら以外に歩道の整備をもっと進めなくてはと思います。
 そして、交通事故には、くれぐれも注意しましょう。自転車愛用者の私も気をつけます。

 5月21日から定例市議会が行われます。議会の正副議長や議事運営委員会野正副委員長また、所属委員会など人事事項がまず決定されます。6月にはご報告いたします。

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こんにちは、石本京子です!

2012年4月

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堺市立健康福祉プラザ開所記念式典及び記念講演会に
出席いたしました

 堺市立健康福祉プラザの真新しい施設の見学をしました。重症心身障害者(児)の入所施設や生活リハビリテーション施設、また市民交流センターや、プールなどスポーツ施設も整っています。スポーツセンターの利用は、有料です。

 大仙公園に隣接しているので、大きな窓から花盛りの桜や、みどりの木々が見えロケーションは満点です。多くの方の利用が期待されます。こうした施設が、各行政区にあって、高齢者や一般市民も共にすごすことができればいいなあと思いました。

記念講演会
『命をはぐくむこと』「がんばらない」けど「あきらめない」
 鎌田 實 氏(諏訪中央病院名誉院長、作家)

 素晴らしい講演でした。ご自身は足の骨折で、車いすでの登場でした。

 「何だったか思い出せないが…いい話だった。」と言うことがないようにとわかりやすく長生きの秘訣も教えていただきました。私の記憶と、メモからその1部をご紹介いたします。
 まず、食べ物では、このようなものです。

 (1) 塩分をとりすぎない(関西は、だしをしっかりとるので、薄味です)
 (2) 繊維とねばねばは体にいい(納豆、オクラ、…)
 (3) アディポネクチンが大切(生姜、ネギ、とうがらし、わさび)

 次ぎは、「絶望を希望に変えること」です。そこですばらしいお話を聞きました。「アハメド君の命のリレー」(鎌田先生作の絵本)国連でも注目され、イスラム語、アラビア語、英語などに訳されています。12歳のパレスチナ人の少年アハメド君は、イスラエル兵に銃で撃たれます。はじめはおなかを、しかし、走って逃げようとすると今度はこめかみを撃たれて脳死状態になり、イスラエルの病院に救急車で搬送されました。そこで、脳死状態のアハメド君は、心臓の臓器提供を求められます。イスラエル人の少女が、臓器提供を待っているということだったのです。アハメド君のお父さんは承諾しました。この話を聞いて、鎌田先生は、このお父さんや、少女に会いに行きました。少女は、はじめは、お父さんに会いたくないと部屋から出てきません。そこで、鎌田先生は少女に日本からのおみやげの「ゆかたと帯」をプレゼントします。そのためかどうかはわかりませんが、少女は部屋から出てきます。アハメド君のお父さんは、「息子の心臓が生きている」と言って少女を抱き締めます。鎌田先生はお父さんに、なぜ臓器提供を承諾したのかと問いました。お父さんは、病気で苦しんでいる「少女のためだ」と答えます。「もし、海でおぼれている人をみたら、助けるだろう。どこの国か問う人はいない。」

 相手の身になって考えれば当然だということだったのです。しかし、鎌田先生も、わが子を殺されてもなおかつこのように考えることができるのだろうかと考えたということでしたが、実は、ご自身の生い立ちに深く関わるもう一つの話がありました。

セロトニンは、幸せホルモン

 (食べ物では、必須アミノ酸トリプトファン…赤身の魚やチーズに含まれる)

120423_02  お父さんに抱かれたかわいい男の子と優しそうなお母さんの写真。先生の育てのご両親です。お父さんは貧乏なタクシー運転手。お母さんは心臓病。自分の生活も大変なのに、親に捨てられた實少年を引き取って自分の子として育ててくださったというのです。「自分のためではなく、誰かのために」これが大切だということです。鎌田先生は、亡くなられたお父さん(岩次郎さん)の仏壇に毎朝お好きだったコーヒーを供えている。お父さんのことは絶対忘れない。と言われました。(当日は、もっと詳しくお聞きし、私は涙…)

99%自分のことでも1%は誰かのために…。

 「なさけないけど、あきらめない」
 チェルノブイリへの調査で、広域汚染地域で強制移転地域でのこと。遠い日本からの訪問に大変よろこんだおばあちゃん。貧しい暮らしの中、先生を食事に招待し、テーブルいっぱいのごちそうを出してくれた。中でも自慢は「キノコスープ」キノコ類の汚染は相当です。しかし、鎌田先生は、喜んでいただいたそうです。「この年になれば放射能汚染はこわくない。ガンになっても20年先…」「自分のことより、このおばあちゃんの心が大切」ということでした。

放射能汚染に負けないよう、抗酸化力の高い食物を

 ベーターカロチン、リコピン食物とは、色の濃い野菜(トマトなど)そして魚と発酵食品(チーズ、ヨーグルトなど)寒天・野菜・キノコ・キャベツ・生姜・ニンニク

 もうひとつ、「放射能汚染と他人のために」のお話です。250人の高齢者が、被災地東北の松島に旅されました。現地では「よく来てくれた」とそれはそれは喜ばれ、高齢者のみなさんも、「家では、お荷物にされるけど、ここでは来ただけで喜ばれた」と満足されたそうです。
 2日目には,「ブドウがり」ブドウ園の人は、「放射能を測定し、これはゼロ。でもこちらは40ベクレルです」と正直に話されたのです。500ベクレルが基準なので、安全ではあります。高齢者の方は「40ベクレルが一番うまい。こんなうまいブドウは、若いものには食べさせられん。わしらがもらう」…なんか、本当にいいお話ではありませんか。

オキシトニン(炎症を抑え、ストレス緩和、生きる力を)

 これは、お母さんが、赤ちゃんにおっぱいを飲ませているときに分泌されるものです。

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絵本「ぼくを抱いて」(作、鎌田實)から

 小さなこどもが、雲など次々と出会うものに「僕をだいて…」と言ってだいてもらいます。最後にお母さんに抱いてもらって、満足するお話なのです。

 鎌田先生は、東北のある保育所でこれを読み聞かせました。途中で「もしかすると、お母さんを亡くした子も…」と気が付き、「先生も小さいときにお母さんがいなくなったんだ…。だから悲しんでいる人がいたら、ギュッとしてあげてね。」と言いました。お話が終わって帰る時、一人の女の子が来て、先生をギュッとしてくれたそうです。うれしいですね。元気になります。
 「相手の身になることが、自分の命を守ってる」納得しました。

 先生は、堺に健康福祉プラザができたことをすばらしいことだと、何度もおっしゃいました。こうした施設をつくること、運営し維持管理することは、国や自治体にしかできない大切な役割です。障害者や高齢者だけでなく、幼い子供たちや貧困など生活に多くの困難を抱えていても安心して生活することができる町、社会の実現が必要です。「住民福祉の向上」日本国憲法25条を生かしてがんばりましょう。

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今年も小学校の入学式に出席いたしました。

 新1年生のかわいらしさはもちろんのことですが、私は、お迎え会の2年生に目を瞠りました。
 並んで入場してきた時点で、会場の集中度が変わります。足をぶらぶらさせてきょろきょろしていた1年生も、「集中!」です。大きな声で「ご入学、おめでとう」のよびかけ。学習や給食などの紹介。中でも剣玉や、なわとびはみごとでした。最後は、校歌を文字通り元気いっぱい大声で歌ってフィナーレでした。私は、圧倒されました。子どもたちの成長ほど、人を元気づけ、励ますものはありませんね。この子どもたち一人一人が自分の可能性を発揮し、幸せに生きることができるよう、頑張らなければ…と心を引き締めました。

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こんにちは、石本京子です!

2012年3月

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 きびしい冬もやっと終わり、暖かい春の兆しが、見えてきました。
 皆様お元気ですか。
 2月は、議会準備に明け暮れてあっという間に逃げ去ってしまいました。
 3月が去ってしまわないうちに議会報告をお届けいたします。

 今度の市議会は、平成24年度の当初予算を決める定例市議会でした。

予算規模は、一般会計では、
    3510億円(前年より81億円、2.4%増)

特別会計(国保、その他)水道事業等を含む全会計では、
    6421億円(前年度より38億円、0.6%減)

となっています。
 「具体の施策では、まず、災害に強い街づくり推進として、
市民生活の安全・安心を第1に考え、学校園施設を中心とした耐震化…」と、「平成24年度当初予算の概要」での竹山市長の報告です。

 私は、2月29日の本会議におきまして、大綱質疑(代表質問)に立ちました。そのうち2つのテーマについてご報告いたします。

来年度(平成24年度)中学校で武道必修化

 来年度より学習指導要領にもとづいて、中学校で武道が必修となります。
43ある市内の中学校のうち29校が、柔道を選択したと聞きました。剣道や長刀・相撲などを選択する学校もあります。
先日来テレビや新聞でも、取り上げられていますが、柔道による学校での事故は多発しています。この28年間で、学校管理下における柔道による18歳以下の死亡事故は、114名ということです。
(全国柔道事故被害者の会のH 23年2月7日の国への要望書から)

授業での指導内容は?(学習指導要領より)

 中学1・2年:保健体育において、武道は必修となっており、技能に関しては
  「技ができる楽しさや喜びを味わい、基本動作や基本となる技ができるようにする」
 中学3年:球技と武道のどちらかを選択する扱い。(堺市では球技)
  「技を高め勝敗を競う楽しさや喜びを味わい、得意技を身につけることができるようにする」ということです。

施設設備は安全か

 全日本柔道連盟の冊子「事故をこうして防ごう〜柔道の安全指導」にはこのように書かれています。
 「柔道場の床にスプリングなどの衝撃吸収装置があり、経たりのない弾力性に富む畳は安全性を確実に高めます。しかしこの条件が備わっていない仮設道場でも、衝撃吸収マットをしくことで、ある程度代替できます。又投げ込み練習の際には、投げ込み用マットを用意するなど、衝撃を可能な限り和らげる工夫を行うことで、危険回避に役立てることが、できる。」
では、堺市の対応はというと、
 「柔道において使用する畳については、体育館の床に敷いた際に移動しにくく、生徒が投げられた時の衝撃を吸収する安全性の高い、」滑り止めつきソフトタイプの畳を整備しております」ということでした。

 学習指導要領の内容は、「技ができる楽しさ喜び…」です。技をかけられた側にも「楽しさや喜び」があるのですか?現実は全く違うと思います。

 「ソフトタイプの畳」は、期待通りの「衝撃吸収」効果を発揮するものなのか。私には、判断の根拠はありません。今後の指導では慎重な見極めが必要です。

なくせ柔道事故(しんぶん赤旗[2011年1月23日]連載記事より)

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 昨年1月、全国柔道事故被害者の会主催のシンポジウムが行われました。
 1983年〜2009年の27年間で、学校での死亡事故110人
(2010年には6人の子どもが死亡しています)
 脳障害などの後遺症を伴う障害事故  261件

練習と言う名の虐待(1月25日付け)

 2009年7月滋賀県愛荘町立中学校1年の村川康嗣君が柔道部の練習中に意識を失い、約1ヶ月後に亡くなりました。事故当日の経過は、技を掛け合う乱取りを上級生相手に50分以上連続、「足元がおかしい」「ふらふらしていた」とすでに脳損傷による意識障害の兆候が出ていた。にもかかわらず、有段者の顧問は「声が出ていない」との理由で乱取りを続けさせた上、受身のむずかしい「大外返し」で投げました。意識を失った村川君の顔を平手で打ち続け覚醒させようとした…と記事に書かれています。こうしたことが日常的に行われていたということです。村川君は、柔道初心者。お母さんは、息子はぜんそくの持病があり、スポーツ未経験者だったことから顧問らに再三、練習内容の配慮を求めていたとのことです。ところが正式入部10日後にふくらはぎの筋断裂。又防塵マスクをつけてランニングをさせていたこともわかりました。
 生徒の心身の健全な成長発達をめざす教育として、あるいはスポーツとしての柔道の根本精神をも損なう実態ではないでしょうか。

頭打たなくても脳損傷(1月26日付け)

 神奈川県立足柄上病院脳神経外科の野地雅人医師は、「脳が速くゆすぶられることで起きる脳の『加速損傷』は、急性硬膜下出血につながる怖いもの(中略)問題は、頭を打たなくても脳が損傷することを現場の指導者の多くが知らないことだ。」と指摘しています。

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被害者の多くは中学・高校生(全日本柔道連盟安全冊子より)

 死亡や後遺症を残す重大事故の被害者の多くは、中学生や高校生です。
特に中学生に集中しています。
 また、柔道経験1年以内が全体の23.6%です。
来年度、中学校で武道必修化となれば、どれだけ手厚い事故対策をしても十分ということはありません。

指導者の体制はどうでしょう

 堺市の体育科の教員で、柔道指導経験者数は、46人ということです。
柔道の安全指導に係る実技研修会は42回実施し、柔道実施の学校は、最低1名以上の保健体育科教員が受講しているということでした。私は、さらに複数で指導に当たることも必要ではないかと質しました。答弁は「支援を要する生徒については平素からその状態に応じた指導を行っており、柔道についても同
様の配慮を行うということでした。

柔道事故の世界の状況

 今や、柔道は日本だけではありません。フランスの柔道人口は日本の3倍。しかし、2005年以降、18歳以下の死亡事故は、ゼロです。「フランスの柔道は優しい。相手に勝つことよりも行儀や礼儀作法を重視し、激しい乱取りはしない…」溝口紀子(元フランス代表チームコーチ・バルセロナ銀メダリスト)
 イギリス、アメリカ、ドイツ、オーストリア等でも18歳以下の死亡者は、ゼロです。正しい知識と練習方法。何より人格尊重と安全第1の徹底でこうした事故は防ぐことができるのです。
 日本でも、全日本柔道連盟は、2013年度から指導者資格制度を取り入れる予定です。

新しい動き(調査ニュース3月号)

 この大綱質疑の後、新しい動きが出ています。
 文科省は、学校の体育授業や運動部活動中の死亡事故などの防止策をとりまとめた方針を表明しました。2012年度から中学校1・2年生の武道必修化を踏まえ、柔道については受身指導の徹底などで安全を確保するよう要請するということです。
 1998年から2009年までの学校スポーツ活動中に発生した死亡事故は470件にも上っています。(ダントツに多いのが柔道です)
半身付随と言った重度の障害が残る事故は120件です。…突然死については、心臓疾患のような既往症があったケースが2割超ということから、
(1) 許容される運動レベルなどの事前確認の徹底
(2) ランニング中のラストスパートの回避
などが出されているということです。
堺市では、
 堺市教育委員会は、武道必修化に関連して柔道の授業では「大外刈り」「大内刈り」など後方に倒れて頭を打つ可能性のある一部の技の使用を禁止する方針をかためた。
 3月までにまとめるガイドラインでは、指導を行う技として「体落とし」や「膝車」「支え釣込足」を例示するということです。


 子どもたちの命と心身の健やかな成長のためにも、安全第1の教育条件、少人数学級の実現を強く求めてまいりましょう。

中学校給食について

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 堺市では、来年度市内43校すべての中学校で、ランチサポート事業を実施します。弁当代金は280円.2事業者に委託しての実施です。
 委託料は7363万1千円。
 そもそもランチサポート事業とはなんでしょうか。
 以前の中学校給食実施についての文科省調査では、全国平均の実施率は、80%以上でした。ところが大阪府は7.7%です。全国最低です。
 大阪府は、かねてよりの方針であった家庭弁当持参の補完支援策として、スクールランチを実施してきました。そして平成21年2月に「大阪府公立中学校スクールランチ等推進協議会」の最終報告をまとめました。
スクールランチ(ランチサポート)事業の定義は、
 衛生管理、栄養価・栄養管理者の関与などにおいて市町村が法上の学校給食にきわめて近い形式で実施することを前提としており、調理・準備方法は、校外調理による配膳方式とし、運営は家庭弁当等との選択制によりおこなうもの」
「当該市町村における中学生の食育の推進や保護者の負担軽減を直接的な目的としていますが、同事業の円滑な実施により、順次施設設備や運営面での体制構築等が整えば法上の学校給食導入を目指すことを最終的な目的とする配食事業」と位置付けています。

 また、実施運営に関して15項目の基準が示されています。そのうちいくつかを選んで、堺のランチサポート事業において満たしているかどうかを聞きました。
実施回数:原則毎週5回、年間180回とされていますが、堺市はこれは未定です。
食費:1食250円〜350円。堺市は280円です。
保存食、検食;保存食は調理場で、検食は各学校に義務付けられています。
 堺市では、保存食は行われていますが、検食はしていません。
方向性:スクールランチは法上の学校給食ではないが、将来的に法上の学校給食をめざす。堺市はこれも定かではありません。
 ならば、ランチサポート事業はこれからも43校すべてで行うのかと聞けば、それも不明です。
 来年度「食に関する調査」を行うとし、その結果によって方向が決まるのかも知れません。
120323_05  堺市が中学校給食実施を行わない理由は、どこにあるかと言えば、平成20年3月に行われた府の調査にこのように答えています。
 「小学校給食の安全対策に全力を注いでいるのが現状です。施設設備に伴う経費給食設備の設置場所指導上の体制づくり等の課題があり、現時点では実施困難であるため。」

 確かに17年前のO157の食中毒事件は、3人のかけがえのない子どもの命が奪われた大変な事件でした。2度と繰り返してはならないことであります。
しかし、だからといって中学校給食をやらないことにはなりません。中学校の給食は、全国で8割。大阪府下でも1割をこえる実施の状況です。
 ランチサポート事業といえども、いったん食中毒が起きれば当然のこととして調理を行った事業所は営業停止。学校管理下における事故・健康被害であり、教育委員会・中学校の責任が問われます。

 かけがえのない中学生の心身の健やかな成長発達のために1日も早い、堺市の中学校給食の実施を求めるものであります。
 市民のみなさん実現に向けて頑張りましょう。


 まもなく桜も開花することでしょう。春を楽しみましょう。

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こんにちは、石本京子です!

2012年1月

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今年もよろしくお願いします。

 昨年は、3月11日の東日本大震災、秋には台風と大変な年でした。
 とりわけ、福島第1原発の事故は、政府は「収束宣言」をしました。誰が納得するのでしょうか。収束するどころか、除染や計測、子どもたちの健康への影響など不安と新たな問題が次々と出てきています。国と東京電力は1日も早く収束に向け、取り組みを進めなければなりません。また、東京電力は被災者への納得のいく賠償・補償を実施すべきです。さらに安全神話のもとで進められてきた日本の原子力政策を改め、自然を利用した、持続可能なエネルギーの開発にむけ政策を根本から改めることが必要です。にもかかわらず、政府が今度の予算案に4200億円もの原発推進予算を計上していることは許せません。 今年こそ市民・国民の命とくらしを大切にする政治を実現しましょう。

12月市議会では、「大阪維新の会」提案の
「教育基本条例案」「堺市職員基本条例案」は、否決されました。

 大阪だけでなく、全国的にも注目されたこの2条例案の否決は、堺市民の良識を全国に示したものであります。
 教育の目的は、人格の完成です。政治に左右されてはなりません。
 子どもたちに確かな学力、豊かな感性や社会性をはぐくむためには、35人学級の実施や、中学校給食実施など教育条件の改善こそが必要です。

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安心して子育てのできる町堺市を実現しましょう。

*保育所を増設し、待機児解消をしなければなりません。
 保育に企業を参入させ、保育を金儲けの手立てにさせるわけにはいきません。
 児童福祉法に則ってすべてのこどもたちが大切に育てられるよう、国と自治体の責任を果たすべきと考えます。

*学童保育(のびのびルーム)も同様です。
 待機児をなくし、1カ月8千円の利用料は引き下げるべきです。

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市民の生活応援施策を充実させましょう。

 国保料のさらなる引き下げと、窓口負担が軽減されるよう国に強く働きかけなければなりません。
 安定した雇用の保障で誰もが安心して生活したいものです。
 若者の雇用の保障は、将来を考えれば喫緊の課題です。「若者の雇用奨励制度」の検討や、仕事づくりにつながる「住宅リフォーム助成制度」「小規模契約希望者登録制度」など積極的なとりくみをすすめましょう。

 豊かな、美しい日本の自然を守らなければなりません。

 私の孫たちは、海が大好きです。アメリカが、きれいな沖縄の海を埋め立てて、軍事基地を作ろうとしている、と話すと「子どもが遊べなくなる!」と憤慨していました。次の世代に基地を残さないという沖縄の方々の思いは私の思いです。使い走り政府は、退場させましょう!

 本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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こんにちは、石本京子です!

2011年12月

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 2011年もあとわずかとなりました。今年は大変な年でした。
 3月11日の大地震・大津波・原発事故。テレビの画面のすさまじさは、これまでの人生観を、大きく変えました。そして私は、政治の果たす役割、日本国憲法で記された国と自治体の責任を思い知りました。大震災から9カ月がたちましたが、震災復興は、なかなか進みません。しかし財源として「復興税」や「消費税増税」は、いやに目につきます。民主党野田政権は、まず国民に負担の押し付けです。「なんで?」の疑問より「やめてよ!」の怒りです。今の困難を「社会の閉塞感」と言うのなら、閉塞感を作り出す元を断つことが必要です。貧困と格差を今日のように拡大してきたのは、自民・公明のそして政治政権交代を言いながら国民の期待を裏切った民主政権です。財界優先、アメリカのいいなりの路線にメスを入れなければなりません。私は、今度の議会でもその点を重視しなければとの思いをもって臨みました。

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「大阪維新の会」提案の
「教育基本条例案」「堺市職員基本条例案」否決!

 第5回の定例市議会が12月15日に閉会となりました。
 大阪維新の会提案の「教育基本条例」都「堺市職員基本条例」は否決されました。堺市の良識を全国に示すことができました。

〈教育基本条例〉

 12月2日の大綱質疑に引き続き、12月8日の文教委員会で質疑が行われました。日本共産党は城議員が質問。司会は、日本共産党の源中副委員長でした。維新の会の不適切な発言に毅然と対処していました。

〈前文〉(条例提案の趣旨が見えます。1部紹介します)
 「堺市における教育行政は、選挙を通じて民意を代表する首長及び議会と、教育委員会と同委員会の管理下に置かれる学校組織(学校教職員を含む)が、法令に従ってともに役割を担い、協力し、補完し合うことによって初めて理想的に実現されうるものである。

 教育行政からあまりに政治が遠ざけられ、教育に民意が十分に反映されてこなかった結果生じた不均衡な役割分担を改善し、政治が適切に教育行政における役割を果たし、民の力が確実に教育行政に及ばなければならない。…」
 「教育の政治的中立性や教育委員会の独立性という概念は、従来、教育行政に政治は一切関与できないかのように認識され、その結果、教員組織都教育行政は聖域扱いされがちであった。
 しかし教育の政治的中立性とは、本来、教育基本法第14条に規定されているとおり、特定の政党を支持し、又はこれn反対するための政治教育を行ってはならないとの趣旨であって、教員組織都教育行政に政治が関与できないすなわち住民が、いっさいの影響力を行使できないということではない。…」

(問題点1)
 「知事や市長は選挙で多数の支持(民意)を獲得したのだから、教育行政にもっと関与すべき」だから、教育の目標は、知事や市長が決める。

 しかし、私の意見は、
(1)選挙の結果がどうであれ、知事や市長はすべての府民・市民のために働かなければならない。
  「民意」というのは現首長の支持者だけではない。
(2)教育の目的は、「人格の完成」教育の理念とは、普遍的なもの。時の政策によって変わるものではない。
  変われば学校現場の教職員とこどもたちに大きな混乱をきたす。(竹山市長も、同様の見解を示されました。)
(3)教育の政治的中立性は、単に支持政党がどうのこうのという問題ではなく、日本国憲法で保障された、
  「思想信条の自由」「学問の自由」に属する問題。
  子どもたちは、真理・真実を知る権利がある。この権利が侵されないよう、「不当な支配に服さない(教育基本法)」のです。

〈基本理念〉
 市における教育行政は、教育基本法第2条に掲げる目標のほか次の各号に掲げる具体的な教育理念に従ったものでなければならない。
 として6項目あげています。特徴的なものとして綱目(6)を紹介します。

(6)グローバル化が進む中、常に世界の動向を注視しつつ,激化する国際競争に迅速的確に対応できる、
  世界標準で競争力の高い人材を育てる。


 しかし、私の意見は
 教育の目的は「人格の完成」決して「人材を育てる」ことではない。「世界標準で競争力の高い」って何ですか!人は企業のための人材ではないのです。
 (維新の会議員は、質問には答えていません)

〈人事評価〉

校長など評価者は、教職員をSからDの5段階で相対評価します。
 D評価を2回取れば分限免職です。

S

5% 

A

20% 

B

60% 

C

10% 

D

5% 


〈その他の主な問題点〉

1、校長は、公募で任期付き採用。
 副校長は、校長の意見を尊重。
 ただし、任用に当たっては教育委員会が指名した外部有識者(産業界・労働界・法曹界・教育界などのおいて卓越した識見を有する者)による面接を実施。その意見を尊重する。

2、学校協議会を設置
 校長は、保護者・教育関係者(当該学校教職員は除く)に委嘱し学校協議会を設置。協議会は校長の求める事項につき協議し、意見交換・提言を行う。
 そのほか次の権限を有する。
(1)学校目標の評価
(2)教科書の推薦に関する協議
(3)校長及び副校長の評価
(4)教員の評価
 協議員が、悪い評価をだせば、校長は協議員を罷免することができるのです。それでも学校協議員は政党な評価ができるのでしょうか。
 外部の方が、学校の実情も子どもたちの実態も正確に把握することもせずにこの権限(教科書の推薦や各種の評価)を行使すれば、さまざまな不都合が生じるのではありませんか。
 現在も、学校協議会があります。これらの権限はありませんが、私は、協議員のひとりですが、特に不都合は感じません。

3、小学校中学校の校区の弾力的運用
 隣の学区への入学も可能ということです。
 特別の事情がある場合ということですが、条例をつくるまでもなく今でも認められているのです。目的は他にあるのでは…。

4、過小校は統廃合
 弾力的運用は実は、学校選択制ではないのでは?

5、学力テストの結果を学校ごとに、HPで公開
 教育委員会は、「子どもの自尊感情を損ない、学校地域に偏見を生じさせる恐れがある」ときっぱり反対。(拍手!)

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〈堺市職員基本条例〉

 12月2日の大綱質疑の後、私が日本共産党を代表して質問に立ちました。
 教育基本条例に対しても、職員基本条例に対しても、提案者は、口ごもるばかりでまともな答弁は一切ありませんでした。
 堺市の人事委員会からも、大阪府の総務部からも、地方自治法、地方公務員法への「違反」や「抵触」そして同意できない旨の「慎重な検討が必要」との指摘が行われています。これについて質問しても「法に違反していない」というだけで、根拠を示すことができないのです。「維新の会」の内実を見た思いがしました。

12月9日の総務財政委員会で質疑が行われました。
 私は主に人事評価を取り上げました。
 まず、この5段階相対評価の基準の具体的な内容とそれにもとづく、割合の根拠を聞きました。

〈答え〉
 割合は、統計学における正常分布。しかし、基準内容は無回答。この人事評価、5段階相対評価の目的は何かとの問いには「現在の人事評価が機能していない」というばかり。
 つまり、評価のための評価かと問いかえすと。
 すると「共産党とは立ち位置が違う」と発言します。
 文教委員会でも同様の発言があったので、私はこの発言は許せないと思ったのです。そこで「考え方の違いがあるのはあたりまえ。だから日本国憲法で、思想信条の自由が保障されている。考え方の違いを理由にすることは認められない」と言いました。これを質問すればよかったのですが、先を急いでしまいました。
 
 次に、JR福知山線の脱線事故を例に出しました。
 この事故の直接の原因は、運転士のブレーキ操作ミスです。しかし、その背景にはとんでもない実態があったのです。
 死亡した経験11カ月の23歳の運転士は、事故現場直前の駅で、乗車位置不良で、1分30秒の遅れを生じました。こうした事故を起こせば「日勤教育」という再教育を受けなければならなかったのです。ところが、この日勤教育の内容は、国土交通省の調査報告にも「日勤教育の業務指示として環境整備(除草、社内清掃など)が行われること等により、再教育の趣旨・目的が対象者に不明瞭…」とあるように見せしめ的、屈辱的なものであったと推察できます。
 乗車位置不良の日勤教育は「13日間」の規定です。
 これを避けたいという思いがあったとしても、この運転士を責めることはできるでしょうか。しかし、この事故は死亡107人、負傷者549人(2005年5月現在)という市場最悪の事故、大惨事となりました。
 原因は、単なるブレーキの操作ミスだけではなく、余裕のないダイヤ、列車スピード表示の誤り、ブレーキの無作動領域などの列車の欠陥。ATS-Pの設定ミス、事故現場は半径が304mの曲線であるにもかかわらず速度照射型のATSを設置しなかったことなどなど、ほかにもあります。
 このような異常な状況を作った原因は、経営幹部のトップダウンの強化です。
 相談役・会長・社長の3首脳がJR西日本の意思決定を壟断(ろう断)し、中枢機関を形骸化し、組織全体にこの3首脳の意思を忠実に進めることを善しとし、それぞれの部署や現場からの意見や疑問すら出せない企業体質・社内風土を醸成させてきたことにあるとされています。

 私は、この条例案こそ、もし実施ということになれば、このような事態を生みだしかねないと思いました。

 市民の皆さんの命とくらしを守る行政サービスは低下してしまいます。職員は「意欲あふれる公務員」とはなれません。

 総務財政委員会では、この条例案に対し反対の討論も行いました。
 「維新の会」を除く全ての会派から、質疑、討論が行われ、賛成2、反対7で否決されました。

一般質問では「堺市の職員の採用」について質問しました。
 堺市では、「若年者就職支援」「新卒者就職支援」が行われています。
 H22年度の実績は、

「若年者就職支援」

就職決定者

1674人

(正社員755人)

1年以上の常勤

1047人

パート・アルバイト

627人



 「新卒者就職支援」は、今年度開始事業で「人材派遣会社に雇用された未就職者28名が、給料を受けながら今後の正規雇用に向けてスキルアップ」ということでした。
 しかし、どちらも雇用は、民間事業所です。私は、堺市が職員として採用すべきと主張しました。堺市の新卒者の雇用実績は

H13年度

36名

H18年度

108名

(政令市になった年)

H23年度

55名



 来年度の採用は、36名です。
 ところが採用試験の申し込み数は、908人です。この人数を見ても若年者のみなさんが、どれほど安定した雇用を希望されているかがわかります。
 堺市は、6000人規模の市内最大の事業所でもあるのです。
 是非採用数を増やすべきと要望しました。

111216_04  さらに、若年者にうつ病やパニック症候群など精神疾患が増えている実態から、こうした若年者の支援施策を求めました。
 また障害をもつ若年者の市職員としての採用も増やすよう要望しました。
 (来年度は1人です)

 先日、ブータンの国王夫妻が来日されました。
 ブータンでは、国民の幸副度(GHP)が、尊重されると聞いています。堺市もそうなればいいと思いませんか。家族そろって、お正月を迎えられるというのは決してぜいたくなことではないと思うのです。

 今年は、春の統一地方選挙をはじめ皆様からはたくさんの、ご支持、ご支援をいただき、ありがとうございました。これからもがんばってまいります。

 来年こそ、いい年になりますように。
 今年同様、来年もよろしくお願いいたします。

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こんにちは石本京子です

2011年10月

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 今年は、昨年とちがって、暑さもしのぎやすいと思っていましたが、昼間は、けっこう蒸し暑いと思いませんか。外出に何を着ていけばいいかと困ります。
 皆様いかがお過ごしでしょう。
 8月9月議会は、9月29日で閉会となりました。しかし、調査特別委員会など10月に入ってからも会議が続いています。

子ども青少年育成会議

 堺市子ども青少年育成会議が、10月4日開催されました。 私は来年6月30日までの期間、会議委員を委嘱されました。

会議メンバーは、

会 長:

大江千佳(大阪弁護士会弁護士)

副会長:

前橋信和(関西学院大学人間福祉学部社会福祉学科教授)

委員は、

堺母子寡婦福祉会会長

堺市PTA協議会評議委員

児童養護施設指導員

堺市民生委員児童委員連合会理事

堺市立中学校校長会会長

堺市こども会育成協議会会長

堺市自治連合協議会副会長

堺市人権教育推進協議会会計

堺市歯科医師会庶務部理事

堺市民間保育園連盟副会長

堺商工会議所女性会副会長

堺市医師会副議長

連合大阪堺地区協議会事務局次長

堺市女性団体協議会副委員長

大阪府警察堺市警察部総務課管理官  

堺市議会議員


以上18名です。


第1回の議事は、
 (1) 堺市子ども青少年育成計画の平成22年度における」進捗状況等について
 (2) 堺市子ども青少年育成計画の平成23年度当における新規事業について


   その他、堺市子どもを虐待からまもる条例についての報告。その後、質疑応答と意見交換がありました。
 私のおこなった質問は、H 23年度堺市子ども青少年育成計画新規事業のうち、

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〈私立幼稚園発達障害児等巡回相談事業〉について

事業概要
 私立幼稚園に在園する発達障害児等にたいする個に応じた指導を支援するため、専門家による巡回相談を行い、園児への指導方法や配慮すべき内容等を教職員に直接指導する機会をもつことにより、障害のある幼児の私立幼稚園の受け入れを図る。

予算額
 255万円。

目標事業量(実施園数)
 H 23年度の実施は9園。H26年度には全園50園。
 そこで、次にようにお聞きしました。

 問1、堺市の私立幼稚園の障害児受け入れは9園だけですか。
 答え、「わかりません」

 「えっ」と思いますが。堺市ではわからないのです。なぜなら、私立幼稚園の管轄は、堺市にはないからです。大阪府教委が指導・監督を行うことになっています。だから、障害児の受け入れが行われているか否かは堺市では把握できないのです。

 問2、では、堺市の就学前教育はどこで、どのように行われているのでしょう。

 答え、

堺市立幼稚園(11園)

1287人(8%)

私立幼稚園(50園)

12654人(56.9%)

公・私立保育園等

2146人(32.1%)

……人数は推計

 驚きました。堺市のこどもは約6割が私立の幼稚園に通っています。しかし、その内容については、堺市では把握できていない実態があるのではないでしょうか。これは、問題があるのではないかと思いませんか。今後も考えていきたいと思います。

児童福祉法第1条

すべて国民は、児童が心身ともに健やかに生まれ、且つ、育成されるよう努めなければならない。

児童福祉法第2条

国及び地方公共団体は、児童の保護者とともに、児童を心身共に健やかに育成する責任を負う。

児童福祉法第3条

前2条に規定するところは、児童の福祉を保障するための原理であり、この原理はすべてに関する法令の施行にあたって、常に尊重されなければならない。


 その後、民間保育園連盟からも、今、保育園に通ってくる幼児の多くに特別の配慮を要する旨のお話がありました。数年前に文科省が、「学習障害や高機能自閉など「軽度発達障害」とみられる児童生徒は、約6%」の見解を出しています。こうした実態をみるならば、保育、教育にかかる諸条件の改善が必要です。
 児童に関する法令の施行にあたって、常に尊重されなければならない。と、あります。是非ここに立ち戻ることが必要だと思います。

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市内観光交流ツアー

 私の居住する地域で、バスツアーがありました。
行程は、

1、ハーベストの丘でお買いもの
  小松菜、ほうれんそう、水菜など新鮮でお買い得!お花もいっぱいありました。
2、桜井神社見学
  ガイドさんは、「簡素な、なんのこともない国宝でしょう。」とおっしゃいましたが、
  なかなか見応えがありました。
3、レストラン“きらら”で昼食
  大きなかまどで炊いたご飯が、絶品です。
4、多治速比亮神社
  豊かな自然の中にたたずむ神社で、普段は見られない中の方まで案内していただきました。
  社の軒にカマキリの彫り物を見つけました。
5、小谷城址見学
  泉北里に息づく堺の昔に、思いを馳せました。
6、すえむら資料館


111025_04  何年か前に遠足のこどもたちを引率して訪れた時とずいぶん印象が変わっていました。資料も整理され見やすくわかりやすくなっていました。なにより、ご案内いただいた森村先生のお話がおもしろくてまた来たいと思いました。雨がぱらつくお天気でしたが、緑がひときわ美しく「紅葉したら、また来よう!」とおバンギャグが飛び交いました。
 近くにいても、案外知らないわが町堺の散策ツアー。ご近所仲間ではまっています。
 市役所の観光コンベンションで、ぜひご相談ください。
 ツアー関係者の皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました。

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こんにちは!石本京子です

2011年8月・9月

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第57回日本母親大会in広島

 7月30・31日の両日広島市で開催されました。全体会には8500人。分科会にも同様の参加。会場内は人、人、人…。階段の上り降りもままならないというありさまでした。記念講演は、湯浅誠さん「貧困なくし人間らしく生きられる社会をつくる」でした。そして、特別参加クミコさんの「INORI〜祈り」「最後の恋」の演奏。それに続く構成劇は非常に感動的でした。福島県からは100名、宮城県からは80人と被災地からもたくさんの参加者がありました。赤旗新聞にも紹介されていましたが、幼い子供を抱いた若いお母さんが、「『福島で、子供を育てていいのだろうか…。夜、横になって考えていると涙がでてくる。』という友達がいる。私もいっしょです。」と、声をつまらせての報告に、会場中がその悲しみと怒りを共有しました。原発さえなければの思いを今こそ力に変えなければならないと思いました。母親行進は、参加者全員ではなかったにもかかわらず、それは大勢でした!平和公園を歩きながら、
  「命をうみだす母親は、命を育て、守ることをのぞみます。」
  「ノーモア広島。ノーモア長崎。ノーモア福島!」
を叫び、この言葉の重みをかみしめました。

 文科会は、「憲法と民主主義」治安維持法の被害者家族の方の参加もありました。お父さんが拘束され、臨月のお母さんが、出産準備を警察に持ち込んで「夫が引っ張られた。お産は女の大役。ここで産む」と座りこまれたそうです。数日後家に帰されたとのことでしたが、驚きました。
 この分科会の助言者は二見伸吾さん。短パンとギターでさっそうとあらわれまして、「安保はジョーカー。憲法はエース!」お話もメリハリがありいっぺんで好きになりました。
 その後の話ですが、堺へ帰るとかねてから準備をしていた「秋の憲法学習」の講師にさっそく二見先生を推薦しました。憲法協同センターの皆さんも賛成してくださり、日程の調整はかなり手間取りましたがご承諾いただけました。

〈秋の憲法学習会(仮)〉

講師:二見伸吾さん(広島県労働者学習協議会)ギター持参される予定です。
日時:11月5日(土)午後2時〜
会場:堺教祖(予定)

 絶対楽しい学習会になると思います。万障お繰り合わせのうえ多数のご出席をお願いいたします。

 日本母親大会には、ほぼ毎年参加をしています。世界に誇る母親運動
 「生命を生みだす母親は、生命を育て、生命を守ることをのぞみます」
すばらしい言葉だと思います。

3月11日の大震災、福島原発の事故。以来子どもたちの生命と未来を守ること、そしてくらしを守ることが、いよいよすべての国民の課題として強く意識されてきたと思うのです。

 日本全国の女性とお母さんの力で、政治を大きく変えようではありませんか。そのエネルギーを体中に浴びて帰ってきました。
 来年は、千葉県だそうです。堺からもみんなで、参加しましょう。

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8月25日開会の定例議会で、
9月1日大綱質疑にたちました。

私の質問の一部を報告いたします。

1、堺市の学校教育について

〈小中一貫教育とは〉

 今、堺市でも、市内21の中学校区で小中一貫教育がすすめられています。とりわけ美原区のさつきの小学校・中学校は、道をへだてて隣接しています。ここに連絡橋を建設し来年4月からは施設一体型の小中一貫校「さつきの学園」として開校が予定されています。
 9年間を見通した教育で、学力向上などを目的としています。小中の交流として交換授業なども行うというものです。すでに、そのために「学力向上推進リーダー」として21の各中学校に1人の教職員の加配も行なってきました。が、実際は幾つかの問題があります。

(1) 小学校1年生と、中学校3年生。9年の違いは大きすぎます。
9年を見通す必要性は否定しないけれど、小学校6年間の教育には、良いところがいっぱいあります。年令の開きが、集団の中に思いやりや、協力、自治・自立の習慣をはぐくみます。また、中学校3年間は思春期という時期を、心身ともに大きく成長し高校進学など社会にむけて挑戦していく力をつくりあげる時です。大切なことは小学校と中学校がもつそれぞれの課題にしっかり取り組むことです。

(2) 今進められている小中一貫教育は、新たな混乱を引き起こしています。
 中学校の先生が小学校へ授業に出かけなければならなくなって、移動時間がかかるため自分のクラスの「帰りの会」に間に合わない。時間割がくめない。また、小学校への「教科担任制」の実施などの中学校教育の小学校への持ち込みがあります。しかし、小学校は学級担任制だから、子どもたちは自分の担任の先生と親密な関係をもち安心して学習し学校生活を送ることができるのです。
 総合的な学習の時間に、英語が取り扱われます。中学校の先生が出張される場合もありますが、こどもたちの発達段階を無視した形の押し付けはすべきではありません。

(3) この小中一貫教育も実は政府が進める「教育改革」の一つでもあります。
 学校選択制と合わせて統廃合などを進めることが実際行われています。戦後すべてのこどもたちに、教育の機会均等を保障するために実施された6・3・3制を崩してはならないのではないでしょうか。
 子どもたちにとって何が大切か考えなければなりません。
 こんどの大綱質疑では、堺市は「学校選択制や教育内容の小学校への前倒しはしない」とはっきり言われました。私はよかったと思っています。
 やるべきは、少人数学級の実現です。国も今年度から小学校1年生から順次35人学級など少人数学級を実施します。堺市は先駆けてやるべきです。せめて。特別支援学級とのダブルカウント廃止による、40人を超える学級の解消はすべきです。

〈堺市独自の学力テスト「学びの診断」〉

 小学校3年生から中学校3年生まですべてのこどもたちに昨年から行われています。しかし、問題作成から、評価、結果分析資料作成まですべて業者丸投げ。問題用紙は著作権保護のためにすべて回収。結果のお知らせも正解率だけです。特徴は文章表現されていますが、これをみてこどもたちは、何をどう改善すればいいのか、何を間違ったのか理解することはできません。教育的な価値は全くないばかりか、結果だけをみて正解率を競わせるだけです。堺市や各学校の傾向を見るだけなら、毎年実施する必要はありません。経費は5300万円です!1億円あれば小学校3年生に38人学級なら実現できるのです。税金は効果的に使うべきではありませんか。テストで追いたてても学力が付くわけはありません。

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〈任期付き小学校校長の公募〉

 任期付きで、教育職の経験のない民間人や行政職の管理職経験者が対象です。  「学校のマネージメント力向上」が目的です。小学校で必要なものは、教育者としての経験や知識ではなく、企業の管理職としてのマネージメント力なのでしょうか。私はとても納得できません。民間など他の分野の方が、アイデアや意見を出されるのはいいとしても、小学校校長として任用となれば全く意味は違ってきます。さて応募者はいらっしゃるのでしょうか。



 今度の議会は平成22年度の決算審議の議会です。
 今年度決算収支の特徴は、普通会計の実質収支は9億7千5百万円の黒字(31年連続)。単年度収支も2億6千2百万円の黒字です。
 しかし、市税においては個人市民税は、前年度に比べ納税額は32億8千8百万円(7.3%)の減額です。企業収益の回復で法人市民税が前年度比で19億5千3百万円(24.7%)の増額です。
 私は企業の収益回復が市民の所得にはなんの影響も、もたらさないものなのかと思いました。

 9月も半ばを過ぎましたが、まだ暑いです。熱中症にどうぞお気をつけください。

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こんにちは!石本京子です

2011年08月

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 台風がすぎ夏も本格的になりました。昼間は30℃を超す猛暑ですが、ひっきりなしにテレビで節電を呼び掛けられるのでちょっと閉口します。
でも、熱中症対策はしておかなければなりません。クーラーも必要、水分補給も必要です。なにかと気になることが多い夏ですが、秋の活動にそなえて、体力と気力を蓄えることも必要ではないでしょうか。



総務財政委員会の行政視察から

 7月19日「大型の台風」を迎え撃つかのように、九州(福岡市、熊本市)に視察にまいりました。
九州新幹線が開通し、町の活性化や経済振興に一段の期待が寄せられているようでした。
「地方分権」や「都市間競争」等自治体の課題に対し、取り組みが強化されています。

<福岡市>
(1)地域情報化施策(デジタルサイネージ福岡実験の結果について)
 総務省の委託(委託料;6800万円)を受け、デジタルサイネージ(電子看板;店舗・駅など人の集まる場所に設置されるデジタルディスプレイ)に
 よる防災や観光などの公共情報の提供とその効果検証について視察しました。
 (事業概要)
 ・名称;デジタルサイネージ福岡実験
 ・実施団体;デジタルサイネージ福岡実験推進協議会
 ・期間;H22年9月17日〜11月16日
 ・予算額;477万5千円(福岡県緊急雇用創出事業臨時特例基金事業補助金)
 ・内容;デジタルサイネージを活用し、設置場所や時間帯などの特性に合わせた即効性のある情報を提供し、
  その効果や今後の展開ほうさくについて検証
 ・その他;協力事業者(NTT西日本、銀行、鉄道会社など20社)

 とくに福岡・釜山をつなぐ定期航路の船舶内での「小型デジタルサイネージパネル」の使用での情報(ショッピング・グルメ等)提供の実施について詳しい説明が行われました。
釜山行きは日本語で、福岡行きにはハングル語で行われるということでした。
取組の所要額は4882万5千円(全額総務省から交付)


次に、実施についての聞き取りアンケートの調査の1部を紹介します。

問、電子看板デジタルサイネージを知っていますか。


 答え:

提出されている内容まで見たことがある

38人

(16%)

知っていたが、特に見たことはなかった

25人

(10%)

内容はわからないが目にしたことはある

130人

(54%)

知らないし見たこともない

47人

(19%)



問、デジタルサイネージを利用しての情報提供をどう思うか。

 答え:

良い試み                

656人

(62.7%)

どちらかといえば良い

209人

(20.0%)

やらない方がよい

55人

(5.3%)

特に良いとは思わない

125人

(12.0%)



問、携帯電話と連携する取組についてはどうか。

 答え:

良い試みだと思う            

502人

(51.2%)

どちらかといえば良い

196人

(20.0%)

やらない方がよい

127人

(13.0%)

特に良いとは思わない

155人

(15.8%)



*肯定的回答について年齢別の特徴があります。

     10代

88.9%

     60代以上

50.3%


 「あってもいいが、なくても困らない。」程度のことなら、そして、より速く確かな情報が必要であるのに、携帯などの機器になじまない60歳以上の高齢者が肯定的でないということであるなら、必要な事業と言えるのでしょうか。総務省(国)はこうした事業に、2か月間で、6800万円もの委託料を出しているということですが、どうも税金の使い方が違うのではないかと思います。観光・グルメ・ショッピングなどの情報提供は、何も国や自治体が行わなくても、民間事業者にお任せでいいのではありませんか。また防災など必要な情報提供というのであれば、「地デジ化対策」などにもっと力を入れるべきと思います。7月24日をもってテレビを見ることができなくなった方が、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

(2)事業仕分け(公開の場における外部評価)
 目的1、成果重視の効果・効率的な行政運営を推進する
   2、個々の事業の具体的内容について、市民への説明責任を果たす
   3、職員の意識改革を喚起する
 事業仕分けの効果による予算は、その事業の当該部局が新たな事業を開発する費用として予算化するということでした。
 「経費節約が目的ではない」と強調されました。


<熊本市>
(1)自治基本条例
 地方分権、市民参画・協働、議会改革などが課題となる昨今です。政令市移行を来年度に控えた熊本市では平成22年4月1日熊本市自治基本条例)
 「熊本市をみんなで築いていくためのルール」が施行されました。
 条例の構成をご紹介します。
 (前文)
 「熊本市は、清らかな地下水に恵まれ、熊本城に代表される歴史遺産や様々な文化が息づく、快適な都市機能と
 豊かな自然が調和しているまちです。…」

 第1章  総則
 目的、定義、自治の基本理念、自治運営の基本原則

 第2章  市民・市議会・行政の役割
 市民の権利、市民の責務、市議会の役割、市議会議員の責務、市長の責務、市長等の役割、市の職員の責務

 第3章  市政の原則と制度
 市政の基本原則、総合的かつ計画的な市政、効率的かつ効果的な市政、組織体制、総合的な行政サービス、人事体制、公益通報制度、
 審議会等、行政手続、意見等の取扱い、説明責任、公的オンブズマン、危機管理市政の基本原則、総合的かつ計画的な市政、
 効率的かつ効果的な市政、組織体制
 総合的な行政サービス、人事体制、公益通報制度、審議会等、行政手続、意見等の取扱い、説明責任、公的オンブズマン、危機管理

 第4章  情報共有・参画・協働
 情報共有の原則、個人情報保護、参画の原則、青少年・子どもの参画、協働の原則、市民参画・協働のためのしくみ、
 参画と協働によるまちづくり条例

 第5章  コミュニティ活動
 地域コミュニティ活動、市民公益活動

img02  第6章  住民投票
 住民投票、住民投票の請求及び発議

 第7章  国・他自治体との連携
 国・他の地方公共団体等との連携

 第8章  自治推進委員会等
 自治推進委員会、最高規範性、条例の見直し

 これからの議会の在り方、行政の役割、最高規範性などについて質問が出されました。が、私は日本国憲法にある平和・国民主権・基本的人権の尊重そして地方自治等の原則にこそ今、立ち戻るべきとの感をもちました。
 熊本市は豊かな自然と、豊かな農・水産物を有しています。企業誘致にはしるのではなく熊本市の特徴を大いに生かすことが大切ではないか。と思いました。熊本市では、「わくわく都市」あるいは「熊本シティブランド戦略プラン」などさまざまに取り組まれています。日本全国にいえることですが、その持ち味、地域の特性を生かし、のんびり豊かに暮らせないものかとつくづく思います。


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憲法いかし、平和で豊かな日本の社会をつくりましょう

 7月10日、堺駅南側の橋上で、堺大空襲犠牲者追悼慰霊祭がおこなわれました。
一晩に1800人余りの方が命をなくされ、それを上回る方々が負傷された堺大空襲です。2年前には、この慰霊祭で藤田スミさんが、ご自身の体験を語られたことを思い出します。
スミさんの平和への強い思いは、この空襲とお父様の戦死という体験が根底にあったのではないかと今さらながらに思います。最後まで平和への思いを貫かれたスミさんのご冥福を祈らずにはおれませんでした。
 私は、オープニングで「きいてください」「コスモス」の2曲を歌わせていただきました。

 7月22日堺市民会館で、「ILOVE9条」合唱とトークの集いがもたれました。
今回は、憲法9条とあわせて第25条(健康で文化的な最低生活・・)へも注目しました。
池辺晋一郎さんを迎え、1000人を大きく上回る参加者で大成功をおさめました。
私も、合唱で参加いたしました。堺の誇る歌人与謝野晶子の「君死にたもうことなかれ(作曲石若雅也)」をはじめ全12曲を歌いました。
 12曲目は、池辺さん編曲の「平和の太陽」でした。広島でおこなわれた「平和の音楽祭」で世界から寄せられた平和の歌のひとつだと池辺さんの紹介がありました。おおらかで、楽しく元気の出る歌でした。池辺さんのお人柄そのものの歌です。

   ラララ・・
   平和の太陽  ふるさとに
   光を日々あふれさせ
   天地てらし
   平和を築く  この砦
   ぼくたちの世界  明るい世界
   私たちの未来  うつくしい未来
   世界をつつむ  新しい世界
   平和の砦  太陽よ

平和であればこそ! 命どゥ宝! 青い空は、青いままで、子どもらに伝えたい!
東日本大震災救援復興と原発からの撤退を!

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こんにちは!石本京子です

2011年06月

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 毎日うっとおしい日が続きます。梅雨ですね。 我が家の紫陽花は、たくさん咲きました。
うすむらさきやブルーがそれはきれいです。
そしてあまがえるの「けっけけえ」という声がします。
部屋干しの洗濯物がうっとおしくはあるけれど、なんとなく心が和みます。かわらぬ季節のめぐりを感じるからでしょうか。

6月議会から

 6月議会も23日で閉会しました。今度の議会は、3月11日の未曾有の大震災から、堺市の防災や救援・復興支援などが話題の中心となりました。私も、子どもたちが1日の大半をすごす小学校中学校の校舎の耐震強化を1日も早くすべきと思います。わが党は、耐震化計画の前だおしを質しました。答弁は、「検討いたします。」でした。

 宮城県の河北町の大川小学校では児童108人のうち67人が亡くなり、7人が不明です。教職員は、13人のうち9人が亡くなり、1人が不明です。最悪の学校災害ではないかと思います。亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。

 学校が、子どもたちの安全・安心の学びの場であり、いざというときには地域住民の避難場所となるようにしなければなりません。また、私自身、何度も行ってきた避難訓練や防災教育の大切さをあらためて感じています。

総務財政委員会所属となりました。

 はじめての質問は、市長質問。時間は往復30分です。市職員の健康問題・勤務実態をテーマとしました。

 この5年間長期の病気休職者は、710人にのぼります。
メンタル疾患が311人で、44%にもなるのです。
現職死亡は、51人もいらっしゃいます。
286件も、公務内災害の認定を受けています。

 さらに、60歳の定年退職を待たずに、退職された方は、昨年だけで97人いらっしゃるのです。50歳代が41人で42%。20歳30歳代があわせて、42人で44%です。

堺市の職員の働く実態をどのように思われますか。?

 私は、4年前に議員になって以来、目にする訃報にたびたび現職の方がいらっしゃること、夜遅くまで市庁舎の明かりがついていることが気にかかっていました。

 そこで、市の対策や安全衛生委員会の状況を聞きました。
次のような資料を提示しました。

(1) 360時間超過勤務の職員数は激増です。
 H17年:445人
 H18年:319人
 H19年:380人
 H20年:413人
 H21年:475人


(2) 雇用形態別職員数。3分の1は非正規職員です。
 正規職員68%
 非正規32%(短期臨時職員、非常勤職員、再雇用職員、再任用職員、任期付短時間職員


(3) 正規職員と非正規職員の対前年増減数
 2000年は、非正規職員は、40人増でしたが、昨年は318人増です。
      そして、正規職員は、28人減でしたが、昨年は256人も減っています。

(4) 政令指定都市の職員数比較(1万人あたり人数)はこのようになっています。

 多いほうから

1位:

大阪市

38,979人

(146.4人)

2位:

横浜市

27,200人

(74.1人)

3位:

名古屋市

26,084人

(115.8人)

4位:

神戸市

16,069人

(104.6人)

5位:

京都市

15,203人

(104.0人)

6位:

札幌市

14,373人

(75.5人)

7位:

川崎市

13,678人

(96.7人)

8位:

広島市

11,670人

(99.8人)

9位:

福岡市

9,653人

(66.4人)

10位:

仙台市

9,446人

(91.5人)

11位:

さいたま市

9,006人

(73.4人)

12位:

北九州市

8,747人

(89.3人)

13位:

新潟市

7,573人

(93.5人)

14位:

千葉市

7,375人

(77.0人)

15位:

堺市

6,409人

(76.4人)

16位:

静岡市

6,389人

(89.2人)

17位:

岡山市

5,873人

(83.4人)

18位:

浜松市

5,813人

(71.9人)

19位:

相模原市

4,513人

(63.3人)



 実は、堺市の職員数には約900人の消防局の職員が含まれています。
これを除くと5509人で18位の浜松市の下となります。もちろん市民1万人あたりの職員数も、65.6人となり、18位です。皆さん堺市の職員はけっして多くはないのです。

 人手不足が生じ、残業も多くなる。健康を損なう人も多いのだと思います。ただ、堺市も何も対策していないわけではありません。定期健診をはじめ、月100時間以上の時間外勤務があった場合は、呼び出して医師の面談を受けさせるなどしています。

 労働安全衛生法は、労働者の健康と安全を守る事業者の責任を規定したものです。

 そこで私は、労働安全衛生法にもとづく労働安全衛生委員会の状況、つまり労安体制について聞きました。

 堺市の中央安全衛生委員会の構成は、30人(人事部労務課15人、労働者側15人)
「専門部を含め、年5回開催し、メンタル事業や長時間勤務労働の面接指導等の状況や安全衛生関係の規定改正等について議論…」とお答えいただきました。

 しかし、残念ながら労安体制は十分だとは言えません。まず、安全衛生委員会は「毎月1回以上開かなければならない。」と第23条には書かれているのです。これこそが問題となる実態です。忙しくて会議を開くことができないのです。ここにまずメスをいれていただきたい。職員の健康なくして市政は成り立ちません。市民サービスが行き届くはずがないのです。私はこのような病気休職者それもメンタル疾患が多発、現職死亡や途中退職が横行する実態をしっかり受け止め、改善に努めなければいけないとの思いを強くしました。20代、30代の途中退職は、その理由は様々だとは思います。しかし、この就職難の時代にもっとも安定した職をなげだすのは、やはりよっぽどのことと見なければならないのではないでしょうか。次の機会には医療で働く労働者の実態を取り上げたいと思います。

最後に
人口1千人あたりの国際比較のグラフです。
イギリス:87.9人
フランス:83.8人
アメリカ:73.9人
日  本:42.2人
(イギリス、フランスの半分です!)

OECD23カ国の中で日本の公的部門の人件費(対GDP比)も23カ国平均は10.4%ですが、日本は6.2%とこれまた最低です。

 そのあと市長のご見解をききました。
 市長は「欧米の公務員は、私も調査したことがある。すべて40時間勤務ではない。…」
私は、「欧米では同一労働同一賃金の原則が守られています。…」と反論しました。
欧米では、だから直接雇用が当り前。派遣料がかかるとコスト高になるからです。
まだまだ言いたいことはありましたが、規定の時間をすっかりオーバーしてしまっていたので、用意した質問も1つとばしてしまいました!堺市の職員の待遇問題はまだまだ問題有りとの感を強くしました。また次の機会にむけて勉強いたします。

東日本大震災100ヵ日法要にまいりました

 6月18日には、市内のお寺で、大震災で犠牲となった方々の100日法要が営まれました。勤行につづき会場では現地でのボランティア活動の様子も報告されました。
亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると同時に、被災された方々が1日も早く笑顔と元気をとりもどしていただくことを願わずにはおれませんでした。

 復興支援は、被災された方々の生活復興が土台です。日本国憲法(第25条)にもとづいて国の責任としてやるべきです。
福島第1原発問題は日を追うごとに、深刻な問題となっています。地震や津波は自然災害です。しかし、福島原発の事故は、人災です。世界中が、日本政府と東京電力の対応や姿勢にあきれているのではないでしょうか。どこまで被害が広がるのか見当もつきません。
今、国の内外で原発からの脱却を目指す運動が高まっています。幼い子供をもつお母さん、お父さんが立ち上がっています。

 危険な原発はもうごめんです。この思いを広げていきましょう。

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「ことばの力」〜子どもたちの心を読み解くために〜

 第31回子どもと教育を守る市民大集会に参加しました。記念講演は、作家の重松清さん。

 オープニングは、のびのびルームの子どもたちのみかぐら(民舞)と歌「雨にもまけず」はすばらしかったです。体操服にはだしのこどもたちは、とてもりりしく、扇さばきのあざやかだったこと!宮沢賢治の「雨にもまけず」の詩の言葉は、東北の方々への励ましとして心にしみました。
もうひとつのだしものは、中学校音楽部の演奏でした。「皆さんの前で演奏することを楽しみにしてきた…」とのあいさつが、なぜかとてもうれしく思いました。「ありがとう」「あんぱんマンのマーチ」など、素敵な演奏でした。ありがとうございました。

 

重松さんのお話しから…

 八丈島からさらに離れた人口100数十人の小さな島のお話。移動手段は、ヘリコプター。島に小学校と中学校はあるけれど高校はない。子供たちと毎日一緒に生活できるのは中学校卒業するまで。だから、みんなで一生懸命子どもたちをかわいがって育てる。
 かわいがりすぎるくらいだそうです。
 高校進学が決まって島を離れる日は、ヘリコプターが何度も旋回して島中の人が手を振って別れを告げる。でも「さよなら」とは言いません。「思うわよ〜。」と言うのです。離れていても、いつもあなたのことを思ってるよということなのです。

 その翌日、私はある支部の入党歓迎会に出席しました。入党された方が、挨拶の終わりに「ご安全に」と言われたのです。言った後で、40年あまり務めていた鉄鋼関係の会社では、危険な仕事が多々ある中、挨拶は、朝でも夜でも誰でも「ご安全に」なのだそうです。

 「思うわよ〜」と「ご安全に」どちらもあたたかい「言葉の力」を感じました。

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こんにちは!石本京子です

2011年05月

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 5月10日に初議員会が開催されました。その後、議運予定者会がもたれ、議場の座席の位置や、正・副議長の選出など、初議会の準備が行われます。議員は、全員待機です。

 私も、毎日登庁し、市議団の会議や打ち合わせを行います。また、一方では市民の方からさまざまな相談が寄せられ、その対応もしています。 2期目となった議員活動の始動です。

堺市議会会派決定

日本共産党   8人(前会期と変わらず)
大阪維新の会 13人
公明党    12人
ソレイユ堺  10人
自由民主党   7人
無会派     2人   計52人


5月20日 本会議

 市長あいさつの後、次のような案件がありました。
 正・副議長選挙(指名推薦)
 議 長:馬場伸幸(維新の会)
 副議長:小西一美(公明党)

 議事運営委員選任
 議運人数は,会派の人数により決まります。
 10人以上は      3人
 9人未満6人以上は   2人
 5人以下3人以上は   1人
 無所属すべての代表  1人


 今回は14人で議事運営委員会を構成します
 その他、議席の指定もありました。日本共産党の席は全く変わらずです。


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橋下知事(維新の会)が成立をめざす
「君が代斉唱時の教員の起立義務化条例案」とはなんでしょう?

 そもそも、学習指導要領における「君が代斉唱」の扱いの歴史的経過を知事はご存じでしょうか。

 現在は国旗国歌法(1999年成立)によって、「君が代」は「国歌」と規定されていますが、以前はそうではありませんでした。

 日本国憲法の3原則ってご存じですか。この原則がしっかり守られていなければ、民主主義国家どころか、近代国家として世界に通用しないと思いますよ。

1、平和
2、主権在民
3、基本的人権の尊重

 まず、「君が代」斉唱時に立つか立たないかは、職務命令や条例で、強制されるものかどうかです。

 知事は、「違反者は実名公表も」と権力をふりかざし、力でねじ伏せる、脅しをかけてでも立たせたいと考えているようです。

 大阪市の平松市長は「国歌を起立して斉唱するのは当たり前のこと」「大阪市ではすべての学校で実施できている。条例を作る必要はない」

 堺市の竹山市長は「条例で規制するのは最少にすべき」「国旗国歌への敬意は当然のこと」 「堺市では国家斉唱中にすわっているような教員はいない」(H23年5月19日毎日) とこのようにのべていらっしゃいます。

教育基本法第10条(教育行政)(1947年)
教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負って
行われるべきものである
2、教育行政はこの自覚のもとに、教育の目的を遂行するに必要な諸条件の
整備確立を目標として行わなければならない。


 橋下知事は、かつて日本の政府が犯したあやまちを2度と繰り返さないために日本国憲法や、教育基本法が作られたという、日本の歴史を再度学習し、民主主義とはいかにあるべきかの認識をしっかり持つべきです。

 学校教育の果たす役割は、こどもたち一人一人の人格の完成です。自分の頭で考え、行動できる人間を育てることにあるのです。

 命令に無条件に従う従順な国民を育成するところではありません。

 橋下知事は19日未明の自身のツイッターには「これが民主主義だ。大阪維新の会は大阪都構想を実現するために、1年半かけてカネも労力もかけて選挙を戦った。そして一定の民意を得て、今物事を進めようとしている」と書き込んだ(H23年5月19日産経夕刊)そうです。

 私は、「大阪都構想」についてどこまで府民の理解が得られたと思っていらっしゃるのかお聞きしたい。堺市議会でも「維新の会」代表の議員が「説明」をされました。しかし、内容は図を示されて堺市が3つの行政区に分けられ、大阪都の1部を構成するというだけのように思いました。財政や施策の方向。また現在の仕組みの問題点や大阪都になれば何がどう変わるのかなど具体的なものは、いっさい不明としか言いようがありません。

img01  なぜ「一定の理解が得られた」などと言えるのでしょうか。違うと思います。

 また、府議会で過半数の議席を獲得した。だから問答無用でやりたい放題というようなやり方はけっして許されるものではありません。

 知事は選挙の時「こどもの笑顔」とおっしゃったのではありませんか。子どもが笑顔になるためには、お父さん、お母さんの安定した雇用の保障。安心の家庭生活が営めなくてはなりません。子どもが大切にされる学校教育のためには教育条件の改善が必要です。府民のために何をなすべきか。よくよく考えていただきたいと思います。

 また、「公務員の身分保障があまりに強烈すぎて、組織の体をなしていない…」とのことですが、それは違います。府民のために働く職員を大切にすることは、大阪府の未来のためにも大切なことです。さらに今、非正規や有期雇用が働く人の3分の1です。ここを改善しなければ貧困と格差はなくなりません。すべての府民の幸せを願うなら働く人の身分保障や労働条件の改善をこそ考えるべきです。

 大阪府政にしても堺市政にしても主人公は府民や市民であること。2期目を迎え、私はこれをしっかり守りたいと思います。

 来月は、6月議会の様子をご報告いたします。  季節は一気に夏もよう。
 我が家の、庭の紫陽花も、つぼみをたくさんつけました。

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こんにちは!石本京子です

2011年04月

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2度目の当選が果たせました。

 今度の選挙は、意義深い選挙であったと思います。

 3月11日に、突如起きた巨大地震と大津波。3万人を超える人の命を奪い、家も財産も、人々のくらしを根こそぎ押し流していきました。見渡す限りのがれきの山と化した地を、波にのまれていった親しき人々、愛する家族を住民の方々はどんな思いで見たことでしょう。

 少しでも高い所へと必死で逃げのびた小学校の子どもたちや先生、高齢者施設の入所者の救助に力を尽くした職員の方々、役所の屋上で波をかぶり鉄枠にひっかかって九死に一生を得た等々壮絶な生死を分ける戦いがくり広げられたことです。

 私は、テレビの映像や新聞記事をみるにつけ、犠牲者の方々に哀悼の意を表すとともに、被災された方々に心からのお見舞いを申し上げます。

問われるべきは政治の責任!救援と復興に全力を!

 しかし、私は、あらためて政治に求められる責任を思い知りました。
 人の命を守り、日々の暮らしを守ることの重さを感じました。

 私達は、駅で地域で救援募金を訴えました。たくさんの方々がご協力くださいました。日本共産党に全国から寄せられた募金は、4億円を超えました。日本共産党は、すでに東北各県と各市町村に義援金としてお届をしています。

 救援と復興にこれからも全力で取り組まなければなりません。

原子力とは、かくも恐ろしきもの!

 福島県の第1原子力発電所の事故は、ついにレベル7です。チェルノブイリに匹敵する災害となりました。半径30キロ圏内では、住民の方々が避難されています。今まで、よくもよくもこんな危険と隣り合わせで暮らしていたことかと背筋を冷たくしています。「安全神話」は音を立てて崩れ落ちました。

 自然の災害は、人の力をはるかに超えるものです。被害を少なくすることはできてもなくすことはできません。しかし原発事故はちがいます。今度の地震と津波が「想定外」などという言い訳は成り立ちません。

 2006年の国会で日本共産党の吉井英勝議員が、地震大国である日本の原発の危険性を指摘しています。地震と津波で海水による冷却ができなくなり、温度が上がって、水蒸気爆発や水素爆発、炉心溶融の危険性をしっかり質しています。それに対する政府の答弁は「何重にも装置が施してある」「だから安全」というものでした。たとえ何重にも装置があろうと、電源が一気になくなればどうにもなりません。ディーゼル自家発電用燃料タンクは、もっとも海岸よりに設置されており、津波後は跡形もないそうです。知らないことほど恐ろしいことはありません。

 東京電力は、どう責任を取るつもりなのでしょう。原発をすすめてきた歴代政府は、どう責任をとるつもりかと満身の怒りをこめて告発します。

子どもたちの未来のためにがんばりましょう。

 私は、次代に生きる子どもたちに、安心安全の町を日本の国を残してやれるのかと心底心配です。が、なんとしても頑張らなければなりません。
 安心・安全のまちづくり。命とくらしを守る施策充実に全力でがんばります。

ブームに負けない!

 今度の選挙結果について私は、驚いています。なぜ「大阪維新の会」というだけであんな大量得票となったのでしょう。誰か教えてください。
 「何かやってくれる」という期待と橋下知事の等身大の写真の効果でしょうか。一時のブームといえばそれまでですが……。「小泉旋風」を忘れてはいけない!

 私に、二期目の議席を与えてくださった多くの市民の皆さん。ご期待にこたえ、誰もが安心して安全に生活できる町、子育てができる町にするためがんばります。そして年をとっても医療や介護をしっかり受け、長生きしてよかったと言える町を実現するため頑張ります。どうぞいっそうのご支持ご支援よろしくお願いいたします。

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こんにちは!石本京子です

2011年4月号

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 私の部屋は、2月は、閉じたままになってしまいました。失礼いたしました。

 窓をあけたらもう春ですね。しかし、この冬の寒さは尋常ではありませんでした。
 そして、NZの大地震です。何が起こるかわからない。お亡くなりになった方々のご冥福をお祈りいたします。そして、まだ不明となっている方々が1日も早くその安否が判明し、ご家族のもとにお帰りになることを願います。被災された方々の心身の傷が癒えますこともあわせてお祈りいたします。












さて2月3月の議会報告をいたします。

 2月22日 本会議におきまして日本共産党を代表して大綱質疑を行いました。テーマは

1、堺市の学校教育について

 ・マイスタディ事業について
 放課後や長期休業中に、小学校3年生から中学校3年生を対象に行われる補修授業です。指導者は、大学生や地域のボランティアです。来年度は45校のい拡大されます。予算は、約5000万円。
 「勉強がわからない」という児童生徒が多く存在するこの実態を見れば必要な施策であるかもしれません。しかし、私は、「勉強がわからない」という児童生徒をつくらない施策こそやるべきだと思うのです。堺市全市では137校の小中学校があります。もし全市でこの事業をやれば1億5千万円。参加する児童生徒は、すべてではありません。1億5千万円あれば、小学校3年生の35人学級ができるのです。私は補修を行うより、小学校3年生の少人数学級を全市で、行うべきと思います。

・中学校の学校給食について
 全国では81%の実施ですが大阪府は7.7%堺市はゼロです。私は、学校給食の教育的効果についてお聞きしました。当局のお答は「義務教育諸学校の学校給食については、心身の健全な発達に資するものであり、食に関する正しい理解と適切な判断力を養う上で、重要な役割をはたすものと学校給食法には謳われております。・・・本市においても教育的効果を認識しているところでございます。」
が、・・・というお答でした。このような認識に立っていただけるのならば、私は大いに結構だと思います。市民の皆さん、育ちざかり、食べざかりの中学生にひもじい思いをさせることのないよう、是非とも実現に向けて力を合わせようではありませんか。

2、児童虐待について

 児童虐待をなくすための「こども相談書」などの体制拡充が求められています。しかし、現実は「児童虐待担当者は5人。平均年齢32歳。平均経験年数約2年。」です。そして時間外勤務は平均484時間、月平均約40時間」です!
 受け持ちのケースは、ひとり約100件です。ヨーロッパに比べると、5〜6倍です。
 また、保育所の待機児も昨年と比べて大幅にふえて堺市では「2000人を超える」と新聞報道されています。また、保育士も半数以上が非正規のアルバイトや期限付きというありさまです。これは堺市だけでなく、やはり国の政治の問題です。そして、児童虐待をなくすために必要なことは貧困をなくすことです。お父さんお母さんに、安定した雇用の保障と社会保障の充実です。安心して子育てのできる社会実現の政治を目指しましょう。

3、不育症について

 妊娠しても流産を繰り返す「不育症」の治療へ助成と、「不育症」についての啓発を求めました。子どもが、ほしくても生まれない女性の心身の負担は、測り知れません。
 子どもを生み育てることは、大切なことです。社会全体のとりくみが必要です。
 岡山県真庭市では、全国に先駆けて助成が行われています。堺市でも、国でも行うべきだと思います。




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 3月2日は文教委員会が開催されました。簡単にご紹介いたします。私は、まず文教委員会の一般質問で、

1、堺市の小・中・支援学校における講師比率について

 全国的に、講師つまり非正規雇用の先生が増えています。正規の先生は10年前とくらべ4927人減っています。一方常勤・非常勤の講師は、2万182人増えているのです。これはあの小泉内閣が行った「3位1体改革」、行財政改革の結果です。
 堺市では、414人の講師の先生がいます。一方今年の新規採用は、268人。ほんらい定数として確保すべき教員を講師で補うため、出産や病気の代替講師が不足しています。
 私の友人である講氏の先生、堺市でもらった辞令が127枚に達するということです。30年以上講師として堺の教育に従事してこられました。この方の正規教職員との賃金格差だけでも相当なものです。非常勤・臨時は本来の在り方にとどめ、法に定められた定数は正規の教職員採用をおこなうべきです。

2、学校図書館推進事業について

  陳情では、第20号の中から

3、少人数学級の前倒し実施

 小学校3年生の35人学級を堺市独自での実施
 40人を超える学級の解消について

4、のびのびルーム事業に関連の陳情第21から25号に関連して要望

 月8000円プラス2000円の利用料の引き下げや過密ルームの解消など出されていました。私は、留守家庭児童の放課後対策としてのびのびルーム事業が堺市の施策として行われていることの意義をあらためて確認したいと思いました。



予算分科会


5、国旗の常時掲揚について

 これは、「市民の方々に親しみを持っていただき、理解を深めるため」ということです。しかし、学習指導要領の国旗の扱いには「常時掲揚」の記述文言が一切ないことが確認されました。

6、ランチサポート事業について

 来年度は、21の中学校に拡大実施されます。(今年度は7〜6校)競争入札で詳細が決まるということです。  私は、中学生の昼食の実態調査を行い、補完・支援ではなく、学校給食実施にむけて検討すべきと考えます。

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 あっという間の4年間でした。私は4年間文教委員会に所属し、堺市の学校教育の充実のためとりくんでまいりました。来年度もひきつづいて働きたいと思っています。 どうぞよろしくお願いいたします。

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こんにちは!石本京子です

2011年01月号

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 猛暑の夏とは打って変わり、年があらたまってから寒い日が続いています。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 今年は一斉地方選挙の年です。
 安心・安全の町づくり、子育てのできる町をめざしてがんばります。
 昨年は、堺東駅前再開発事業など、無駄な公共事業の見直しが進みました。市民会館を再開発ビルに組み込む計画は、数百億円もの巨額な税金が注がれるものでした。
木原市政の下、自・公・民などオール与党が進めてきたものです。日本共産党市議団は、当初からこの計画に反対の立場で臨んできました。市民の皆さんとごいっしょにがんばった成果です。無駄な開発事業より市民のくらし応援・子育て応援施策を充実です。


南海高野線三国ケ丘駅エレベーター設置工事開始!

工 事 名:高野線三国ケ丘駅バリアフリー化設備整備工事
工事内容:エレベーター2基設置、多目的トイレ設置上りホーム階段設置、その他
工事期間:平成23年1月下旬〜平成24年3月末

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南海高野線 三国ヶ丘駅 エレベータ等設置工事完成図


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ワクチン接種全額公費負担実現!

 昨年の12月議会で、全額公費助成が決まりました。

子宮頸がん予防ワクチン:中学1年生から高校1年生まで。
            (新たな対象者には2月上旬案内送付予定)
ヒブワクチン・小児肺炎球菌ワクチン:2か月〜4歳

 本当によかった。「すべての子どもたちよ健やかに」の私たちの願いがかないました。

「高すぎて払えない国保料」がついに値下げ!

 今年1月14日堺市国民健康保険運営協議会が開催されました。 当日提出された、「平成23年度堺市国民健康保険事業計画骨子(案)」の(事業運営の基本方針)に、このような文章がありました。

 「…引き続き、重点課題である保険料収納率の向上や医療費の適正化に努めるとともに、市民全体の理解が得られる合理的な理由に基づき、一般会計からの国保特別会計への繰入金額を増額するなど、平成23年度においても更なる国民健康保険制度の安定的な運営に向け、取り組みをしてまいります。…」

 なぜ、堺市の保険料が他の政令市に比べ高いか、その理由はもちろん国の補助が大きく後退(2分の1から、4分の1へ)していることがあるのですが、堺市では、他市で行われてきた一般会計からの繰入が全くないことにありました。

 今回こうした認識が示されただけでも大きな前進かなと思うのですが…。思い起こせば4年前、8万人もの市民の皆さんの署名が添えられた請願署名。日本共産党の岡井つとむ議員(当時)が紹介議員として答弁に立ちました。自・公・民など他会派は一斉地方選挙を前にして、あえて賛否の態度を表明せず結論は、選挙後に持ち越されました。選挙が終わって開かれた「健康福祉委員会」の結果は事実上の「否決」となったのです。しかし、「高すぎて払えない国保料の引き下げ」は多くの市民の皆さんの関心を高め、その後の運動へと広がっていきました。その後も市民の皆さんから再度請願が出されました。しかし自・公・民などオール与党会派に反対されてきたのです。国民健康保険制度は社会保障の制度です。日本国憲法第25条にもとづくものです。誰もが安心して医療を受けることができるよう国保料の引き下げ実現しなければなりません。いよいよ市民の皆さんとご一緒にすすめてきた運動の効果がでてきたと思いませんか。以下に「平成23年度 堺市国民健康保険料率の改定等に係る諮問についての報告」をお知らせします。

〈諮問事項について〉

1、出産育児一時金支給額の改定
 1児につき35万円を39万円とする。
 平成21年10月1日から平成23年3月31日までの間に出産したときに支給する出産育児一時金についても1児につき39万円とする
 経過措置終了後も、支給額を同額とする。

2、賦課限度額の改定について(高所得者の負担)
 (1)基礎賦課限度額を国民健康保険法施行令(昭和33年政令第362号)
   第29条の7に規定する基準(政令基準)にもとづき51万円とする。(4万円増)
 (2)後期高齢者支援金等賦課限度額を政令基準、にもとづき14万円とする。(2万円増)
 (3)介護納付金賦課限度額を政令基準に基づき、12万円とする。(2万円増)

3、保険料率の改定について
 前項第1号に規定する限度額により平成23年度の基礎賦課額に係る保険料率を算定した場合においては、

  所得割の料率:1000分の93
  被保険者均等割りの額:23,640円
  世帯別平等割の額:33,120円

 ※ただし、前項第1号における当該限度額の政令基準を改正する政令が、当該限度額に係る条例改正議案を平成23年2月議会に
  上程しうる時期までに公布されない場合の所得割の料率については1000分の94とする。

4、施行期日について
 (1)第1項の試行期日については、平成23年4月1日とし、同日以後の出産に適用する。同日前の出産については、
   なお従前の例による。
 (2)第2項及び第3項の施行期日は、平成23年4月1日とする。

 ただし、第2項の施行期日については、当該限度額の政令基準を改正する政令が、当該限度額に係る条例改正議案を平成23年2月議会に上程し得る時期までに公布されない場合は、平成24年4月1日とする。…

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市民の声が届く市政を!

 今度の改定は、まだまだ、十分なものとは思えませんが、高すぎる国保料の引き下げを求めましょう。あわせて、医療費の窓口負担の引き下げも実現していこうではありませんか。

 今年も、ご支持ご支援どうぞよろしくお願いいたします。

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こんにちは!石本京子です

2010年12月号

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 今年も、あとわずかとなりました。皆様お元気ですか。 今、12月定例市議会まっ最中です。日本共産党市議団が本会議の大綱質疑(代表質問)でとりあげた中から、いくつかご紹介をいたします。


「地方独立行政法人堺市立病院機構定款」が、提案されました。

 堺市立病院が、平精24年度から、独立行政法人化されます。当局の答弁を引用しますと「地方自治体が直接行っている事務事業のうち一定のものについて効率的かつ効果的に行わせるために地方公共団体が出資して設立する法人」ということです。

独立行政法人化非公務型に移行する理由は、
堺市立病院の経営状況が、不良債務18.9億円(借金)で大変厳しい。
経営状況を改善するには市の内部組織としての経営では限界がある。
政策医療(2次・3次救急や小児救急)を提供する公共性は確保。
経営の自主性・透明性は、「評価委員会」の設置で確保できる。

と、いうものです。
しかし、問題が実は隠されています。

1、病院職員は公務員でなくなり、法人職員となります。
  (職員のみなさんにはと重大です)

 給与費は、初年度66億500万円となっていますが、10年後は56億2700万円と9億8000万円も減っているのです。
 堺市は独法化の理由として「職員の採用なども採用テストや議会の承認等なく効率的にできる」したがって「人手不足」は解消できると言われていたのです。
 大幅に給与が低くなり、非公務員となって身分保障がない下で、はたして必要な職員数、特にどこでも不足している看護師が確保できますか。

2、堺市の一般会計からの繰り入れが行われます。
政策医療といわれる2次・3次救急や小児救急などは不採算医療つまり、お金がもうかる業務ではありません。ところが、繰入額は、現在(平成21年度決算)の9億3300万円から10年後は7億6100万円と大幅に減ります。これで、市民が必要とする救急医療は本当に確保されるのでしょうか。疑問です。

3、室料差額料収入(差額ベッド代)が現在(平成21年度決算)1億2500万円です。
  が、10年後は5億2200万円となっています。

 当局の答弁は「患者ニーズへの対応と療養環境の更なる向上…個室数の増加…質の充実」です。つまり「調度品をしつらえた豪華な個室」をたくさん作るということです。そして無料の部屋は減ります。やむなく個室で高い室料を払わされることになります。

 職員の身分は不安定、給与引き下げ、患者負担の増加。いいかえれば働く職員と、市民の負担をふやして、ひたすら利益を求める病院になってしまうのではないのでしょうか。 私達が慣れ親しんできた「市民病院」とは大きく変わってしまうのではないでしょうか。皆さんのご意見をどうぞお聞かせください。

ランチサポートより学校給食を!

 昨年から、試験実施やモデル実施が行われているランチサポート事業。「コンビニ弁当」を500円、400円、380円と少々の値下げがあったとしても、利用は1〜4%。1割にも程遠いものです。5月〜7月45日間のモデル実施に掛けた経費は140万円。弁当の総売り上げ個数は607個。弁当1個当たりの経費はなんと、2306円です!
 多くの保護者と中学生が、学校での昼食提供を希望しています。給食実施すべきです。
 大綱質疑でも、文教委員会でもとりあげました。大阪市では、すでに実施に向け、全会一致で決議をあげました。ご紹介します。

中学校給食の実施を求める決議
(平成22年10月13日大阪市議会全会一致で可決)

 中学生は、成長に必要な栄養素の必要量が生涯で最も大きくなっていく時期であり、栄養バランスに配慮した食事をとることが重要である。
 中学校の昼食の状況は、教育委員会が6月に実施したアンケート調査によると、家庭弁当を週4日以上持参する生徒は87.9%と高いものの、家庭弁当を持参しない日の昼食にはパンやおにぎりなど簡易な食事で済ませている生徒が71.7%と多く、家庭弁当を持参しない場合の選択肢として実施している昼食提供事業の利用率は10%を下回っているなどの課題がある。
 一方で、中学校給食の実施にたいしては、市民・中学生の保護者、小学校6年生の保護者はそれぞれ80%前後が肯定的な回答となっている。
 本市における中学校給食の方針は、「家庭弁当との選択方式による中学校給食の実施をめざす」とされており、アンケート調査結果も踏まえ、また食育を推進する観点からも中学校給食の早期実施を図るよう求めるものである。
以上決議する。

 中学生の学校給食実施は、すべての市民に、現在だけでなく将来にも関わるまさに超党派の願いです。食べ盛り育ち盛りの中学生に、おいしく体にいい昼食をきちんと食べさせたい。これに尽きるのです。私は実現の思いをますます強くしています。どうぞ、みなさまの大きなお力添えをお願いいたします。

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市民の声が届く市政を!

 わが党の議員が「不育症治療の助成」についての大綱質疑で、岡山県真庭市の例を紹介しました。
 不育症(妊娠しても流産をくりかえし出産できない)の治療が経済的な理由で中断せざるをえなくなった女性が、市役所に相談したところ、職員の皆さんが検討を重ねて助成制度を作ったという事例でした。
 私は助成制度ができたことも大したものだと思いましたが、それ以上に、一人の市民の訴えを職員が正面から受け止めて制度を作り上げたという事実に、地方自治体のあるべき姿があると思いました。
 柳田元法務大臣ではありませんが、「国と府の動向を見守る」姿勢(市政)を変えていただかなければならないと強く感じるところです。厳しい財政事情はどこも同じです。

 今年1年は、猛暑をはじめいろいろなことがありました。いいことばかりではありませんが、大きな力が加われば、必ず対する動きが生まれます。
 まだ就職が決まらない若者の皆さん、決してめげず、明るい未来を信じて共にがんばりましょう。
 市民のみなさまに、今年いただいたご支持ご支援に深く感謝いたします。
 ありがとうございました。よいお年をお迎えください。
 来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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こんにちは!石本京子です

2010年11月

 朝晩はめっきり冷え込んできました。いかがお過ごしでしょう。 この冬は意外と寒いとか。インフルエンザの予防注射はどうぞお早めになさってください。

子ども青少年健全育成調査特別委員会

 11月9日特別委員会が開催されました。質問者は私をふくめて4人でした。
私の質問テーマの1つ目は、保育所など子育て施設、環境の整備について です。
 今、堺市の人口は、84万9834人。そのうち、就学前の児童数は、4万7027人。全人口は、1.1%増ですが就学前児童の人口は、3.6%減となっています。

〈行政区別就学前児童数の状況〉(2010年3月末)

 

児童数

過去5年間の増減率

  

北 区 

9,911人 

−2.0% 

南 区 

8,251人 

−6.3% 

西 区 

8,172人 

−1.2% 

中 区 

7,326人 

−3.4% 

堺 区 

6,877人 

−6.4% 

東 区 

4,316人 

−0.6% 

美原区 

2,174人 

−5.5% 


合 計 

47,027人 

−3.6%(平均)

 これを見ると、少子化傾向は確かな事実だとわかります。しかし、5年間の増減率をみても、7つの行政区それぞれ違います。北区では就学前児童数が1万人近くいて、堺市ではトップです。減少率も平均より低くなっています。このほど発表されました北区の「町づくりビジョン」では「堺で生まれる赤ちゃんの4人に一人が北区で生まれている。」そして、比較的多い若者の定着が、今後の町づくりにとって大切な課題のひとつとなっています。私もそのとおりだと思います。しかし、定着のためには、子育て環境の整備、子育て支援の施策充実が、いっそう強く求められます。

 保育所は、北区では29園ありますが、そのうち公立は4園です。市の財政がひっ迫しているため老朽化した園舎の建て替えなどとてもできない。公立縮小はやむを得ないの説明ですが、とても納得できることではありません。


保育所の役割と仕事は増えている!

けれども保育士の半分以上は非正規職員!

 市民の保育要求は、増えています。また、保育所の仕事の内容も、入所児の保育だけでなく、地域の子育て支援、幼少連携のための「保育要録」作成等々多岐にわたっていて、業務をこなすのが「ぎりぎりいっぱい」との現場の声です。また、保育士の雇用形態ですが、驚いたことに、正規職員49.4%に対し、非正規職員50.6%と非正規保育士が過半数となっています。ただしこれは公立の実態で、私立の状況はすぐには、わからないとのことでした。小学校・中学校の講師比率が高くなっていることは依然から問題となっていましたが、保育所も同じというより厳しい状況だと思います。専門性と経験の蓄積が必要なこうした仕事はやはり、正規採用で身分保障が必要です。半分以下というのはあんまりだと思います!

待機児をなくすことが今本当に大切な課題となっています。

 堺市の待機児は299人とお答えになりました。しかし待機児は、平成13年度から、国の通知に基づいて、保育所の入所申込数から入所児童数を差し引いた人数から、次のような人数を差し引いた児童数となっています。

1、保護者が、他に入所可能な保育所があるにもかかわらず、特定の保育所を希望し、私的な理由により待機している。
2、市が独自に実施している認証保育所や国庫補助事業である家庭的保育事業など保育所に変わる施策を利用している。

 でも、皆さん考えてみてください。いくら他に、保育所があるといっても、交通条件や勤務地など利用できない場合はあるのです。特定の保育所でなければ実際預けられない事情もあります。これを「私的な理由」と「わがまま」のようにかたずけていいのでしょうか。

 さらに、無認可の保育園は、認可保育園に比べて、どんなに職員の方が努力をされていてもやはり事故が多発していることは事実です。こどもたちの立場にたって考えればやはり認可保育所への入所が必要です。

 以前は、待機児の数は保育所の申込人数から入所児童数を差し引いたものだったのです。以前の計算だと今年4月の待機児数は699人です!2倍以上の差があります。 さらに認可保育所に入所したといってもまだ問題があります。

待機児解消のための「入所円滑化」で、
定員の120%を受け入れています

 国の方針で、定員の120%の受け入れをしています。堺市は「国が定めた児童一人あたりの面積や職員の配置基準を遵守の下、適切な環境の下で…」と言われました。しかしこの最低基準そのものが、1948年につくられてからほとんど変わっていないのです。

 4・5歳児の保育士配置は30人に1人となっていますが、これをせめて20人に1人にというのが保護者・保育園職場の要望です。先進諸国といわれる世界の基準は、最多でも子ども10人に1人です。実際保育所を利用している方から「子どもと先生で保育所はいっぱい」の声を聞いています。

 少子化とは言え、今後も保育要求は高まるばかりです。未来に生きる子どもたちの健やかな成長・発達のためにこれではいけません。

 待機児解消は喫緊の課題ですが、このような「円滑化」は困ります。必要な保育所を建設すべきです。

児童福祉法では、

第1条:(1) すべて国民は児童が心身ともに健やかに生まれ、且つ育成されるよう努めなければならない。
    (2) すべて児童は、ひとしくその生活を保障され、愛護されなければならない。
第2条:および地方公共団体は、児童の保護者とともに、児童を心身ともに健やかに育成する責任を負う。
第3条:前2条に規定するところは、児童の福祉を保障するための原理であり、この原理は、
    すべて児童に関する法令の施行にあたって、常に尊重されなければならない。

私は、保育所など子育て施設の整備・充実・拡大をやらなければならないと思います。
みなさん、がんばりましょう。

港区立赤坂子ども中高生プラザ「プラザ赤坂なんで〜も」

東京都に視察にいってきました。

港区立赤坂子ども中高生プラザ「プラザ赤坂なんで−も」

 旧氷川小学校跡地に、平成15年4月から港区立赤坂子ども中高生プラザ。愛称を「プラザ赤坂なんで−も」が開設。同年5月に港区立特別養護老人ホーム及び港区立高齢者在宅サービスセンター「サン・サン赤坂」も開設されました。

 こどもと高齢者の交流活動も行われています。もとは勝海舟の屋敷跡ということで立派な銀杏の木もありました。施設の概要をご紹介します。

フロント:初めて来館すると自分の個人利用カードを作ります。
    ゲームソフトやトランプなど遊具の貸出をしています。
ラウンジ:本、雑誌、絵本も充実しています。
    ゲーム・飲食もOKのコーナー
メディアルーム:パソコン4台(インターネット可)、大型TV1台がある部屋
クラフトルーム:図画工作や手芸ができ、陶芸窯もあります。
スタジオ I:鏡がありダンスの練習ができます。
スタジオ II:バンド活動が常時できます。ドラム、ギターアンプ、ベースアンプが無料で使えます。
キッズルーム:0−6歳のこどもたちとその保護者がゆっくり遊べるお部屋。
    ミニキッチン、床暖房、授乳スペースがあります。地域の特色か国際豊かでした。
学童クラブルーム:放課後、あらかじめ登録した小学生1−3年生が利用します。ちょうどおやつ時でした。
    当日のメニューはピラフで玉ねぎを炒めたいい香りがただよっていました。定員60名。利用料はおやつ代含めて2000円。
    指導員はこの施設の職員です。
アリーナ:体育館です。バスケットボールやバドミントンなど球技やスポーツだけでなくステージでの発表などの活動にも使用できます。

 堺市と東京都港区では財政事情をはじめ条件はちがいます。社会福祉法人の運営ですが、おおいに参考になりました。中高生の活動の場を保障することがやはり必要です。

世田谷区発達障害相談・療育センター(愛称“げんき”)

世田谷区発達障害相談・療育センター(愛称“げんき”)

 世田谷区では、発達障害児支援基本計画(H20年8月)にもとづいて、特に、知的、身体精神の3障害にくらべ取組が遅れている発達障害の支援をすいしんするため中核的な拠点施設として「世田谷区発達障害相談・療幾センター(愛称“げんき”)を平成21年4月に開設。

(1) 利用対象者:世田谷区在住の発達障害者支援法に規定される発達障害者
  又はその疑いがある人。療育は18歳未満の児童。
  (自閉症、アスペルガー症候群、広汎性発達障害、学習障害、
  注意欠陥多動性障害など)
(2) 機能
   相談:本人や家族、関係機関(保育園、幼稚園、学校など)からの
   発達障害に関する相談、問い合わせ
   療幾(指導・訓練):療育の必要性の判断、方針の検討、医療機関
   への紹介(保険診療や確定診断はしない)18歳未満を対象として
   グループ訓練や個別の指導を行い、おもに社会生活への適応能力を
   高める療育。未就学児は、障害者自立支援法に規定する児童デイサービス
   に位置づける。
(3) 地域支援:区民の障害理解促進など
(4) 運営方法:区立施設として運営、業務は社会福祉法人に委託。
(5) 自己負担
   相談:地域支援は無料
   未就学児の療育は障害者自立支援法に基づく児童デイサービスの法定料金
   児童デイサービスの対象外の小学生−18歳未満:1回500円(減免制度有り)
(6) その他:2・3階には保育所など子ども支援センターとの複合施設となっています
   発達障害児は、育児に様々な困難が生じるためか、虐待との関連も多いとのことです。

 保育所・学校・警察などとの緊密な連携によって発見・施設への保護が迅速に進められる事例を紹介されました。

 また、敷地内には、りっぱな救急病院やその家族の宿泊施設(マクドナルドハウス:ハンバーガー屋さんの社会貢献)などもありました。

 発達障害を持つ方への支援のありかたは、まだ大きな課題です。が、こうした施設がひとつの具体化としてあったように思いました。ぜひ堺市でも具体的な支援施策・施設がほしいです。


 これからの社会は、「医療・福祉・教育」に金をかけることが大切という理論があります。無駄な道路や「はこもの」建設よりも雇用効果・経済効果があることは必至です。おまけに社会のステータスがぐんと上昇すると思います。ヨーロッパ並みの社会保障や教育条件がなぜ作れないのか。あまりにも「大企業優遇」の税制度で企業の富が社会に還元されない結果だと思います。

 皆さん消費税の還付金は、輸出企業上位10社だけで、8,014億円です。税務署は税金を集めるだけでなく、還付金を出すところでもあります。おかげで愛知県豊田市などの税務署は「赤字決算」だそうですよ。理由は、市内に有名な自動車製造の大企業があるからです!商工新聞の記事をみてびっくりです。

 12月市議会が始まります。暮らし応援、子育て応援の施策充実をめざしてがんばります。ご支持ご支援よろしくお願いいたします。

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こんにちは!石本京子です

2010年10月号

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 朝夕は驚くほど涼しくなりました。しかし、竜巻や台風やと猛暑に続いて、日本列島への自然の攻撃は、衰えを見せません

img01  何はともあれ安心で安全な生活が送れるよう自治体や国など行政の責任はきちんと果たしていただかなくてはなりません。

 「自助・共助・公助」と言われますが、10月20日の奄美大島の状況を見れば、やはり「自助」や「共助」だけではどうにもならないなというのが正直な感想です。治水対策や道路整備。そして防災施設、設備等々…。

 1年前に、退職教職員の皆さんと訪れた、美しい奄美の島や海が「泥水の川」に覆われていました。電話も通じない中、お世話になった住民の方々の安全を祈るばかりです。




〈市民オリンピック〉

 10月11日金岡公園陸上競技場で、市民オリンピック開会式を観覧いたしました。
 市内94小学校区の選手団の入場行進は、小学生から90歳を超える方の参加もあったとか。見ごたえのあるものでした。
 当日は、好天にめぐまれましたが、みなさん暑かったのではないでしょうか。
 私は、隣に座り合わせた方が、ご親切に日傘をさしかけて下さり、快適にみせていただきました。ありがとうございました。
 開会式の最後は、「堺オリンピック音頭」の群舞でした。色とりどりの着物に身を包んだたくさんの女性のみなさんが華やかに開会式を彩りました。
 ご近所の方が踊りの輪の中にいたことを後でお聞きし、うれしく思いました。
 校区ごとの観覧席テントでは、町内のスタッフの皆さんが、大活躍されていました。こうした地域の皆さんのご活躍あっての市民オリンピックの成功です。ご苦労さまでございました。

〈あそぼう会〉

 金岡南小学校地域会館では、民生委員の皆さんが、地域の保育園にご協力いただいて、乳幼児を持つお母さんたちの交流会を持たれました。
 当日は、地域会館と老人会館にわかれてもお部屋が、かわいい子供たちと赤ちゃんでいっぱいになりました。58組の参加だったのです。

img01  はじめは、お母さんにくっついていた子どもたちも、目新しいおもちゃを見つけるとそろそろ手をのばし、うれしそうに遊び始めます。そこに別の子がやってくるとそのおもちゃがほしくなって取ってしまいます。とられた方は、がまんしたり、とりかえしたり、また手渡したり…。一緒に遊ぶわけではないけれど、同じ部屋にいるだけで、お互いに意識し、つながっていく様子が、よくわかります。10時から11時までのたった1時間でどの子も、元気いっぱい楽しんで、むちゅうで遊んでいました。帰るときには、「いやだー」と泣いた子もいました。が、みんな「またね」といって満足して帰っていきました。

 「これは1年に1回だけですか。」と聞かれた方もいらっしゃいました。後の感想文には「他のおかあさんの、子育ての悩みがきけた…」というものもありました。お母さんたちの交流も必要です。こうした場の提供を求めていらっしゃいます。

 私はずっと、子どもたちと遊んでいましたが、とっても楽しくて次の機会にもぜひボランティアとして参加したいと思いました。
 スタッフの皆さんありがとうございました。

 子どもは集団の中で育つことが、あらためてわかりました。3才にもなると、母子関係だけでなく、多様な関わり、ひろい人間関係を持つことがやはり大事ですね。

 保育所や幼稚園などの入所を希望する人が、仕事のあるなしにかかわらず、すべて入ることができる、そのような体制が必要ではないかの思いを強くしました。

 保育所の増設で待機児解消すること。そして幼稚園の無償化が必要だと思いました。

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こんにちは!石本京子です

2010年9月号

 猛暑の夏が終わり、猛暑の秋になりました。皆様、お元気ですか。この暑さは、異常です。熱中症で病院に救急搬送される人、死亡された方も多数出ると過去最悪の事態です。
 これは、災害です。しかし、こうした災害の中でも命とくらしを守ることが、今、政治に求められる役割です。


9月4日堺市震災総合防災訓練がおこなわれました。

防災訓練01

防災訓練1

会場:堺7-39(西区築港新町)
主催:堺市
参加機関:海上自衛隊阪神基地隊・陸上自衛隊・海上保安庁海上保安署
    :大阪府・大阪府警察・大阪市消防局
    :堺市自治連合協議会
    :日本赤十字社大阪府支部
    :西日本電信電話(株)・大阪ガス(株)
    :堺泉北臨海特別防災地区協議会・消防協力事業所他

 朝9時から行われました。青く晴れ渡った秋空というより、まさに灼熱の夏日の下、関係者の皆さんだけでなく一般の市民の皆さんも多数見学に来られていました。訓練内容は次のとおりです。

〈海上訓練〉

災害情報収集・伝達訓練……………ヘリコプターによる情報収集とその伝達です
避難広報・海面監視訓練……………訓練海域内で津波警報発令に伴う広報活動
油漂流物防除・火災危険排除訓練…船から放水による攪拌・排除
漂流者救助訓練………………………海上に投げ出された人の救助、漂流船の曳航救助
                 (2人の隊員の方が、服のまま海に飛び込みました!)
救援物資搬送受け入れ訓練…………海上から届いた物資を人の手わたしでトラックへ積みこむ

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防災訓練2


〈陸上訓練〉

災害情報収集・伝達訓練
  ……参加者一同が避難民となり陸上訓練会場まで徒歩で移動
    (海上からの日差しを正面から受けて「もう限界!」
    の状態からの避難でした。)
被災車輌救出訓練
  ……土砂災害により被災した車両に取り残された要救助者を救助
    (重なった状態の2台の車。車の屋根を機械で切って、
    めくりあげての救出でした)
自主防災組織による倒壊家屋救出・消化訓練
  ……倒壊した家屋から取り残された人の救助
    火災の消火が、民間の防災士によって行われました
救出・救護訓練
  ……自衛隊、警察、堺病院DMAT、日本赤十字、消防局などの
    連携で、救出・搬送が行われます。
    トリアージ(症状により搬送先を判別)をヘて、
    ドクターへリコプターも出動でした。
避難所開設・救援物資受入れ訓練…特別の資材を使っての避難所設置、物資の受け入れ
ライフライン復旧訓練…………………「電気」倒壊した電柱・切断電線の復旧、照明に電力供給。
                「ガス」ガス漏洩箇所の緊急遮断、応急配管。
                「水道」水道管を応急復旧させ、仮設給水装置に水を供給
                「電話」移動無線者による電話復旧、特設電話機等の開設
災害情報調査伝達訓練………………大阪府災害対策車・堺市防災車によりコンビナート地区の被害状況調査の実施
コンビナート火災消火訓練……………大型高所放水車・大型化学車・泡原液搬送車の3点セットを使用した
                屋外タンク火災消火訓練


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防災訓練3


 大変おおがかりな訓練でした。さすがに市民の方々の関心も高く、自治会関係のか方だけではなく、中学生や高校生の参加もありました。(バスを仕立てた自治会連合もありました)

 大地震の発生が世界各地で起きている現在です。日々の暮らしだけでなく、万一の災害に備えることは重要課題です。「自助、共助、公助」とよく言われます。私は「公助」の在り方こそ「自助」や「共助」を支えるものではないかと思います。

 また、日々の暮らしが確立されてなければ「自助」すらままならない。自分や家族の安全を守ることはできないということも改めて感じたところです。


 今回の防災訓練に出席しようと思い立ったきっかけは、自衛隊の参加にあります。 日本国憲法第9条のもと、専守防衛を本務とするといいながら、世界第2位の軍備を持ち、海外派兵を行い、実際アメリカ軍の軍事行動にも参加しているとの疑惑さえある今日です。

 私は、自衛隊の活動の一端を自分の目で確かめなければと思ったわけです。

 しかしながら、訓練参加の自衛隊員は、消防隊員や警察官となんらの違いも見ることはできませんでした。私は、自衛隊の若き隊員のみなさんが、戦場に赴くことなく、人の命を奪うのではなく、災害から人の命を救い、生活を守るために働くことで、勤めを終えることを願わずにはおれませんでした。

 猛暑の中ご参加いただいた多くの市民のみなさん、そして朝早くから準備や訓練進行のために奮闘された職員の皆さん本当に御苦労さまでした。

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こんにちは!石本京子です

2010年8月号

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残暑お見舞い申し上げます。
毎日毎日、本当に暑い日が続きます。
偏西風の蛇行によるものということですが、世界規模の異常気象です。
ロシアでは、ウォッカを飲んだ人が、ボルガ河で泳いで溺れる。
ボリビアでは大雪がふっているそうです。
自然環境の変化は私達の命や生活に大きく影響するとあらためて感じます。
空調設備やデジタルテレビも生活必需品となります。
自然体の生活は過去のものとなるのでしょうか。
なんといっても、二酸化炭素削減がカギでしょう。
とりあえずは、熱中症にご注意ください。


文教委員会視察報告

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 さて、8月の5・6日と文教委員会で、新潟市の視察に行ってまいりました。
 新潟市は、日本海側ほぼ中央に位置する都市です。関西圏からは約500km、首都圏から約250km、海をはさんだロシアのナホトカとは750kmの距離です。
 地勢はおおむね平坦で水田に代表される広大な農地、河川・潟湖などの水辺、国定公園など豊かな自然環境に恵まれた町と紹介されています。しかし、市内は堺市と同様、にぎわいのある人口81万人の政令都市です。人口はほぼ同じですが、市域面積は堺市の約5倍(726・10平方km)。市の一般会計予算を比較しますと次のようになります。

新潟市

堺 市

 一般会計予算

3537億円 

3276憶円 

 教育費

287億円 
(8%) 

245億円 
(7%) 


 新潟市に到着しますと、「雪国越後」どころか、南国を思わす強い日差しに迎えられました。やはり「世界同時気候」です。新潟市役所の正門前には樹齢何百年かの立派な松がありました。
 まず、新潟市教育委員会でお話を聞きました。

〈1〉地域と学校パートナーシップ事業

 学校が今まで以上に地域に開かれ、地域と共に歩むことができるように「学・社・民の融合による教育」を進め、活動しています。

「事業のめざすもの」は、次の4点です。
 (1) 学校・社会教育施設・地域活動を結ぶネットワークづくり
 (2) 学校の教育活動・課外活動における地域人材の参画と協働
 (3) 学校における学びの拠点づくり
 (4) 学校の教育を地域へ発信

  具体的な活動(元気が出る取り組み)は、
  (1) 学習活動支援;英語、算数、職場体験、農業、部活指導、コマ回しなど昔の遊び
    戦争体験を語る、体験活動(みそづくりなど)
    郊外学習引率補助、図書ボランティア…
  (2) 居場所づくり;ふれあいスクール
  (3) 社会教育施設や地域団体;地域のお寺で宿泊体験など
  (4) 地域と共に;ジュニアレスキュー、一人暮らしのお年寄り訪問、お祭りボランティア…

  こうした実践を具体的に進めるのが「地域教育コーディネーター」です。
  地域や学校のニーズを把握し、企画、実施します。
  新潟市では、この地域教育コーディネーターを市内の小中学校に配置しています。

   各学校のボランティア室などの特設スペースで週4日程度、
   1日当たり4時間〜8時間(年間760時間)勤務
   時間給1200円
   現在、全市171校中104校に配置。
   (H 19:8校、H20:32校、H21:64校、H22:104校)

 これは国の委託事業で、経費はすべて国から出ます。しかし、3年期間限定の事業で、来年度からは、補助金が3分の1に減額されます。先々どのようになるか非常に不鮮明です。国は、学校教育にこの事業が、本当に必要なものとするならば、全国で実施すべきです。そうでないなら単なる「打ち上げ花火」でしかありません。
 少人数学級の実施など学校教育の基盤整備にもっと力を入れるべきではないでしょうか。

〈2〉新潟市立中央図書館:ほんぽーと(愛称です)

 新潟市の図書館は、H21年度現在、18館29地区図書室となっています。(堺市は12館)
 私達が視察した中央図書館は、H19 年10月に開館されたもので、外観も真新しく大変きれいな3階建ての建物でした。

  蔵書状況は、
  開架部門は1階15万冊(暮らし、健康、文学など一般図書)
       子供図書館4万冊
       2階16万冊(社会科学、自然科学、郷土、行政資料ビジネス、データーベース…)

  閉架部門 3階45万冊(自動出納書庫)

  合計80万冊

  座席数 730席

  職員数 正規職員 35人、嘱託 9人 計44人
      窓口委託等 50人
      合 計 94人

 そのほか、ボランティアの方も多数いらっしゃるということです。
 視力障害者や高齢者などへの配慮も様々施されていました。
 また、「起業・経営相談」や「融資相談会」も専門家を招いて毎月おこなわれていました。単に資料提供だけに終わらない図書館でした。
 さらに、学校図書館への司書配置も全校で行われていました。
 なにより図書がどれも新しくきれいなことに驚きました。
 理由は、あとで示された政令市比較でわかりました。ご覧ください。

平成20年度政令市の蔵書冊数と資料費

政令市名

人口(人)

蔵書冊数(冊)

資料費(千円)

 新潟市

801,998 

1,669,994 

195,466 

 堺市

837,673 

1,759,275 

87,122 

 札幌市

1,884,939 

2,434,259 

187,936 

 仙台市

1,003,733 

1,720,247 

149,432 

 さいたま市

1,215,846 

3,345,392 

285,081 

 千葉市

950,498 

2,055,262 

117,817 

 横浜市

3,659,010 

4,006,052 

258,930 

 川崎市

1,399,403 

1,895,209 

141,619 

 静岡市

727,340 

2,312,634 

256,697 

 浜松市

824,640 

2,122,378 

98,565 

 名古屋市

2,250,029 

3,094,815 

209,648 

 京都市

1,464,018 

1,795,187 

277,398 

 大阪市

2,654,575 

3,520,517 

287,803 

 神戸市

1,532,534 

1,822,605 

150,000 

 岡山市

702,512 

1,535,593 

126,301 

 広島市

1,167,963 

2,048,257 

153,329 

 北九州市

981,200 

1,650,203 

147,728 

 福岡市

1,429,909 

1,815,332 

118,656 

 政令市平均

1,415,990 

2,255,734 

180,529 


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 やはり、堺市の資料費は、全国政令市の中では最低です。なんとかしなければならないのではありませんか。堺市の文化・教育の水準を上げるためには必要だと思います。
 8月末から9月議会が始まります。視察で学んだことも生かして、がんばります。

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こんにちは!石本京子です

2010年6月号

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 異常気象の近年ではありますが、さすがに6月ともなれば、やはり梅雨に入りました。雨あがりのあじさい。
威勢のいいアマガエルの鳴き声。草花や生き物にとっては、うれしい季節なのでしょう。
 国会も閉会となり、いよいよ選挙本番です。貧困と格差をなくし、命と暮らしを大切にする政治に向ってレッツ・ゴーです。
大阪の失業率6・6%。生活保護受給者がうなぎのぼりに増加という今日です。
「貧困なくせ」「安定した雇用」くらし守れ、命守れの運動のたかまりは、今や、“ノーリターン”。後戻りはできません。
今度こそ、日本共産党の飛躍で、命・暮らし第1の政治を実現しましょう。 img01




6月市議会閉会

私は今年も文教委員会でがんばります。

<教育条件の改善で、教職員が元気で働く学校を>

 大綱質疑では、乾議員が毎日の授業も成り立たない状況で、せめて基礎学力だけはと奮闘している教職員の実態を質しました。
 10年前に、過酷な学校現場で、うつ病を発症し、自死に至った女性教職員の公務災害が認められませんでした。この決定を不服としたご遺族が、地方公務員災害補償基金を相手に処分撤回を求め訴訟を起こしました。 そして、原告の訴えが認められ「公務外の災害と認定した処分の取り消し」の判決が出され、4月に確定しました。教育委員会は、これをどう受け止めるかと聞いたところ、教育委員会は

 「堺市の教育現場で、熱心に教育活動にご尽力いただいた教諭にこのような災害が発生し、尊い命が失われたことにつきましては、教育委員会としても重く受け止めております。 教職員の安全と健康を確保し、心身共に健康を維持して教育に携わることができるような職場環境を整えることは、教育委員会の重要な責務であると認識致しております。教育環境の充実及び教職員の労働環境の整備に努めてまいります」と答えられました。

 しかし、現実はそうなっているでしょうか。勤務実態調査の結果では、時間外勤務は平均して小・中学校ともに1時間30分。最も長い教職員は小学校で6時間28分。中学校では6時間53分だというのです。17時15分から計算すると、連日、日付が変わるまで勤務しているという実態です。これでは何の改善もされていないということです。 メンタルヘルス対策については、労安体制の強化の効あってか、病気休職者は1人減ったということでした。が、まだまだ不十分です。学校現場の実態にみあって改善のための緊急の対策を強く要望いたしました。

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<点取り競争ではなく、楽しく仲良く学び合う学校教育を>

 堺市は、今年、市内すべての小学校3年生から中学校3年生までを対象に独自の学力調査を実施します。
 理由は、「(小中)9年間を見通した授業改善や学校運営」「ひとりひとりの、学びの状況を把握する」としています。昨年までは、小学校5年生と中学校2年生で希望校のみ実施していました。
 私は、幼い小学校3年生から全市で実施する必要はないと思います。必要だと思う学校のみの実施で充分です。全市いっせい実施の目的は、学校を比較して序列を作る、そのため、さらに競争させるためではないかと心配しています。
 テストを何度くりかえしても、子供たちの学力が伸びるわけではありません。
子どもたちから学ぶ楽しさを奪ってしまいます。そうではなく、少人数学級など教育条件を改善し、教職員が本来の職務である、授業の準備、教材研究、こどもたちの指導に專念できる条件を作らなければなりません。
 テストの点数で、こどもたちを振り分け、追い詰める教育を許すわけにはいきません。楽しく、仲良く学び合う学校を実現することこそ大切な課題です。 市民のみなさん、ごいっしょにがんばりましょう。

 高校の授業料は無償となりました。
 でも、堺市立の幼稚園の保育料は年間12万円。入園料は1万円です。
 乳幼児の虐待がとどまらない今日です。幼稚園や保育所の保育料は無償にすべきだと思うのですが、皆さんどう思われますか。
 是非ご意見をお聞かせください。

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こんにちは!石本京子です

2010年5月号

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 風薫る5月は、メーデーからはじまりました。
土曜日のこともあり、私は久しぶりに“労働者の祭典”を感じました。とは言うものの、大仙公園の広場から、人があふれかえっていたかつての様相とは、ちがうものです。
貧困と格差が広がる今日、労働者の大半が非正規雇用に追いやられ休暇など当然の権利もなく、まともな生活まで奪われている今日です。
今こそ「万国の労働者決起せよ!」ではないでしょうか。 img01

  晴れた5月の青空に
  歌声高くひびかせて
  進む我らの先頭に
  なびくは、赤い組合旗…


憲法記念日に…

 5月3日の朝、悲しい知らせがありました。大切な友だちの突然の死でした。
 子ども時代を満州ですごし、戦後日本に引き揚げてこられました。その船の中では死んでしまった小さな子供の遺体が海に流される光景を目にしたそうです。
 藤原ていさんの「流れる星は生きている」や女優小林千登勢さんの「お星様のレール」など実体験をもとにした小説を読んだことがあります。
想像もつかない恐怖と欠乏の世界を文字通り命からがら生き抜いてこられたことでしょう。日本での戦後の暮らしも決して楽なものではなかったことでしょう。
その後は労働者として、そして日本共産党員として、平和と民主主義、命とくらしが大切にされる社会をめざして、がんばってこられました。
4年前日本共産党市議候補になってから今日に至るまで、共に活動してきました。
草花が大好き、自然大好き、写真が趣味のお連れあいとごいっしょに、野山を歩いたりもされていました。
かわいいお孫さんも誕生した矢先のことでした。ご家族の皆さんの悲しさ、寂しさは想像に余ります。
 ご冥福をお祈りすると共に、友の願った平和と民主主義、命とくらしを大切にする政治をめざして、がんばらなければと、自分自身を奮い立たせているところです。
 日本国憲法改定の手続き法の国民投票法が5月18日施行となるようです。
なんとしても平和をつらぬく日本国憲法守らなければなりません。

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子どもの日

 5月5日は子どもの日。かわいい孫たちにプレゼントを贈りました。
小学校2年生には、本「妖怪レストラン」。3歳の女の子には、102曲掲載の「歌の絵本」です。この子は私と同じで、歌が大好きなのです。
しかし、今、いたましい虐待のニュースが後を絶ちません。せっかくこの世に生まれてきた幼い命をなぜ慈しみ育ててやることができないのでしょうか。
人間らしく生き、こどもを生み育てることができる社会の実現が望まれます。
 保育所の待機児解消大切な課題です。しかし、これが子供たちの健やかな成長を保障し、保護者が安心して預けることができる保育所でなければなりません。
設置基準を緩和して、子供をつめこむなどもってのほかです。世の中に子どもを育てることほど大切なことはありません。子どもは、幸せになるために生まれてくるのだと改めて心に刻む子どもの日です。

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子どもの権利条約第3条(子どもの最善の利益)
1、子どもに関するすべての活動において、その活動が公的もしくは私的な社会福祉機関、裁判所、行政機関または立法機関によってなされたかどうかにかかわらずこどもの最善の利益が第1次的に考慮される。


平成22年度第3回堺市議会が始まります。

 5月17日開会です。今度の市議会では、マスコミ報道ですでにご承知のように会派の変更があります。
自民党市民クラブと自民党市議団の計5人が「大阪維新の会」に会派を改めました。
このメンバーの中には、3月議会で竹山市長を人事問題に関連して激しく攻撃したB議員もいらっしゃいます。木原前市長の再選をめざし選挙運動にも熱心に取り組まれていました。
木原前市長から贈っていただいたご本「我、知事に敗れたり」を読ませていただくと、橋下知事の「自公民なれあい」との攻撃にはずいぶん怒っていらっしゃいました。
 なぜB議員をはじめ5人の議員は、「維新の会」へ行かれたのでしょう。「大阪維新の会」の政調会長浅田均府議は、朝日新聞で「維新の会」について「『大阪都(ONE大阪)』に賛成する議員が国の政党の枠を超えて集まった形…」と言われているのですが、 これは「あいのり」と一体どう違うというのでしょう。今大阪府民や堺市民がこのように貧困と格差の中に置かれる苦しみが、「大阪都」で解決されるのでしょうか。
 橋下知事も、浅田府議も5人の堺市議も高い国保料が払えずに、必要な医療が受けられない市民を助けたいと本気で考えていらっしゃいますか。
制度や仕組みをかえなくてもできることはあるのです。私はそう思っています。まず、税金の使い方を考えなおしてください。
 今、「議員の数を減らせ」を旗印にする人がいます。しかし皆さん、市議会や府議会、国会は議員が国民になり代って政治を行う場です。堺市にも大阪府にも日本の国にもさまざまな立場、思想信条の人がいるのです。
その代表が少なくなれば、特定の強い権力と経済力を持つ人しか議会に出られなくなってしまうのです。戦前の帝国議会になってしまいます。平和と民主主義はおろか、命もくらしも守れません。
日本国憲法にある「主権在民、基本的人権の尊重」を生かすために大切なことは、すべての国民・府民・市民の声をしっかり議会に反映させることではありませんか。議員歳費が高いというなら、毎年320憶円にものぼる政党助成金をなくせばすむことです。
 無駄をなくすことはいいことです。政党助成金など受け取らなくても政党活動はできます。日本共産党は制度実施以来ただの1円も受けてはいません。全国の党員から寄せられる党費と「しんぶん赤旗」の購読料や出版物の販売による利益、支持者からよせられたカンパが活動費です。
さあ、日本共産党の参議院選挙にご期待ください。そして、平成22年度第3回定例市議会、日本共産党堺市議団の活躍にご注目ください。

<主な議会日程>

大綱質疑(代表質問)  6月3・4・7日(午前10時から)
市民人権委員会・産業環境委員会  6月10日(10時から)
文教委員会・建設委員会  6月11日(10時から)
総務財政委員会・健康福祉委員会  6月14日(10時から)

(私は、今年も文教委員会所属を希望しています。)

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こんにちは!石本京子です

2010年4月号

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春…それは旅立ち。卒業式です。

 地元のKM中学校、K小学校の卒業式に出席させていただきました。 KM中学校の卒業生は、私が、在職時に1年生で担任したこどもたちです。卒業証書はひとりひとり壇上に上がり、名前を呼ばれて受け取ります。
 15歳の子どもたちひとりひとりの、恥じらいと誇りが体中に漲っていました。15年の歳月は、この子たちにどのような試練とめぐみを与えたのか。
顔だけは、1年生のままです。けれど体は縦にも横にも大きくなった子供たちに私は灌漑もひとしおでした。
 4月1日生まれで、クラスで1番小さく幼かったS君は、見間違うばかりに大きくなっていました。
 1年生になって間もなく弟が生まれたYuちゃん。
「弟の世話におわれて、面倒がみてやれない。ひとりでランドセルを背負って学校へ行く後ろ姿が不憫で…」と涙を流されたお母さんの愛情はしっかり届いていたようです。
 「おうちへ帰りたい…」と教室で泣いたkちゃん。1日のうちに迎えにきてもらって、また送ってきてもらって…でも1週間もするとすっかり学校になれました。 後日、学校へ行きたくないとぐずって遅れてきたF君に「誰でもそんなことはある。すぐ治るよ」と励まし、言いきかせていました。
 卒業生の中には、オリンピックの国母選手よろしく腰パンの子や眉毛のない子もいました。
こどもたちは、決して一人で大きくなるわけではありません。家族や友達や先生やたくさんの人の中で育つのです。
その1コマ、1コマがドラマです。どの子の姿にも胸がふるえるほどのいとおしさを感じました。
 「旅立ちの日」の合唱はそんな子供たちすべての思いが、みごとなハーモニーを作り出したのだと思います。感動しました。
 「ご卒業おめでとう」
そして、この3年間の中学校の先生たちのがんばりに心から、感謝の言葉を申し上げます。
「お疲れ様でした。」そして「ありがとうございました。」
 公立高校の入学試験もおわりました。子どもたちは、どんな結果をむかえたことでしょう。
 経済的な理由で高校進学をあきらめるなどということがないよう、すべての子供たちに教育の機会が保障されるようにと思います。
すばらしい15の春を祝いたいものです。
 小学校の卒業式では、かつての同僚といっしょに子供たちの成長を喜び合うことができました。
 今年は、かつての同僚の多くが、定年退職を迎えるということです。長年のお勤めに感謝とねぎらいの言葉を捧げたいと思います。
ご苦労さまでございました。
 子どもたちの成長と日々たちあう教育の仕事は最高だと、私は今でも思っています。
 多くの教職員も思いは同じです。これからもそうあってほしいと思っています。しかし、心身共に疲れるしごとでもあります。
 教職員に対する管理を強化することは、教育にとっても子どもたちにとっても決していいことにはなりません。
人間が大切にされること。教職員も子どもたちも大切に育てられることが大事だと思います。

 小学校の卒業式でも子どもたちの歌声はやはり大きな感動でした。
卒業生を会場に迎えるのも、送り出すのも、5年生のリコーダーや鍵盤ハーモニカの演奏でした。
139人の卒業生すべての入退場の時間は結構かかります。入場の「威風堂々」、退場の「未来」どちらもよく音がそろっていて素敵でした。

私の心に染みた曲は、5年生から卒業生に贈った「トゥモロゥー」の2番です。

風のなかで聞こえる
かすかな叫びが
誰かからあなたへの本当の気持ち
旅立つあなたに伝えたい
戸惑いや、悲しみをこえること
木漏れ日が空にクロスして


春…それは、始まり。入学式です。

 KM中学の入学式にご招待いただきました。
ちょっと前に会った小学校の卒業生は体も大きく、自信に満ち満ちていました。
ところが、中学校の入学式で再会した新中学1年生は、制服に身を包み、あどけない顔に緊張と不安の思い、そして期待をみなぎらせていました。
中学生のこれからの3年間はけっして平穏なものではないでしょう。心身ともに大きく成長し、実り多い中学生活となることを祈ります。教職員のみなさまどうぞよろしくお願いいたします。
img01  KM小学校の入学式にも出席させていただきました。どの子も晴れ着を着せてもらい、手をつないで、「となりのトトロ」の曲にあわせて会場に入ってきました。なんともかわいいピカピカの1年生です。みんなお行儀よく、校長先生をはじめとした祝辞を聞いていました。その間パイプ椅子に座った子どもたちの足はぷらぷらとあちこちでゆれています。いつもの入学式風景でした。
 その後、2年生のお迎え会がはじまりました。歌やダンス、「大きなカブ」のお話、給食の紹介や算数の勉強、縄跳びの披露、器楽合奏…。とってもじょうずにしっかりと見せてくれました。大きな声でしっかり1年生に呼び掛けていました。いつも思うことですが、1年間の成長に目を見張ります。教育の力。子供たちの可能性。それを支える学校教育に一層の責任が問われます。
豊かな学校教育を実現したいものです。
 テストで競争させて順番をつけるよりも、共に学ぶ教室。仲良く学ぶ、楽しい学校にしなければならないと思います。

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 堺市は、今年度から堺市全市で小学校3年生から中学3年までの学力テストを実施する予定です。国のテストでさえ今年から30%抽出です。過度な競争は、子供たちの心身の発達の妨げです。序列づけは、人の努力や苦しみの値打ちを否定し、人間を点数で評価するという誤った人間観を植え付けるものです。
 こんなテストを繰り返しても意味はないだけではなく、文字通り「百害あって一利なし」です。
テストよりも少人数学級で楽しく学び合う教室、条件整備を進めましょう。
 来年度から新学習指導本格実施で、1年生は年間68時間、2年生は70時間。3年生以上は35時間も授業時数が増えます。
 はっきり申し上げますが、国の、このような措置は決して学力向上にはつながりません。子供たちから自主性や学ぶ喜びを奪いかねないものです。
1年生2年生は週2時間授業が増えます。さぞかし疲労困倍することでしょう。子供の成長発達に何が必要か。こどもや教職員の声、科学的な調査を根拠とした施策が求められます。
 入学式に臨んだ、こどもたちの瞳の輝きを曇らすことがないよう、私も堺市の教育条件改善のため一層がんばります。市民のみなさまのご支持ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

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こんにちは!石本京子です

2010年2月3月合併号

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2月8日子ども青少年健全育成調査特別委員会が開催されました。
今回は、竹山市長も出席されました。
私の一般質問のテーマは、次のとおりです。

(1)ランチサポート事業
(2)学力と少人数学級推進など教育条件の整備

大変申し訳ないことにこの記事を完成させないうちに、3月議会に突入してしまいました。おまけに、私が第1日目に日本共産党堺市議団を代表して大綱質疑にたつことになり、2月号の完成を見ないうちに、今日になってしまいました。申し訳ありませんが、3月号の合併号ということでお許し下さいませ。 ただし、この2つのテーマは、大綱質疑でも取り上げました。


<ランチサポート事業>

 昨年11月24日から、南八下中学校・赤阪台中学校で試行実施されました。
1月までの子供たちの利用率は、当初2%あったものの1月には1%を切る状態ということでした。
月ぎめで540円、日替わりは300円、400円、500円の3種類。
職員室で注文、引き渡しが行われていたようです。
教育委員会(学校保健給食課)は、「メニューはおおむね好評。『分量は少ない、価格は高い』の声があり。」ということでした。
来年度は43中学校で実施をめざすということでしたが、
予算案では7校での1学期間のモデル実施ということです。利用率1%では当然の結果でしょうか。
しかし、1学期のモデル実施がすめば、拡大ということでした。
教育委員会が、中学生の昼食は弁当持参が基本としながらも、昨今の父母の就労状況その他の事情から弁当持参できない生徒もいるという認識の上でこの試行を行った点についての理解はできますが、あまりにも実態の把握が不十分と言わざるを得ません。

中学校現場からは、

  • 起きてから飲まず食わずで、登校してくる生徒がいる。保健室で、お茶を飲ませて教室へ送り出している。
    昼休みは弁当を持ってこない生徒で保健室は満杯です。
  • クラスで生活保護をうけている生徒が7人います。就学援助は23人です。そんな生徒に500円の弁当は買えません。
  • 弁当を持ってこない生徒が増えている。根本的には弁当を持ってこない生徒の家庭は、作れない状況、弁当代が払えない状況にあることを理解しなければならない。
    家庭の貧困から弁当を持ってこれない生徒は、3年間どんなに悲しく辛いことだろう。心身の成長に大きなマイナスだ。
  • 中国からの帰国者には弁当を持たせる習慣がなく、毎日1時間目が終わるまでに生徒が名前と弁当代400円をそえて申し込んでいる。
    業者の電話に個数を報告し、配達してもらっているなどの声が届いています。

こうした実情をふまえ、中学生にとって本当に必要な昼食とはどうあるべきでしょう。
関連する法令をご紹介します。

<堺市学校教育基本方針>

平成10年11月19日 堺市教育委員会

学校教育の中の食教育の実践の場として重要な位置づけにあるとの認識の下、学校給食の充実をはかるものとする。

<食育基本法>

平成17年6月10日

―前文よりー
21世紀における我が国の発展には、子どもたちが健全な心と身体を培い、未来や国際者会にむかって羽ばたくことができるようにするとともにすべての国民が心身の健康を確保し、生涯にわたって生き生きと暮らすことができるようにすることが大切である。
子どもたちが豊かな人間性をはぐくみ、生きる力を身につけていくためには、何より「食」が重要である。
今、あらためて食育を生きる上での基本であって知育・徳育及び体育の基礎となるべきものと位置づけるとともに、さまざまな経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てる食育を推進することが求められている。(後略)
第20条;国地方及び公共団体は、学校、保育所等において魅力ある食育の推進に関する活動を効果的に促進することにより子どもの健全な食生活の実現及び健全な心身の成長が図られるよう、学校保育所等における食育の推進のための指針の作成に関する支援、食育の指導に相応しい教職員の設置及び指導的立場にある者の食育の推進に果たすべき役割についての意識の啓発その他の食育に関する指導体制の整備、 学校・保育所等または地域の特色を生かした学校給食の実施、教育の一環として行われる農場等における実習食品の調理、食品廃棄物の再利用等さまざまな体験活動を通じた子どもの食に関する理解の促進、過度の痩身または肥満の心身の健康に及ぼす影響等についての知識の啓発その他必要な施策を講ずるものとする。

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<中学校の学校給食>

−全国公立中学の完全給食実施率(%)−

文部科学省2008年度実施状況調査から

北海道96.4青森81.3岩手80.2
宮城93.2秋田99.2山形72.6
福島93.7茨城98.7栃木98.2
群馬98.9埼玉99.5千葉99.0
東京88.7神奈川16.2新潟96.3
富山100石川96.0福井95.0
山梨95.8長野99.0岐阜99.5
静岡96.6愛知100三重48.8
滋賀50.0京都61.7大阪7.7
兵庫49.6奈良69.2和歌山55.1
鳥取77.0島根91.3岡山94.5
広島62.0山口94.0徳島98.9
香川97.4愛媛99.3高知58.5
福岡63.7佐賀73.2長崎80.5
熊本99.5大分97.9宮崎99.3
鹿児島99.2沖縄99.4

これを見ると、中学校の給食は日本の常識ということがわかります。
実施1割にも満たないのは大阪府だけです! 中学生に必要な栄養を確保し、昼の食事を安価に保障するためには、やはり学校給食実施でなければならないとの思いを強くします。

大阪府の給食費は

小学校:低学年3405円
中学年3480円
高学年3580円
中学校:3927円

と、なっています。 中学校の給食費は1回分231円です。ランチサポート弁当の半額以下ですみます。 中学校の施設設備や、実施の体制など課題も多いことと思いますが、実施を目指すべきと思いますが。いかがでしょう。
中学生のみなさん、保護者、教職員の皆さん、大きく運動を広げようではありませんか。
(もうひとつのテーマ学力問題については、全市一斉学力テストや放課後学習など課題がありますが、次号にたくします。ご期待ください。)

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こんにちは!石本京子です

2009年12月

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暖冬とはいえ、少しずつ寒さが厳しくなってまいりました。お元気ですか。
総選挙では、貧困と格差を広げる政治に厳しい審判が下されました。
今年の流行語大賞は、“政権交代”。漢字は“新”です。この言葉や文字を選んだ国民の思いを、民主党政権はしっかり受け止めなければなりません。
ひきつづき行われた堺市長選挙の結果も同じです。全国で最も高い国保料、介護保険料、上下水道料金の引き下げでくらし応援の施策が求められています。


<竹山新市長を迎え堺市議会開催!ぶれない日本共産党は、がんばってます>

市議会は“オール野党”となり、各会派の主張は激変です。
「下水道料金の引き下げを」「一般会計から繰り入れをして・・」とか「教育費の予算比率が他市に比べて低い」とか、驚くばかりです!
日本共産党は、無駄な公共事業より暮らし守れひとすじで、がんばります。

<自転車駐者場の指定管理者選定は、どこに?>

新聞にも取り上げられました。指定管理者の選定過程でなぜか、異例のやり直しが行われ、「当初最高得点を獲得したシルバー人材センターが敗退し、ミディ総合管理株式会社逆転勝利で指定を受ける。」というものです。
「得点数によって指定を決定」とあるにもかかわらず、僅差を理由にやり直しをしたのです。おかしい!です。16日開催の建設委員会で、この議案は賛成少数で否決となりました。これも「新しい動き」だと思います。

<教育問題はいつも熱い!>

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竹山市長は、所信表明で、「府内トップの学力を・・
放課後学習を無料で・・学力テストも・・」とおっしゃいました。
堺市は、独自の学力テストをH17年度から実施しています。
学力向上推進事業の再優先課題です。希望校のみ実施ですが、
H17年度は小中あわせて29校、18年は13校、
19年は11校、20年は31校。ところが、21年は50校が受けています。
これは、教育委員会が「拡大」の方針を、押しつけたためではないでしょうか。
小中学校は138校あります。実施のこの状況は学校現場ではこのようなテストは必要ないということではないでしょうか。
教育委員会は「堺独自テストは、学校やこどもを序列化するものではなく、あくまで個々人の経年の学習データー・・」とおっしゃいます。しかし、このテストは、問題作成、採点、分析すべて業者委託で行われます。経年の学習データーは学習指導要録として各校に保存されています。こんな業者テストは必要ありません。国の学力テストも縮小されました。
この学力調査にかかるH21年度の費用は、2000万円です。
確かな学力に必要なものはテストではなく、教育条件の改善です。貴重な教育予算をもっと有効に使うべきではないでしょうか。

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<今こそ小人数学級の実施>

全国45の道府県、6政令都市で独自に取り組まれているのです。
今年度小学校3年生を40人ではなく、せめて38人学級としたなら11学級ふやすだけです。約7700万円の費用で実現できます。一般会計3000億円規模の堺市で、できないことではありません。やるべきと強く主張しました。
「堺市の公立中学で飲酒強要で急性アルコール中毒!」のニュースが流れました。中学校の教育困難はもはや限界です。少人数学級の実現にむけてがんばりましょう。

<白鷺駅のエレベーターついに実現!>

3年前に2回にわたって陳情した白鷺駅のエレベーターついに実現の運びです。
すでに駅構内のエレベーターは稼働しています。「外側のエレベーターはまだ?」の声が上がっていました。現在すでに水路変更の工事が行われています。来年早々にエレベーター設置工事が始まり、6月〜7月には完成予定です。

<南海高野線三国丘駅のエレベーター設置も>

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すでに予算が付き、設計に入っています。来年度は着工の予定です。南海高野線三国丘駅のエレベーター設置も、もうすぐです。

月日のたつのは早いもの。私の任期もあと1年余りになりました。市民の皆さんとごいっしょに、命・くらし・そして教育充実の市政めざしてがんばってまいりました。 今後とも、ご支持ご支援、どうぞよろしくお願いいたします。
来る参議院選挙での日本共産党の躍進に全力をつくします。
来年こそ、幸多き年でありますように!
風邪などひかれませんように!

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こんにちは!石本京子です

2009年10月

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10月6・7日文教委員会の視察がありました。

<1日目>

浜松市教育委員会

浜松市は、全国2番目に広い市です。天竜川・浜名湖地域12市町村の合併で人口82万人、面積1511平方キロメートルになり、H19年4月に政令指定都市に移行しました。 市庁舎で市議会議長のごあいさつの後、教育委員会総務部の職員の方から「浜松市教育総合計画」について説明をうけました。

<幼稚園・学校の概況>

( )内は休園・休校

  <堺市>
幼稚園73(6)(私立51)11(私立51)
小学校112(1)94
中学校4943
高等学校12

浜松市:72000人(うち外国人1600人)
堺市:102282人
(但し浜松市は特別支援学校を県に移譲しているので堺市の児童生徒数に特別支援学校生徒・児童数は含みません。)

(小学校)(中学校)
浜松市29人32人
堺市28人32人(学級数に特別支援学級を含む)
(3歳児)(4〜5歳児)
浜松市74.0%76.6%
堺市44.5%65.0%

(この違いは、どこからくるのでしょう。とりあえず次の2点だけは確かです)
①浜松市の公立幼稚園は3年保育を実施している
②公立幼稚園の数が堺の約7倍

浜松市:93億9630万円(3.8%)
堺市:98億9889万円(3.5%)

(5億円の差です。「なるほど。やっぱり」と思いませんか?)

<浜松市教育総合計画>

(学校づくり)

  • 宣言1、夢と希望をはぐくむ園・学校をつくります
  • 宣言2、豊かな心と健やかな体を育てます
  • 宣言3、確かな学力を育成します
  • 宣言4、ニーズに応じたこどもを支援します
    • 教育相談の充実
    • 不登校の子供への支援
    • 障害のある子どもへの支援
    • 外国人の子どもへの支援
  • 宣言5、社会の変化に対応できる能力を育成します

(家庭・地域との連携)

  • 宣言6、学校と家庭の連携をすすめます
  • 宣言7、学校と地域の連携を強化します

(市としての取組)

  • 宣言8、魅力ある先生を育てます
    • 教職員研修の充実
    • 教職員の適正配置
    • 教職員に対する支援の充実
    • 人材作りに向けたあらたな取り組み
  • 宣言9、教育環境づくりをすすめます
  • 宣言10、教育改革を推進します
    • 教育改革に向けたとりくみ
    • 環境の変化に対応した教育行政
    • 広報活動の充実
    • 奨学金制度の充実

宣言4等に「・」で書いた観点がそれぞれついています。
この宣言にもとづいての説明で、私は主に次の3点についてお聞きしました。

1、 幼稚園の数と実態について

公立73園は堺の実態からみて桁はずれに多いと思いました。さらに、私立が51園。全国2番目に広い浜松市では、都市部はまだしも周辺部では子どもの数も減少している。そうしたところでも幼児教育を保障するという考えがあってのこととわかりました。

2、 30人学級モデル事業について

宣言9の施策「望ましい教育環境づくり」では、上記の事業を次のように取り組まれていました。

(I類)(II類)(III類)
人数25人以下26〜30人34人〜40人
学習状況従来の学級編成少人数学級モデル事業による概ね30人の学級従来の学級編成の多人数学級
対象校3校5校3校
指導形態少人数学級指導学級指導小1多人数学級指導支援員活用

H20年度のとりくみについて、学校、学級担任、保護者、児童を対象に調査が行われていました。
評価委員会を持ちその審査の内容は

  • 児童一人一人に目がいきとどく
  • 児童それぞれの活躍の場が保障できる
  • 学力の向上がある

というもので、なるべく早期に導入が望ましいと結論付けています。
教育委員会としては、教職員の確保、教室等施設の整備などを考慮して来年度は小学校1年生に35人学級の実施が行われるようでした。
まだ課題はあるようでしたが、少人数学級実施にむけて具体的に取り組みが行われているようすがうかがえました。

3、外国人の子供たちへの支援について

浜松駅から市役所にむかうタクシーの運転手さんから「日系ブラジル人が増えている。」というお話を聞きました。また、市庁舎に入るとすぐ外国の人が目につきました。
外国からきた子どもたちの教育については、たくさん課題があります。
浜松市では、外国人の児童・生徒数は全体で1700人。(小学校1237人、中学校463人)年年増加しています。
多い学校では全校300人中70人というところもあるということでした。
浜松市の産業(自動車<スズキ本社>楽器<ヤマハ・カワイなど>さらに農業や漁業もある)に関係するものでしょうか。
言葉や文化の違いで多くの困難を抱える外国人のこどもたちへの支援が大切と位置付けられています。
言葉では、日本語の指導だけでなく母国語による教育も必要です。
母国語教室は、ポルトガル語、ベトナム語、スペイン語が開設されています。
国・県の支援は加配教員37人30校に配置、取り出し指導など実施
市単独の支援(バイリンガル支援者)
・就学支援:8人、8校に常駐
・就学サポーター:30人、44校巡回
・外国人相談員:3人
バイリンガル相談員

4、その他

  • H20年度創設の教師塾は、現職教職員を対象とし、若手ひとりに2〜3人のベテラン教師の16グループ編成で、年間5〜11階の研修を計画・実施
    (堺市では、堺市に採用の決まっていない学生等を対象とした「夢塾」がありますが、見直しの必要は大いにあると思いました)
  • 全国学力・学習状況調査について正答率は小学校は、全国を少し上回る
    中学校はかなり上回る。「中学生になると学習習慣も身についてくるようだ」とのことでした。「結果の公表は、していない」と、きっぱり答えていらっしゃいました。
    学力向上の取組については、「わかる授業、楽しい授業」を基本に、支援員、補助員の活用。ニーズに応じた支援員補助員の配置。学校図書館補助員はすべての小・中学校に配置など実態をふまえた施策が多く取られているように思いました。
    「(故意に)多数のガラスが割られるような事件は?」の質問には「ないことはないです」というお答えでした。
    教育の課題はどこも大差はないと思いますが、実態に合った対応、現場教職員保護者や児童生徒の思いにこたえた施策がどこまでできるかということが課題解決につながっていくのではないかと思います。
  • 「心のノート」や「教職員評価」についても「個人的な考えです」と言いながら率直に答えていただいたことがとても新鮮でした。

<2日目>

岐阜市科学館

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緑豊かなグラウンド横におしゃれな2階建ての建物でした。
昭和30年に児童科学館としてスタート。現在は、敷地面積8486.58平方メートル。延べ床面積4559.32平方メートル。同2389.33平方メートル。
展示、教育普及、研究、プラネタリウム、天文台など多彩な部門が設置されていました。
当日は幼稚園のこどもたちが見学に訪れていました。自然や科学技術、気象、宇宙などさまざまな工夫をこらした装置によって楽しんでいました。
お孫さんをつれた女性もいらっしゃいました。
入場料金は大人800円ですが、中学生までは無料です。
私達は、まずプラネタリウムを見学しました。アリオンタイムという楽しい番組がありました。「かぐや姫」がテーマになっていて星と音楽と大きなスクリーンに映る映像がなかなかのものでした。後でお聞きしたところによると職員が制作されたということでした。子どもむけには「3匹の子豚」や「ヤッターマン」などをテーマにしたものもありました。
見学の後、科学館のことや教育委員会の取組をお聞きしました。
私は岐阜市教育委員会所管の施設について質問しました。
科学館のほかに、歴史博物館、図書館、青少年会館など6施設あるそうです。科学館や歴史博物館、図書館、中央の青少年会館は市の直営その他は指定管理者によるものでした。
他の議員が収支について質問しました。入館料や受講料などの収入は1700万円。しかし教育施設として位置づけられ一般会計(特別会計ではない)で1億7千万円余の予算が組まれているとのことでした。(つまり、利益を生むためのものではないということです)
子どもたちだけでなく一般を対象にしたさまざまな講座やイベントも多彩で、年間10万人前後の利用者があるということでした。
小・中学校の利用は、バス代半額補助をしていたころは7〜8割現在は5割ということでした。小中学生の入館料は無料なので自由に来れる条件はあるというところです。
岐阜市という自治体の施設として大変充実した内容のあるものだと思いました。

「隣の芝生はあおい」というものですが、堺市の現実に比較して、こどもや教育が大切にされている。必要な予算が確保されているという感じを受けました。
「費用対効果」や効率、成果を数値に置き換えて示すことより、子供たちにとって何が必要かを正面から見据えなければならないと改めて強く感じました。2日間かけて貴重な税金を使っての視察です。堺市の教育施策に今後生かさなければなりません。がんばります。
市民のみなさまの大きなご支持ご支援どうぞよろしくお願いいたします。

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こんにちは!石本京子です

2009年9月

総選挙で、「貧困と格差の政治」自民党・公明党に審判!

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 16区では、公明党幹事長の北川氏がよもやの落選!新人の民主党候補森山氏が10万548票を獲得し、北川氏に約1万5千票の差をつけて圧勝しました。日本共産党の岸上しずきの得票は、19379票でした。
 ただ、このように民主党への大風が吹く中、日本共産党が比例代表選挙で、現有9議席を守り抜くことができたことは、多くの国民のみなさんからこれまで日本共産党が果たしてきた役割、そしてお示ししてきた政策にお寄せいただいたご支持ご支援の力だと考えます。
 今度の選挙で政権交代が実現しました。日本共産党は、後期高齢者医療制度の廃止や生活保護所帯の母子加算・老年加算の復活、「高校授業料の無料化」など国民の皆さんの命と暮らしを守る施策の実現に力をつくします。そして消費税の増税やFTA(日米自由貿易協定)締結などには断固反対する建設的野党としてがんばってまいります。
 国民が主人公の新しい日本をめざして共にがんばりましょう。

第3回定例市議会

 8月17日から第3回定例市議会が開催されています。
 日本共産党堺市議団は団長をはじめ3人の議員が大綱質疑(代表質問)にたちました。以下の点で市当局を質しました。

  • 地方自治体の首長として地方政治を担う基本的認識について問う
  • 国民健康保険被保険者に対する必要な医療の確保について
    • 被保険者証の取り上げ問題について
    • 窓口一部負担金の減免制度について
  • 子どもの教育を受ける権利保障について
    • 就学援助金制度について
    • 奨学金制度について
  • LRT(東西鉄軌道)事業について
    • 市長が見直すという考えに至った理由は何か。市長選挙までに見直すとしたがどのように見直すのか。
    • 堺浜の経済波及効果をLRTにより市中心部に誘引し、にぎわい創出に役立てるとはどういうことか。
    • LRTは環境にやさしいというが、どういうことか。
  • 都市計画法と都市農業問題について
  • 介護保険制度について
  • 認知省サポーター養成について
  • 議案第111号「堺市安全・安心・快適な市民協働のまちづくり条例」
  • 男女共同参画について
  • 堺市における平和に対する取り組みについて
  • 障害のある人、子どもたちの施策について

 他会派と比較いたしますと、わが日本共産党の質問はどれをとりましても、市民が直面する切実な問題をとりあげ、果たすべき市の役割について鋭く追及するものでした。
 とりわけ「平和に対する取り組み」の質問では、「装甲車」や「銃の引き金にかかる指」の写真が載った自衛隊のカレンダーを掲げ、平和都市をめざす堺市にとって「堺まつり」に際し自衛艦の入港展示・見学会実施など自衛隊への協力はふさわしいものではないとすると、他会派からヤジがとぶという場面もありました。堺市は「平和市長会」や「非核平和宣言都市協議会」所属の立場からも、堺大空襲を後世に語り継ぐことや非核平和宣言都市として今後もとりくむ姿勢を明かにしました。
「核兵器のない世界」をめざし党派をこえたとりくみに期待します。

こどもたちに豊かな学校教育を…(文教委員会から)

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 9月1日文教委員会が開催されました。
 私が行なった質問は次のとおりです。

〈一般質問〉

教職員評価育成システムについて

 実施6年目をむかえ、制度の矛盾は深まるばかりです。
 目標の自己申告提出、校長との面談は円滑に適切に行われているのか。

「SABCD」

 5段階の評価にすべての教職員は納得しているのかを質しました。提出状況は
 H16年度は97.2%、
 H17年度は98.1%、
 H18年度以降は98.9%と答えました。
 評価が給与にリンクされる中で、やむなく提出させられていることは明白です。
 また、「…個人目標について校園長と教職員とが意見交換を行い教職員の具体的な職務内容や仕事上の課題について相互理解を深め、1年間取り組むべき目標を確定されます。この面談では教職員一人一人の目標が適切なものとなり・・」とありました。これは、面談によって、本人が立てた目標が変えられている。まさに「目標管理」と言えるのではないでしょうか。
 質問の終わりに教職員の生の声を紹介しました。
「自己申告を出さないということで、どこから見ても立派な先生の給与が下がるなんておかしい。」
「忙しい中で、自己申告を書かなければならない・・やめてほしい」
「みんな朝から晩まで一生懸命働いている。がんばっているのになぜ評価して差をつけるのか」等々
 だれもが持つ当然の思いです。国連ILOユネスコの調査団が、この評価制度、「指導力不足教員」が「ILO・ユネスコの教師の地位に関する勧告」に抵触するものと判断し、調査に来たことも言って制度の不当性を訴えました。

教職員免許更新制について

教育委員会は、「何人の教職員が今年の受講対象となっているか」はわかっても、更新のための講習の受講状況は全く把握できていないのです。
 教職員の身分保障と費用負担などの不利益、この制度が学校教育現場に支障をきたすことなどが明らかです。教育委員会は、本格実施に当たって対策をたてるべきです。
 この制度が教育基本法改定からたった半年、スピード審議と強行採決で成立した制度であることを言い、朝日新聞の声欄にあった「生活をかけて受講した」
 53歳の高校教師と66歳の実施大学の講師の「教員に負担重い免許更新制」の新聞記事を紹介し、制度の不当性を主張しました。

子どもの読書推進事業について

 まず、この事業推進にあたり計画の段階からの市民参加を要求するものでした。
 また、図書購入予算の増額も要望していました。図書購入費は、堺市は府下最低です。市民一人当たりの金額は、1番の豊能郡は443円です。堺市は99円です。4倍以上の開きです。堺市ではH14年度までは図書館予算は1億円を推移していました。ところが、その後、現市長になって、
 H15年度は、 8千5百万円。
 H18年.19年度は 6134万2千円。
 昨年は、1千万円が増額され、7143万2千円。
 今年は5百万円増額で、 7643万2千円
 しかし、府下最低は、政令市、文化都市に相応しいものではありません。
 また図書館司書など人的配置についても一層の充実を求めました。司書率は政令市では、神戸市・大阪市についで3番目8割を超えていますが、新たな募集・採用は行われてはいません。司書の「専門的業務の明確化」「要因管理の適正化」で職員の削減や業務のアウトソーシングを進めるものです。
 学校図書館については、蔵書数は学校図書館図書標準を満たしていない学校が多数です。人的配置とあわせて標準達成を要望しました。

学力会議について

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 学力推進事業のひとつとして取り組まれ、3回にわたって行われました。
 大学理事、経済団体、精神科医師、大学教授、企業(ベネッセコーポレーション)など有識者5人の委員で構成された会議で私は3回すべてに出席しました。
 発言には委員各界の特徴が如実に現れてはおりましたが、やはり教育の専門家の方々の発言が光っていたように思います。学力を単にテストの正答率に矮小化するのではなく、子供の発達段階をふまえた中でとらえること、学校教育においてはあくまで学校の自律性・自主性をもとにすること、あるいは、成果主義を学校に持ち込むのではなく、よき同僚生を発揮して、若い先生の成長を支えるベテランの先生の知識や技術の引き継ぎなどが話されていました。
 これらの発言をまとめ、提言として今後の教育施策に生かすということだったので、内容の「いいとこどり」ではなく、話し合われた内容をきちんとまとめて反映されることを要望しました。
 さらに、8月末に行われた、今年度の全国学力・学習状況調査の結果公表にもふれ、こどもたちに学習する能力としての「確かな学力」をつけるため少人数学級の実施に向けた検討を迫りました。はじめて、「検討課題のひとつとして認識する」との答弁を聞かせてもらいました。

 市民の皆さん、保護者、教職員のみなさん。そして、
 児童、生徒の皆さん。
 市長選挙に際し、少人数学級実現の運動を大きく広げようではありませんか。
 私も、全力をあげてがんばります。よろしくお願いいたします。

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こんにちは!石本京子です

2009年7月

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 梅雨らしいお天気が続いています。みなさまお元気ですか。
 総選挙間近と言われて1年が経過しました。
 私たちの我慢も限界に来ています。
 100年に1度の経済不況で世界と日本の違いがはっきりしたのではないでしょうか。社会保障が充実し、働くルールの確立したヨーロッパでは、失業で、住まいまで失うことはありません。学費が高くて学校を中退しなければならない子どもたちが、7751人もいるということはないのです。大企業優先・アメリカ言いなりから国民の命とくらしに軸足をしっかり置いた政治を実現しましょう。

第2回定例市議会に提出された、

「国保料・介護保険料・上下水道料金引き下げの請願書」は、市長与党会派(自民・公明・民主・クリエイティブフェニックス・プロジェクト堺)によって不採択となりました。

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 不採択の理由は、「受益者負担、独立採算制」「国が法定外の繰入を認めない。すでに多額の繰入は行われている。」挙句の果てには「全国1高いのではない。全国の政令市で…。」また、「今年4月に新たに政令市となった岡山市をいれると2番ではない。3番。」などなどです。口では「市民のみなさまの思いは重く受け止めて…」と言いながら、実際には、苦しい市民の生活を思いやるのではなく、国の地方行革路線から1歩も出ない与党会派の体質がしっかり示されました。

 国の政治を国民の命・暮らしに軸足を置くものにしなければならないと一層強く感じたしだいです。9月の市長選挙も市民の暮らし優先か、大企業優先かが大きな争点となることでしょう。

核兵器も戦争もない世界をつくりましょう

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 7月3日泉州平和大行進が行われました。

 真っ黒に日焼けした東京からのとおし行進者、府内とおし行進者、名古屋から飛び入り参加の若者を先頭に浜寺公園から市役所本庁までを歩きました。

 あいにくの雨模様でしたが、そうひどくはなくて、「かんかん照りよりましか」と機嫌よく歩きました。

 「核兵器も戦争もない世界をつくりましょう」の声に沿道の市民のみなさんから、あたたかい声援をいただきました。

 アメリカのオバマ大統領は、プラハの演説で「核のない世界をめざす。」そして「それを世界に呼びかける。」さらに「広島・長崎に原子爆弾投下した国として行動することは道議的責任によるもの」と発言しました。日本共産党の志位和夫委員長との書簡の交換もあり、核兵器廃絶にむけ大きく動きました。さらに、ラクイラ・サミットにさきがけてのロシアへの公式訪問で、メドベージェフ大統領とも核廃絶について話し合い核軍縮の新たな枠組みの合意も行われたということです。

 地球上に26000発もある核兵器。95パーセントがアメリカとロシアの所有です。いまではイギリス、フランス、中国、インド、パキスタンそして北朝鮮までが持とうとしています。「核の抑止力」など幻でしかありません。人類滅亡の危機に追い込む核兵器の廃絶を1日も早く実現しようではありませんか。

 先日の北朝鮮の核実験に際し、自民党や民主党の中で「北朝鮮にむけて、ミサイル攻撃を」や「日本も核保有を」などと言う発言がありました。政府はアメリカの核の傘に固執する姿勢です。世界の流れを見る目をもたないこのような人に日本の未来を託すことはできません。日本共産党と共に核廃絶と平和、憲法9条を世界に広げようではありませんか。

 今年8月の原水爆禁止世界大会はとりわけ大きな意味を持つことでしょう。

 市役所の市民広場で、平和行進のゴールの会がもたれ、お茶のお接待をいただきました。ありがとうございました。

「ことばの力は、こころの力」

7月5日辻井喬講演会が行われました。600人を超える参加がありました。
講演にさきだって女性コーラスがありました。

曲目:心の色(詩:谷川俊太郎、作曲:石若雅也)
君、死にたもうことなかれ(詩:与謝野晶子、作曲:石若雅也)

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こんにちは!石本京子です

2009年5月

平成21年第2回定例市議会はじまる

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 5月19日定例市議会が開催されました。年度初めの議会は、議長・副議長をはじめとした役員選挙から始まります。議事運営委員会が何度も何度も繰り返し行われます。すべての議員は、控え室で待機しています。非公式の「議運」以外でも、いわゆる「水面下の動き」があります。今回は、自民党会派が二分したので、日本共産党は第3党になったのですが、11階受付の議員表示板の位置が変わった以外、違いはありません。5月26日の本会議ですべての役職が決定しました。
これを会派別の表にしてみます。

 委員長・議長副委員長・副議長
公明党(13人)268
民主党市民連合(10人)426
日本共産党(8人)000
自由民主党市民クラブ(6人)213
クリエイティブフェニックス(5人)303
自由民主党堺市議団(5人)123
プロジェクト堺(2人)011
会派に属さない議員(2人)000

となります。日本共産党は、第3党であるにもかかわらず、すべての役職から排除されています。議員の持つ権利は、獲得した投票数や、会派、性別、当選回数にかかわらず平等でなければなりません。
 日本共産党市議団は、議事運営委員会でもこの点について、かねてから是正せよと主張しているところですが、改善されません。私が議会にきて以来3年間この状況です。
 議会は、各政党を基本として会派を構成し、各派が協議しながら議会運営を行っています。役職ポストは各会派の議員数に応じて割り振ることが議会制民主主義を体現する議会としては当然要請されるところです。そのため、国でも、全国の自治体でも普通のこととして、一定の割合で野党にも役職がわりあてられています。ところが、堺市議会は8名で構成される日本共産党市議団についてはすべてのポストから排除しているのです。
ちなみに大阪市議会でも大阪府議会でもその他の地方議会でも日本共産党をこのように排除するようなことは行われていません。慣例等によって市民の意思が議会に反映するための配慮が行われています。なんでも多数決できめることは、民主主義とは言い切れません。議長・副議長の着任あいさつはそろって「議会の円滑な運営をめざす」というものでした。
 私は違和感を覚えました。「円滑」よりも「審議をつくすこと」が大切なのではないでしょうか。賛成・反対の意見が十分だされてこそ、議会の行政に対するチェック機能が果たせるというものです。「円滑」の意味が問われます。
 思想信条の如何にかかわらず、すべての市民の皆さんの思いが反映してこそ健全な議会です。少数意見が大切にされなければ民主主義とは言えません。弱いものをないがしろにしてはばからない考え方こそ、今日の貧困と格差を生み出した政治そのものです。これを変えること、ただすことが今、市民・国民の皆さんが求めるところではないでしょうか。
 市民のみなさんの、ご意見をどうぞお聞かせください。

母子寡婦福祉会大会に参加して

 5月24日堺母子寡婦福祉会の大会に出席しました。堺市長、議長、国会議員、市議会議員、府議会議員なども出席していました。この母子福祉会は昭和26年、戦争未亡人の福祉向上を目的に立ちあげられたものだということです。
 戦後60余年たつ今、貧困と格差が広がる中で、会の存在は一層重要という印象を受けました。吉田理事長のごあいさつでは「児童扶養手当の削減、廃止は、母子家庭にとって命綱を断つもの」と言われました。また、来賓の府の母子寡婦福祉会の方は、昨年のひとり親家庭の医療助成削減に反対する請願運動や、ひとり親の8割が就労しているにもかかわらず、低所得で生活が困難である状況を訴えられました。国民・市民の暮らしを直撃する政治への思い(怒り)を感じました。自民党の国会議員(女性)もあいさつをされました。
 政権与党議員としての自らの責任をどう考えていらっしゃるのか、今後の政治姿勢を明らかにすべきだと思いました。
 今度の選挙は、弱い者いじめの政治をただす選挙です。

日本国憲法25条
「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」

 憲法をくらしに生かしましょう。
 日本共産党への、いっそうのご支援を賜りますようお願いいたします。

憲法9条を守り、核廃絶を実現しましよう

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 5月25日北朝鮮は地下核実験を行いました。世界に大きな怒りが広がっています。広島、長崎に落とされた原子爆弾は、一瞬にして20万人もの命を奪いました。体と心に受けた傷は、今もまだ、癒えることはありません。2度とふたたび繰り返さないようにと、多くの被爆者が、力をふりしぼって、辛い体験を世界に訴えています。
 先日プラハで行われた講演で、アメリカのオバマ大統領が、初めて広島、長崎に原子爆弾を落とした「同義的責任」にふれました。核廃絶を国の政策に掲げ、世界に呼びかけると発言しました。日本共産党の志位和夫委員長はこの講演に対し書簡を送りました。アメリカ大統領(代筆)から、「核廃絶に対するあなたの情熱に感謝」の返書が届きました。
 人類の幸せも繁栄も、核廃絶と平和なくしては望むべくもありません。
 核廃絶の道のりは、けっして平坦なものではないでしょう。
 しかし今、世界で核廃絶と平和を求める運動は、確実に大きく広がっています。このことに確信をもって、共に歩みましょう。
 世界大会にむけて、平和大行進もすでにスタートしています。全国各地の平和の願いをひとつにし、世界に大きくはばたかせましょう。

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こんにちは!石本京子です

2009年4月

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 満開の桜が咲き乱れる中、市内各地の小学校・中学校では入学式が行われました。私も、地元の学校に出席させていただきました。
 2週間前に行われた小学校の卒業式では、あんなに堂々としたこどもたちが、中学校では、真新しい制服を着込んではいるものの、どこか心細げで幼くみえるのは不思議なものです。それでも、これから始まる中学校での3年間、勉強や部活への大きな期待が、体中からあふれていました。
 体も心も、大きく、深く成長する中学生を力いっぱい応援したいと思います。

歌をひとつご紹介します。

「手紙──15歳のあなたへ」
作詞/作曲/編曲 アンジェラ・アキ

拝啓 この手紙、読んでいるあなたは
どこで、何をしているのだろう
15の僕には、誰にも話せない、悩みの種があるのです
未来の自分に、あてて書く手紙なら、
きっとすなおに、打ち明けられるだろう
今、負けそうで、泣きそうで、消えてしまいそうな僕は
誰の言葉を、信じあるけばいいの
ひとつしかない、この胸が何度もばらばらに割れて
苦しい中で、今を生きている
今を生きている

拝啓 ありがとう。15のあなたに
伝えたいことがあるのです。
自分とは何で、どこへ向かうべきか
問い続ければ見えてくる
荒れた青春の海は厳しいけれど
明日の岸辺へと夢の舟よすすめ
今、負けないで、泣かないで。消えてしまいそうな時は
自分の言葉信じ歩けばいいの
大人の僕も、傷ついて、眠れない夜はあるけど
苦くて甘い今を生きている
今を生きている
…………(中略)
拝啓この手紙読んでいるあなたが、幸せなことを願います…

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 この歌は、昨年のNHKの合唱コンクールの課題曲になっていたようです。
 テレビで偶然みかけたのですが、すっかりはまってしまいました。
 作者のアンジェラさんも、日本の学校でずいぶん苦労もされたらしいですが、それを人生のこやしにしてすばらしい活躍ぶりです。こどもたちの成長発達を心から応援する社会であり、政治でなければとつくづく思います。

 小学校の入学式は、本当に春うららの御日和でした。
 かわいい1年生の姿はいつみても心洗われ、微笑みがこぼれます。
 緊張しているのは、お父さんやお母さん。カメラやビデオがフル回転でした。
 私ごとながら、孫も新1年生になりました。35人学級実現で、32人のクラスで学校生活をスタートしました。ひとりひとりのこどもたちがしっかり学習し、成長発達が遂げられるよう、豊かな学校教育の実現にいっそう気合いがはいります。
 すべての子供たちのかけがえのない人生に幸あられかし!!



日本の文化!お花見は楽しい!

 今年は、3月28日、4月5日、4月19日と3回のお花見がありました。
 3月は真冬なみの寒さに襲われ、屋内にて開催となりました。

 4月は、大仙公園でした。この日は、本当のお花見びよりでした。朝早くから「場所取り」をして、後援会の方々のお集りをいただきました。お弁当や豚汁、食後は野点もあり、おいしいお抹茶をいただきました。自慢ののどのごひろうもあり、ほんとうに楽しいお花見でした。
 最後は、4月19日でした。お花はとっくに散り落ちて、青々と葉っぱがしげっていました。自治会や老人会など地域の方々が、近所の池の端に集いました。
 現役で働いていたころは、朝晩のごあいさつもそこそこのお付き合いでしたが、今は、リタイア組が圧倒的です。わがマンションの半数100世帯あまりが、65歳以上、80歳以上のかたも20人はいらっしゃるとお聞きしました。
 60歳以上となると3分の2にもなるのではないかと思います。子育ても終え、夫婦二人だけ、あるいは連れ合いが先立ってワンちゃんたちがお相手、などライフスタイルはそれぞれです。けれども、皆さんおおいに今現在の生活を楽しんでいらっしゃるようで、私も元気をいただきました。みんなが安全安心に暮らせるよう、ご近所のつながりをさらに深めましょうと意思統一をしました。お酒やビールも入ってたいそう盛り上がりました。(皆さん強い!)

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こんにちは!石本京子です

2009年3月

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 沈丁花の香りが立ち始めると卒業式です。
 3月13日。私も地域の中学校の卒業式に行かせていただきました。
 今年の卒業生は、私が小学校1年生を担任した子どもたちです。
 名前を呼ばれて壇上にあがって行くこどもたちは、どの子も立派に成長していました。
 小学校と中学校の9年間。辛いこと悲しいことがあったことでしょう。けれど、家族や友達、そして先生、そのほかたくさんの出会いに力を得て今日を迎えたのでしょう。体も心も大きく成長し、中学校を卒業していきました。
 この先も幾多の困難があることか。どれほど大きな幸せを手にすることか。それぞれの人生に雄々しく立ち向かって歩んでほしい。心からそう思いました。
 中学校教職員の皆さんのご努力、ご苦労、そしてお喜びの計り知れない大きさに、ただただ敬意を表します。
 今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

〈旅立ちの日に〉
白い光の中に 山脈は萌えて
はるかな空の 果てまでも 君はとびたつ
限りなく青い空に 心ふるわせ
自由をかける鳥よ 振り返ることもせず
勇気を翼にこめて 希望の風にのり
この広い大空に 夢をたくして

今 別れの時 飛び立とう 未来信じて
はずむ 若い 力信じて
この広い この広い 大空に


子供たちの歌声が心にしみました。

3月議会

 3月議会は平成21年度当初予算を決める議会です。
 アメリカ発の金融破綻。世界同時不況。国内総生産が年率12.7%下落。
 非正規労働者の「派遣切り」「雇い止め」。そして、新卒者の「内定取り消し」と雇用の状況が大変悪くなっています。シャッターが目立つ商店街。中小の業者さんも「去年10月から、まともに仕事がない。」などの声を聞きます。
 暮らしが大変困難な状況の下、暮らし応援の施策が求められます。

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3月4日、本会議で大綱質疑に立ちました。

 今回は、運営の方法が変わって大綱質疑の人数制限がなくなりました。
 日本共産党市議団からは、栗駒団長、石谷議員、そして石本京子の3人が立ちました。 私のテーマは「堺市の教育施策について」です。

(1) 堺市が1億2227万3千円の予算をくんだ「学力向上推進事業」について聞きました。
● 外部人材による「学力向上戦略会議」設置
● 算数・数学試行コンテストの開催
● 効果検証のための堺市学力実態調査拡大
● 学力向上推進リーダーの配置(10人)
● 学力サポーターの配置
● 思考力を育成する問題の作成

この事業は、このように6つのうち4つまでがテストに関わるものです。
 「学力向上」が、何のことはない「テスト対策」になっているのです。
 「学力向上」が、こどもたちと直接かかわる教職員や保護者ではなく、外部人材によってその「戦略」が煉られるというわけです。
 学校教育の目的がこどもたちの「人格の完成」から、大きく逸脱していると指摘しました。

(2) 中学校の大変困難な状況を、10年前のA先生「自死」と公務災害非認定。これに対するご家族の訴えから紹介しました。
 A先生は「ここまで荒れたら、誰がなっても同じや。」と言われて、中学2年生のクラス担任となりました。
 妨害やエスケープで授業が成り立たない。
 しかし、最低限の学力は保証しなければと毎日プリントを作成する。しかし5月には生徒から暴力を受ける。
 6月には宿泊訓練。事前の説明会も小石が飛び交い、私語がやまない。

 実施当日のキャンプファイアーも混乱。徹夜の生徒管理。事件続発。
 その直後に倒れ、「うつ病。3か月の休業」の診断を受ける。しかし、管理職から「がんばってほしい」と言われ復職。学校の状況は全く変わらず、生徒の暴力や暴言は続く。11月にふたたび倒れ入院。休職。
 その後は入院と自宅で療養。1年後の10月A先生は、自ら命を絶つ。
 中学校のこうした状況は今も変わりません。

 昨年6月に、ひとりの女性教職員が、教室から出た生徒を指導中に、ドアに指をはさまれ切断するという事故がありました。
 10年経っても、事態は変わりません。
 こうした状況を教育委員会はどのように認識しているかと問いました。

 教育委員会の答弁は「堺市学力実態調査から、中学1年の段階で教科学力や学習規律、生活習慣において課題が見られ、各学校における授業改善や小学校から中学校につながる、保護者や地域と連携した生活習慣・学習習慣の改善が必要である」というものです。
 教育委員会は、悩み苦しむこどもたちや必死に頑張る教職員ではなく、テストの調査結果だけを見ているのだと、判断せざるを得ません。

 私は、最後の発言で、強く抗議しました。
 中学生の時期は大変難しい時期です。格差社会の中で悩み苦しんでいます。
 こんな中でなぜ、「学力テスト」なのでしょう。
 まず、授業ではありませんか。
 勉強がわからないと苦しんでいる子供たちの声にまず応えるべきだと思うのです。子供たちに学ぶ喜びと未来への夢を与えなければなりません。

 教職員の命を削っての努力に応えるためには、教職員の増員です。
 少人数学級の実施でひとりひとりに向き合える教育条件を1日も早く実現しなければなりません。
 教育予算を増やすべきです。国にまずその責任があります。

 学力世界1のフィンランドの1学級平均人数は18人です。まずこれに学ぶべきではないでしょうか。
 多くの市民のみなさんが、生活に困難を抱える今だからこそ、子供たちに行き届いた教育が何より望まれます。
 大企業のもうけや、政権に翻弄される政治ではなく国民のくらし、子供たちの教育をしっかり中心にすえた政治を実現しなければなりません。
 皆さん応援よりしくお願いいたします。

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こんにちは!石本京子です

2009年1月

 「新年あけましておめでとうございます。」というには、あまりにも悲惨な年末年始でした。
 東京日比谷公園の「年越し派遣村」には500人の、職と住まいをなくした人が詰め掛けました。厳寒に、自然災害でもないのに公園にテントを張って眠らなくてはならないなど、あり得ないことです。貧困と格差を広げてきた構造改革の政治が生み出した災害です。
 「大リストラは政治災害」とはよく言ったものです。
 しかしながら、日比谷公園には、労働者の3倍の数のボランティアの方が集まりました。理不尽な仕打ちに耐える仲間を助けようと、連帯が広がりました。不当な首切りを許さないという国民の力が示されました。厚労省は庁内の講堂を開放し、自治体も、救済と雇用対策に動き始めました。労働組合を結成し、企業と交渉し自らの権利を守って闘う労働者が増えています。
 アメリカのオバマ大統領ではありませんが、“CHANGE(チェンジ)YES,WE CAN.”です。今年こそ、政治の中身をチェンジしましょう。日本共産党はがんばります。
 本年もご支持、ご支援どうぞよろしくお願いいたします。

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子供青少年健全育成特別調査委員会の視察がありました

[1月19日(月)]
 東京都品川区の区立八潮児童センターにいきました。
 全世帯5000。人口1万5千人。入居26年目の団地です。
 地域にある3つの小学校と2つの中学校が、1つの小中一貫校に統合されます。
 全児童生徒数は640人ということでした。少子化が進んでいるようです。
 八潮児童センターは、入ったところがオープンスペースになっていて、4〜5人の丸テーブルがいくつかありました。そしてキッチンがあり、冷蔵庫もおいています。誰でも使用者名簿に記入すれば、自由に使えることになっています。ただし2日以上置いておくと処分されます。このセンターのとりくみの特徴は中高生対象の“ティーンズプラザ”です。品川区全体で行われていることですが、バンド練習やライブ、ファッションショー、料理や、工作、染物など多彩な活動ができます。ドラムやミキシング装置、卓球台や体育館、屋上には、バスケットゴールなどもあり多種多様な活動ができるようになっています。そして、単なる施設提供に終わるのではなく、こどもたちが自ら、協力して運営し、発表などの場をつくりあげています。また、不登校など問題を抱えた子供たちの居場所としても機能しているようでした。
 在宅子育て支援事業もあります。当日も学校入学前の乳幼児もお母さんに連れられて体育館や畳敷きの部屋で遊んでいました。たまたまロシア人の母子もいらっしゃいました。
 親育ち事業ではワークショップや父親学級があります。
 中高生と赤ちゃんのふれあい事業もあります。
 区の専門職員5人のほか派遣職員1名、委託職員5名で施設を管理し、利用者の指導に当たっているということでした。館長さんが出迎えて下さり、館内の案内、事業の説明、質問への応答とそれは熱心に対応して下さいました。八潮のこどもたちへの並々ならぬ熱意を感じました。児童センターが区の直轄事業として行われていることで、こうした事業が、可能になるということがよくわかりました。


[1月20日(火)]
 川崎市は、全国にさきがけて「子供の権利条例」ができたところです。子ども施策がどのように行われているか大きな期待をもっていきました。

基本目標の1は、子どもの権利を尊重する社会づくり

おもな施策の実施状況として
○子どもの意見表明権:参加の促進
○「子どもの会議」の促進
 31名の子ども委員が参加し、「学校」「エコ」「福祉」の3分科会に分かれて、それぞれ調査を行い、「かわさき子ども集会」で発表を行った。

基本目標2は、家庭の育てる力を支える仕組みづくり

○若い世代からの子育ての意識づくり
○保育受け入れ枠の拡充
○ひとり親家庭への支援
○障害のある子どもへの総合的支援

基本目標3は、子育て家庭を支援する地域づくり

○親子が気軽につどえる場の提供
○相談体制の充実
○青少年の健全な育成環境の形成

基本目標4は、親と子のからだの健康づくり

○不妊治療への対応
 平成19年度から特定不妊治療費助成制度の所得制限を緩和し、1回あたりの助成額を10万円、年間2回まで受けられる。
○食育の推進

基本目標5は、子供が豊かに育つ学びや遊びの場づくり

○地域の教育力の向上
○幼児教育の充実
○子どもの遊びと健全育成の推進

基本目標6は、子どもと子育てにやさしいまちづくり

○福祉のまちづくりの推進
○子どもを犯罪等の被害から守るための活動の推進



 教育相談センターの事業として、不登校児童生徒・保護者への支援が行われています。
  スクールカウンセラーの配置、教育相談学校巡回カウンセラー、不登校家庭訪問相談員連絡会議電話相談員、ゆうゆう広場(学校に行けないけれど同世代の仲間とかかわりたいというこどもたちを対象にした少人数による集団活動の場)など多彩に取り組みが行われています。

全国的にも深刻な問題となっています。実態調査を行い課題が次のように設定されています。
(1) 教育の情報化
(2) 情報モラル教育の推進
(3) 子どものネット利用と深刻化するインターネット問題およびトラブルの多様化

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 不登校や「ネットいじめ」など、どちらも深刻な問題で、緊急に対策が取られなければならない問題です。しかし、なぜこのような問題が起きてくるのかその原因はすでに明かになっているのではないでしょうか。
私は、川崎市の熱心な取り組みに大変感銘を受けましたが、このような状況を生み出した原因にもっと目を向け改善しなければならないとの思いを強くしました。
過度な競争を教育に持ち込む、学力テストや学校評価や教職員評価を見直さなければなりません。
  子育て真っ最中のお父さんや、お母さんの仕事の保障、暮らしの応援が必要です。
  子供の貧困を放置してはなりません。
  国民の命、くらし、そして子どもたちの教育がもっともっと大切にされる政治を実現しなければならないのではないでしょうか。

 今回の視察の成果を少しでも堺の教育に生かすようがんばってまいります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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こんにちは!石本京子です

2008年12月

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 2008年も残りわずかとなりました。
 今年を表す漢字は「変」ということです。
 貧困と格差を広げてきた政治を「変えたい」と運動が大きく広がっています。
 労働者派遣法の抜本見直し。社会保障の拡充。少人数学級実施,高学費の引き下げなど教育条件の改善。年間5兆円の軍事予算を削ればできることです。
 日本国憲法が現実に生きるよういっそう運動を強めましょう。

ついに無保険の子供たちに短期保険証交付。法制化も実現!

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 高すぎて払えない国民健康保険料。堺市は全国17ある政令指定都市では1番高い!
 年間所得200万円の4人家族で約40万円です。月額にすれば10数万円の収入から3万円余の国保料です。年金の掛け金や介護保険料、保育料や学校徴収金などを払うとなれば本当に大変です。堺市が他市より高い理由は、医料費や収納率(滞納)が1番高いからではありません。理由は一般会計からの法定外の繰り入れが行われていないことです。1年滞納しますと保険証は取り上げです。代わりに交付された資格証明書で医師の診察を受けると窓口での負担は10割、全額負担です。これが受診抑制となり全国で31人も医師の診察や治療が受けられずに亡くなっています。GDP世界第2位を誇ってきた日本の社会にこんなことがあっていいのでしょうか。さらに問題となったのは「無保険の子供たち」です。こうした家庭に子供たちがいる場合、こどもたちも保険が使えません。保険料滞納は子供たちの責任ではありません。せめて子供たちだけは必要な医療を保障するべきと、日本共産党はこの間、市議会でも取り上げてきたところです。これが全国的にも問題となり、厚労省は「被保険者資格証明書交付に際しての留意点について」の通達をだしました。これをうけて堺市では、2008年12月と翌年1月の短期保険証を、交付することとなりました。対象は、資格証明書交付の476世帯の15歳以下の756人の子供たちです。
 とりあえずよかったと思います。さらにこのほど法制化も行われました。社会保障拡充せよの声をさらに大きくしましょう。アメリカ発の不況のあおりで“大量リストラ”です。冬の寒空に職だけでなく住居まで失う人が大量に生み出されようとしています。「大量解雇は政治災害」だからこそ、まず市民の命とくらしを守ることが、市政が負うべき責任です。とりわけ高齢者やこどもたちへの手厚い施策が強く望まれます。

学校施設耐震強化について

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 今年は自然災害が多発しました。
 中国四川省の大地震は、学校施設が倒壊し、多くの子供たちが犠牲となる痛ましいものでした。
 こうした事態の中、地震防災対策特別措置法が改正されました。国の調査では、震度6規模の地震で倒壊の恐れがある校舎は1万棟ということです(耐震度の指標であるIs値0.3以下)。
 これまで校舎等施設改修が進まない大きな原因は多額の費用でした。
 今度の改正は、耐震強化への国の補助枠を2分の1から3分の2に増やすというものです。耐震強化では今まで12.5%だった市の負担は3.3%まで軽減され、起債充当率も引き上げられます。(H22年度までの時限措置)
 また、耐震診断とその結果の公表が自治体に義務付けられています。
 現在の状況堺市は、診断率99.6パーセント。耐震率56.4パーセントです。
 府下では、お隣の高石市が診断率100パーセント。耐震率7.3パーセントで全国最低ということでした。が、その後高石市ではこうした法改正を受けて、耐震化率100パーセントをめざし計画の前倒し2次計画、3次計画の作成と大きく歩みだしたところです。高石市の「きのこが生える校舎」「モルタル落下」などの実態の公開、専門家をまねいての学習会など安心・安全を求める市民の運動(学校卒業生や教職員組合をもふくむ)の広がりが大きな力となったのです。公表は対策の第1歩とはまさにこうしたことをさすのでしょう。
 堺市の公表は、本年12月中に市のホームページにおいて学校ごと、校舎ごとに公表されるということです。学校施設は子供たちが昼間の大半をすごす学習と生活の場であり、災害時には市民の安全確保のための避難場所です。
 私は文教委員会において1日も早く耐震強化がなされるよう計画を前倒しして進めるよう強く求めました。
 貧困と格差をここまで進めてきた政治。大企業優先とアメリカいいなりの政治に大きな怒りの炎が燃えあがっています。
 来年こそ誰もが安心して生活し、医療を受けることができる、将来に夢と希望をもって働くことができる社会へ政治の中身を変えましょう。
 来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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こんにちは!石本京子です

2008年10月

 水防施設行政視察に行ってまいりました。
 今年は、各地で集中豪雨による、水害が頻発しました。中でも兵庫県都賀川の事故は、「親水施設」としてあった川辺でおきました。15分足らずの間に1mも水位が上がって、こどもたちが犠牲となった悲惨なものでした。二度とこうした事故が起きないよう、国や自治体の取り組みは重要です。環境問題と合わせて、安心安全な生活を保障する行政の在り方を見直す視察となりました。
 詳細は以下のとおりです。


10月16日

酒匂川

<酒匂川>(小田原土木事務所管轄)

 広々とした、河川敷を見渡す土手にたちました。川の流れにそって中ほどに石が積まれていました。たくさんの白鷺がその周りを飛びかっていました。
 遠目にはゆったりとした流れに見えましたが、「古来よりの暴れ川」であったということです。

 私たちが立っていた土手にはりっぱな松の木が植えられていました。これは、度重なる洪水の被害を少しでも防ぐためのものと、資料に書かれていました。あの二宮金次郎も200本の松を植えたといわれています。実際に洪水になったときは、この木を伐り堤防の横につなげて流れを弱める(木流し工法)。また、土手に並ぶ木が川からあふれる水の勢いを弱めるという働きをしたようです。しかし、第2次大戦の折には戦争資源として切り倒されてしまいましたが、1部は今日まで生きながらえています。平成14年には小田原市内の小学性の手で新たに苗のうえつけも行われています。酒匂川の松並木は、先人の治水のとりくみ、くらしへの思いを今に伝えるものです。

 宝永4年(1707年)に富士山が噴火し、その降灰が川をせき止め堤防を決壊させたおり、復旧に「文明堤」「三角土手」が築造されています。

湖尻水門

<湖尻水門>

 酒匂川の源流ともいえる早川の流れ出る芦ノ湖の「湖尻水門」まで行きました。
 昭和26年にそれまであった甲羅状の水門が改築されました。その後30年あまりたって、老朽化や洪水処理能力の不足によって治水対策上改築が必要となりました。昭和62年に着工平成2年の完成しました。それが現在の湖尻水門です。芦ノ湖の水位が2.3から2.9メートルの水位上昇で開けなければなりません。水門管理所での職員の常駐はありません。操作方法は電動式、無線による遠方監視・制御も可能です。が「大雨注意報」が出されると当番の職員のかたは現地に出張しなければならないということです。放流により川沿いの地域に被害をだすこともあるので判断は慎重にしなければならないということでした。台風の時など道路が封鎖され帰れなくなることもあったとか・・。
 自治体職員としての責任と誇りが感じられました。
 湖尻水門は、すばらしい自然に囲まれていました。紅葉の時期には、もう1度来たいと本気で思いました。
 水門の管理は、自治体が責任をもって行われていました。


10月17日

大磯港

<大磯港>

 コンクリート骨材の陸揚げ施設として昭和48年に完成しました。また、大規模地震発生時の緊急物資受入港として西湘バイパスへの臨港橋梁と岸壁の耐震化が実施されています。また津波に対応する「陸こう」の電動化にとりくんでいます。(「陸こう」とは堤防や護岸前面の港湾、海浜利用の人や車両の通行のための施設)
 大磯は、日本最初の海水浴場発祥の地です。また大磯港防波堤のすぐそばの、照ヶ崎海岸の磯には、20〜30キロはなれた丹沢山地からアオバトが100羽もの群れとなって海水を飲みにやってくるということです。なぜそのようなことをするのか理由はまだ解明されていませんが、自然のいとなみの不思議、奥深さというものでしょう。

水無川

<水無川>(平塚土木事務所管轄)

 川と河川敷が「水無川緑地」として整備されています。全長6.5kmのせいび計画です。澄んだ丹沢の水が流れていました。親水施設ときいて、兵庫県の都賀川を思い起こしました。が、ここでは集中豪雨で急に水位が上昇ということはないということでした。そう言われてみると周囲には高いビルやマンションなど全く見当たりませんでした。運動公園の木々の緑や植えられた花々が美しく自然を彩っていました。自然災害とはいうものの、人の働き、管理行政、まちづくりが、問われているのです。
 水防行政は、私にとって、まだまだ未知の課題ですが、市民の皆さんの命と財産を守るため学習と実践をつんでまいります。

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こんにちは!石本京子です

2008年8月 (2)

集中豪雨がおそろしい!

都賀川

 猛暑が続きます。前回、水防演習見学のご報告で、「水害がないように願うばかりです。」と書いたところでした。が、局地的大雨が連続しています。

 神戸の都賀川の事故です。
 学童保育や保育園児3人をふくむ5人もの犠牲者を出しました。
 都賀川は、こどもたちが水に親しむ、水辺の遊び場として賑わっていた川ということです。しかし、10分間で1.3mも水位があがり、まさに一瞬にして濁流にのみこまれてしまったのです。九死に一生を得たものの、目の前で友達や親しい人が流された、子供たちが受けた衝撃もはかり知れません。このような痛ましい事故が二度と起きないよう、原因を明らかにし、十分な対策が必要です。
 都賀川は、上流で六甲山系の2つの川が合流する長さわずか1.8km。河口までほぼ直線、高低差は50m。急こう配です。平均的な川幅は約17m(両護岸の上部の距離)という狭さ。こうしたことで集中豪雨になると一気に増水し、急流となります。兵庫県土木事務所によると、同川の洪水時の流速は、最高で秒速8m。一般の河川の2倍から4倍の速さということです。
 県は1996年から2005年にかけて都賀川に、遊歩道など現在の親水設備を整備しました。しかし、多くの子供たちが遊ぶにもかかわらず、急な増水への対策は、注意を呼びかける看板程度でした。安全確保は利用者まかせになっていたのです。天候などによる危険を知らせるサイレンの設置は県の管理する24水系51河川中たった2箇所にしかありませんでした。兵庫県は、今回の事故をうけて、21の河川にサイレン設置などを決めたようです。また、国交省も緊急実態調査(アンケート)を行うそうです。あまりにも大きな犠牲を払ってのことでした。国・県・市の責任が問われています。
 堺市の“堺21世紀・未来デザイン”では「河川流域においては、流出量の抑制と浸水防除をはかるため、雨水貯留施設、水路、雨水排水管の計画的な整備をすすめます。また、治水安全度を高めるため、河川の改修など総合治水対策をすすめます。」となっています。地球温暖化のせいか、想定外の気象異変が起きています。市民のくらしに、まずは安全安心が確保される施策の充実に目を光らせなければなりません。

 ところが、市の誤操作で水害!
 堺区香ヶ丘町付近一帯で起きた床上浸水(14件)・床下浸水(76件)及び道路冠水(3件)の被害が発生しました。(発生件数は8月7日午後3時時点の現地調査結果)市の報告では、
 「このたびの浸水被害の原因は、誤った情報によって大和川へ放流する陵北樋門を操作したことにより、雨水がマンホールからあふれだしたことが原因の一つであることが判明しました」ということでした。
 対策方針は
「今後、調査チームを設置し、再発防止に向け、機器の操作方法等の再点検、情報共有体制の見直し、委託業者との補償費用負担の協議、運転指導を徹底してまいります。また、平成16年に発注した雨水対策工事については、地元との調整が難航し未だ着手できていないのが実情であります。この工事についても早急に着手したいと思っております。」
ということです。
 また、「被害を受けられた皆様方には、誠意をもって対応してまいります。」とありますので、被害を受けられた方は、被害の実情をきちんと申告する必要があります。どうぞ日本共産党市会議員団にもご相談ください。
 市民の安全を守る責任は市や府・国にあります。安心して生活できる条件整備の、1日も早い実現を求めましょう。

 子供たちが楽しい夏休みをすごせますことを心から願います。

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こんにちは!石本京子です

2008年8月 (1)

第54回日本母親大会に参加しました。

日本母親大会

7月26.27日愛知県で開催されました。私は2年ぶりの参加でした。
森ノ宮駅前からバスに乗り込んで約3時間の旅でした。道路交通法が改正されて、シートベルト着用が義務となりましたが、顔はみられないものの、“心に太陽を。くちびるに歌を”でがんばりました。

全国一斉学力テストよりも学びあいの教育を

 中嶋哲彦さんなど、三者の方々によるシンポジウムに参加しました。
 私がこのシンポジウムを選んだ理由は次のとおりです。
 昨年10月に行われた全国一斉学力テスト結果発表以来、「大阪は全国下から2番目。その中でも堺は下」学校と教職員、いまどきの親とこどもへの攻撃が一斉に行われたといっても過言ではないと思います。このテスト実施については、内容も方法も多くの問題が指摘されてきました。案のじょう結果は、全国的にみて、こどもたちの学力がことさら問題視するほど悪いものではないこと(文章記述式の回答の正答率が比較的にわるいのは当たり前)、安定した家庭生活が高いテスト正答率を出すことなどがわかったというものです。そんなことは7億円もの税金を投入して全国の小学校6年生と中学校3年生にテストしなくとも、あったりまえのこと、世の中の常識として誰もが知っていることです。文科省がこのテスト結果を生かせと言っても、「半年もたって、卒業間近になって今さらどうするんだ」と現場からブーイングが出るのも当然です。結局、学校教育現場での指導に活用するのではなく、地域や学校に順位をつけることで「学力向上」を大義名分とした「新教育基本法」の具体化にむけてよりいっそうの管理を強めるために多いに利用されたというところではないでしょうか。本気でこどもたちの学力向上を願うなら、教育条件の改善に目をむけるのが筋ではありませんか。
 とりわけ学力向上に確かな効果を生じさせる少人数学級実施が必要です。国の基準は40人です。先進諸外国では20人〜30人です。ひとりひとりの子供たちに行き届いた教育、指導を行うには少人数学級の実施が必要と何十年も運動が続けられています。日本の教育予算のGDP比は、OECDの中でも最低です。国も自治体も自らの教育条件の整備という責任にはふれず教職員や保護者あるいは、こどもたちに責任を転嫁するなどお門違いもいいところだと私はずっと思っているのです。
 もうひとつの理由は、先日来思いもかけない犯罪が起きています。秋葉原の事件や女子中学生が父親を殺害した事件。「相手は誰でもよかった」と行われる通り魔的殺人事件です。犯人の言葉などをきいていると学校教育、勉強することがこどもたちの人生を励ますものとはならず、子供たちを逆に傷つけているように思われてなりません。学ぶ喜び、初めてわかったときの感動が、子供たちのものになっていないのではないかと思うのです。私は犬山市の教育、学ぶ喜びを大切に、学びあいの教育に期待を持ちました。知りたいと思いました。
 3者の方々それぞれの印象的な言葉を紹介いたします。

●村上英子さん
 テストのための勉強は、学びを薄っぺらなものにしてしまう。
 「習熟度別学習」はしない。習熟度のちがう子どもたちがぶつかり教えあって学ぶ。違った考え方があって質問されて、自分の気づきがある・・。仲間。

●近藤友信さん
 先生への注文。(1)教育懇談会に出てきてほしい。(2)遅くまで子供を残さないで。(3)受験より、何のために学ぶかを語ってほしい。(4)先生も早く電気をけして家に帰ってほしい。

●中嶋哲彦さん
 「学力とは、現実を把握・理解し、変革する力。変革するということは矛盾を解決すること。どこに目を向けるのかといえば、大きな矛盾のあるところ。一番下の部分。」

日本母親大会2  日雇い派遣で、過酷な労働を強いられている若者が、仲間をつくってパレードしたり、労働組合を結成して要求を実現していく。ここにこそ学びの力が発揮されているのだと合点がいきました。点数をきそわせ、優劣をつけることは、実は学力ではないのだと言うことです。競争の結果1番になれば更なる競争に追い込まれ、下位であれば、自己責任とあきらめと自己否定から孤立し自暴自棄になる。学力で競争させることは子供たちが生きていく上で必要な希望と仲間を奪っていくことにもなってしまうのです。今こそすべてのこどもたちが夢や希望を失くさないよう、助け合い、学びあって成長する教育が必要です。
 全国一斉学力テストは中止させましょう。
 少人数学級を実現しましょう。
 教職員評価制度をやめさせましょう。
 私も、力いっぱいがんばります。

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こんにちは!石本京子です

2008年7月

水防演習1

<水防演習見学>

 7月4日(金)大和川左岸堤防にて水防演習が行われました。
 今年度、私は水防議員です。一体どんな演習が行われるものか、期待をもって出席してまいりました。昨年は消防で給付された長靴を念のため持参しました。が、幸い晴天で、全く必要はありませんでした。

水防演習2  堺高石水防団・泉大津水防団・忠岡水防団の団員諸氏の、集合・整列・作業と炎天下での見事な集団行動を見せていただきました。年若い男性だけでなく女性もいらっしゃいました。
 堤防越水など水害を予防するため、土嚢のつみ方などにも様々な工法があることなど初めて目にすることができました。
水防演習3

以下に書き出してみます。

  1. 月の輪工
    1. 堤防の斜面を利用して漏水個所の周辺を半月形土嚢を積み上げる。また、排水のための樋の設置やシートや土嚢で安全に機能する
  2. 堰板工
    1. 堤防の天端からの越水防止のため平行に打った杭の間に板を置きその間に土嚢を積む
  3. 越水止スイノウ工
    1. 堤防天端の越水を防止する工法で天端上にスイノウをたるみなく敷きポンプで水を注入する。
  4. 杭打積土嚢工
    1. 堤防表法面の崩壊が拡大するのを防止する。杭を等間隔で打ち込み上部に布木をむすびつけさらに支木、押杭、土嚢で補強する。
  5. 張布工
    1. 表法面の洗掘個所や漏水(透水)の吸い込み口に布シートを当て、法面の水あたりを弱めたり、漏水を防止するもの。布シートを拡げ、重りパイプや重り土嚢を置き、ロープや竹を使って固定する。
  6. T型マット工
    1. 帳布工と目的は同じ。マットの最下端に重り土嚢を結び付け竹や土嚢を使う。
  7. 釜段工
    1. 堤防裏法の小段、犬走りあるいは法先の平らな個所の漏水や噴出に行うもの。周囲に環状に土嚢を積む。
  8. 繋線工
    1. 堤防の天端及び裏法面に亀裂が生じ、崩壊の恐れがあるとき、亀裂全体を覆うように杭を直角に等間隔で打ち込み、この杭に鉄線をまきつける。この鉄線を竹でねじって締め付け重り土嚢をつきさす。
  9. 築廻し工
    1. 堤防の表法面に崩壊が生じた場合、堤防を補強するため等間隔に杭を打ちこの杭に青竹を両端から交互に編みつけ内部に土嚢を積み上げる。
  10. 積み土嚢工
    1. 堤防の天端からの越水、低地の浸水防止。土嚢と土砂を交互につめ蛸槌で締める。
  11. 改良積み土嚢工
    1. 堤防天端からの越水を防止するもの。表法面左右に杭を打ちその範囲に土嚢と土砂を交互に詰め、蛸槌で締める。
水防演習4


 短時間で見事に出来上がった各処置を見て回りました。最後に全員集合で大阪府鳳土木事務所長より講評がありました。演習終了が告げられ退場する団員の皆さんに、参観者から拍手が起こりました。みごとな作業でしたが、やはり水害が起きないことを願うばかりです。


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こんにちは!石本京子です

2008年6月

 5月19日開会のH20年第2回市議会が6月17日閉会となりました。

あじさい

橋下PT案の市民への影響は?
小学校1・2年生の35人学級や学校警備員配置まで廃止・縮小!

 幼稚園や高校は、希望者がすべて公立に入れるわけではないのが実情です。
 そんな中での、私学助成の削減は、子ども達から学ぶ機会、権利を奪うことになります。橋下知事はどこまで、理解されているのか疑問です。さらに、国際児童文学館や府立体育館、ワッハ上方、ドーンセンター、弥生文化博物館等々府民の貴重な財産をことごとく「ゼロベースで見直し」削減・廃止の対象とするものです。府職員・教職員の賃金の大幅カットとまさにズタズタです。市民への影響は、当局の答弁では、「今年度1億円。来年度8,000万円。」でした。しかし、それではすまないと思います。
 知事は1100億円の予算削減を目標としています。「次世代にツケを残さない」と言いますが、これでは大阪は文化も教育も貧しい殺伐とした町になってしまうのではないでしょうか。
 そもそも、5兆円の負債残高の原因は何ですか。大阪の福祉や教育がそれほど贅沢なものだったのでしょうか。飛んでもありません。負債の原因はまず国の政策にあります。小泉内閣の「地方分権」「三位一体の改革」で地方への補助金や地方交付税を大幅に減額したことです。全国的にも地方財政が悪化しています。そして、地方財政健全化法によって財政の悪化を医療・福祉・教育切り下げの格好の口実としているのではないでしょうか。  無駄な大型開発もその原因です。りんくうタウンや関西空港2期工事そして「森と緑の健康都市箕面森町」の宅地開発です。滝の水をからし、完売しても、
 750億円もの赤字になるというまさに無駄な大型開発です。「日々2億円もの利息!」とテレビ番組でも言ってました。また、不公正な同和行政です。これまでの府政のあり方を総括することなく、府民や職員に責任をおしつけるこのような「大阪維新」では何の変化も生まれません。
 堺浜進出のシャープには、150億円の補助金。関連企業あわせると330億円です。大企業優先は改められるどころかますますひどくなります。府民の希望する転換は、医療・福祉・教育の充実です。貧困と格差をなくす府政です。この財政再建プランに大きな反対の運動が起きています。
 小学校1・2年生の35人学級は存続になりました。府民の勝利です。道理がとおったの感があります。子供たちに豊かな大阪を残すためにも命・くらし・教育・文化を守りましょう。


後期高齢者医療制度の中止・廃止を

 6月17日、H20年度第2回市議会が閉会いたしました。日本共産党は閉会本会議で
・ 後期高齢者医療制度の中止・廃止を求める意見書
・ 保険で良い歯科医療の実現を求める意見書
の2本を提案しました。残念ながら賛成少数で否決されてしまいました。
 民主党は後期高齢者医療制度について、国会では共産党など4野党で廃止法案を提案しています。しかし、堺では自民党・公明党などと共に「後期高齢者医療制度(長寿医療制度)の可及的速やかな改善と安心できる医療制度の構築を求める意見書」を出し、「低所得者対策と保険料徴収方法の改善を求める」に留まりました。この意見書提案についてのいきさつから真意がどこにあるのか、民主党中央との違いについて質疑が交わされました。答弁にたったのは主に民主党議員でした。私は他の会派の答弁も聞きたいと思いました。
 私は、反対討論にたちました。また、この意見書のなかには「医療保険制度全体」については「財源と持続可能かつ公平」と暗に消費税率アップをにおわす文言もあり、消費税については、自民党・公明党・民主党と考えは変わらないの感を深くしました。
 先日、マイケル・ムーア監督の映画「SICKO」を観ました。公的医療保険がない、民間の医療保険は役に立たない。病気にかかると家も失う、生活がなりたたなくなる
 ところが、イギリスでどうかというと、医療費は無料だけでなく、交通費を病院で支払ってくれる。また、フランスでも医療費は無料。病気になっても安心して治療に専念できる。インタビューで問われて「幸せです。」とこたえていました。また、キューバでも同様。アメリカで医療がうけられずに困っていた人が、キューバで検査や治療をうけることができた。薬もアメリカの100分の1の価格で手に入れることができた。泣いて喜ぶ姿におもわず涙しました。“クリミヤの天使”ナイチンゲールではありませんが、怪我や病気の人は敵も味方もなく手当てしなければならない。ましてや自国の国民に医療を受けさせない、病院の治療着のまま入院患者を路上に置き去りにするアメリカの医療の実態に恐怖を感じました。
 高齢者を差別する日本の後期高齢者医療制度とダブりました。廃止しかないと思いました映画「SICKO」のご鑑賞を強くおすすめいたします。映画を見た人たちも異口同音にそううおしゃいました。


みんなで考えよう。平和と民主主義
岩国からそしてアメリカから

岩国から

井原 勝介 さん 前岩国市長
エイミー ツジモト さん フリージャーナリスト

 前岩国市長の井原さんのお話は1回聞きたいと思っていました。私の期待に十分応えていただきました。米軍再編。厚木基地から岩国への移駐。住民の声を何より大切にと実施された住民投票は、投票率58・68%受け入れ反対89%。この年の市長選挙では、圧勝。しかしその後、政府の露骨な「アメとムチ」新庁舎建設の国からの補助金約35億円の突然のカット。このため予算が4回も否決。ついに自ら失職。そして再度選挙。デマや誹謗中傷、圧力や締め付け…なんでもあり…が行われる中で敗北。「決して基地を撤去せよといっているのではない。これ以上は困ると言う住民の意思を尊重したいのだ」「国の安全保障と市民生活のバランス・納得できない限り容認できない。市民の平穏な生活を求める基本的人権は、たとえ国と言えども侵すことはできない。」と井原さんの弁。そのとおり!自由な市民の意思が尊重される新しい民主主義(−市民主義―)の政治をめざし、「草の根ネットワーク岩国」を設立。「未来はお金とかえることはできません。私達の未来のためにあきらめません。」と言う子ども達の願い。感動しました。元気の出るお話でした。理不尽な権力に負けない姿の美しさにふれました。
 また、日系4世のエイミーさんは、びっくりするほどきれいな日本語で9条守ろうの思いを「ただ、戦争はいやなんです。」とシンプルにわかりやすく話してくれました。アメリカの人々の平和を求める運動の広がりは、大変頼もしくおもいました。雨の中、元気に家路につきました。(5月24日)

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こんにちは!石本京子です

2008年5月

 5月に入ってやっと春たけなわと言う感じです。みなさま、お変わりありませんか。
 しかしこの間の世の中の動きには、めざましいものがありますね。

堺メーデー

今年の堺メーデー

自衛隊のイラク派兵は憲法違反!

 国民の平和的生存権も個々の権利として認められました
 名古屋高等裁判所の判決です。私も2年間とりくみました。
 「イラク派兵差止裁判」もとは、防衛庁の元政務次官だった箕輪登さんが北海道で、一人原告で始めた裁判です。箕輪さんは「日本には憲法9条がある。自衛隊は専守防衛。海外派兵などもってのほか。戦争犯罪をくりかえすだけの戦争などすべきではない。」と裁判を起こしました。
 その後この裁判のとりくみは全国に広がりました。名古屋、東京、栃木、岡山、京都・・そして大阪でも。大阪の第1次原告は先日亡くなられた小田実さんやジャーナリストの西谷文和さん哲学者の鶴見俊輔さん、元大教組委員長の東谷敏雄さん・・など20人でした。その後のとりくみで1000人をこえる原告とそれ以上のサポーターで構成される大原告団となりました。しかし、大阪地裁の判決は、理由も示さず「イラク派兵は合憲。平和的生存権は個々の権利として認めない」判決は「却下」と「棄却」であったと思います。何度も行われた公判。意見陳述や証人陳述。イラクからの証人も採用されました。名もない国民が、こども達がいかに戦争の中で苦しみを受けたことか、生の声で語られた言葉の一つ一つの重みを強く感じました。大阪地裁の判決に即控訴したものの結果は同様でした。解散をつい先日おこなったばかりでした。その直後の名古屋高裁の判決です。たくさんの人が大きな喜びに包まれたことと思います。自衛隊のイラク派兵差し止め裁判をすすめる会の皆さん一人一人の喜びの顔が目に浮かびます。「やって良かった」「正義が認められた」次代を担うこどもたちに伝えたいできごとでした。そしてこの判決は「確定」しました。原告の言い分が認められたわけですが、実は国が負けたのではないのです。
 よって国は「上告」するわけにもいかず。判決は確定したのです。この判決に対し福田首相は「傍論にすぎない」と言いました。高村外相は「判決文を読みましたか」と言う記者の問いかけに「暇ができたら読む」と言ったそうです。自衛隊の幕僚長は「そんなの関係ねえ!」全く何と言うことでしょう。れっきとした法治国家でありながら、民主主義の国でありながらこれで本当にいいのでしょうか。許せません!こんなことを言って通ると思ったら大間違いです。国民の命も暮らしも守れない。法律も憲法も守れない。裁判所の言うことも聞けない首相も外相も自衛隊もお引取り願おうではありませんか。今こそ国民の信を問えの声を大きく上げようではありませんか。


9条世界会議・関西

 5月6日、舞洲アリーナへ言ってまいりました。
 8000人の参加で、それはそれはにぎやかに、意気高く、格調高く行われま私は、オープニングの合唱団のひとりとして舞台上階におりました。
 広島の大洲中学生作詞の「ねがい」と「憲法9条五月晴れ」を歌いました。
 松浦吾郎牧師の開会挨拶に始まり、海外からのゲストのお話は大変感慨深いものでした。ベアテ・シロタ・ゴードンさんは「真珠の首飾り」でおなじみです。憲法24条作成に大きな貢献をされたその思いを当時の状況もまじえて縷縷語られました。80歳を過ぎる高齢でありながら、流暢な日本語で、一言一言かみしめるように話され、心にしみとおるようでした。さらに元米軍大佐のメアリー・アン・ライトさんのお話も意義深いものでした。アメリカ本国での平和運動の高まりやブッシュ大統領の戦争政策への批判の広がり。さらに沖縄の女子中学生への暴行事件など基地周辺での米兵の凶悪犯罪へのお詫びの言葉がありましたが、米兵の犯罪は侵略地や基地周辺にとどまらず米軍の中でも同様であること。米軍の女性兵士の性的暴力の被害が3割から5割にもおよぶという報告は衝撃でした。戦争がいかに人間の心身を破壊するものであるかを思い知りました。

日本国憲法第9条
@日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては永久にこれを放棄する。
A前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない。国の交戦権はこれを認めない。

こども

 私達のかわいい子ども達、孫達に残すべきものは、日本国憲法第9条であることをあらためて強く感じました。
 貧困と格差の広がりはますますひどくなるばかり。その犠牲は高齢者、障害者、子ども達・・社会的弱者です。日本国憲法25条でいう国民の生存権、幸福追求権を守らなければなりません。地方自治体の役割はそこにあります。
 府民泣かせの橋下知事の財政再建プログラム(試案)。橋下さんは、地方自治体の役割をなんと考えていらっしゃるのでしょう。
 「1・2年生の35人学級廃止!」「学校警備員配置の廃止!」は許せません。
 大阪府PTA協議会が立ち上がりました。各市町村の校長会も・・署名運動大きく広げましょう。今、政治を動かす力は住民にあります。市議会も始まります。命と暮らし、教育を守るためがんばります。応援よろしくお願いします。

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こんにちは!石本京子です

2008年3月

 沈丁花の香りが、ただよってくる季節。
 暖かい日ざしときりっと冷たい風の季節です。

ご卒業おめでとうございます

 3月18日は小学校の卒業式でした。かつての勤務校にいってまいりました。
 今年の卒業生は、1・2年生で担任した子ども達でした。総数123人の1年生でしたが、障害児学級在席児4人を含んでいたため、3学級のスタートでした。
 1組も2組も3組も41人の在籍でした。教室満杯で、入学式を終え、教室に入りました。ところが保護者が教室に入ることができません。子ども達の机がびっしりつまっていて、保護者が立つスペースが、全くありませんでした。
 教室が狭かった。ランドセルや手提げ、算数セットや絵の具、体操服・・・。使い方の説明、出し入れや、後始末・・・思い出しても全身から汗が吹き出す思いです。給食時間も大変でした。熱いお汁をこぼしてやけどが3件発生しました。途中転入があり、もうがまんも限界と、10月1日付けで1クラス増。抵抗勢力もありましたが、なんといっても9割をこす保護者の思いは強かったのです。一気に32人になった教室の広かったこと、全員がきちんとすわって前を向いた子ども達のかわいい笑顔を決して忘れません。
 立派に成長したこども達の卒業式。こんなにうれしいことはありませんでした。「よくがんばったね。えらかったね。」ひとりひとりに声をかけたかったです。みんなの笑顔にどれだけ励まされたことでしょう。ありがとう。
 ご卒業おめでとう!!
 少人数学級とよりよい教育条件実現のためにがんばります。


3月20日・・・アメリカのイラク攻撃5周年の日でした。

jimnet

日本イラク医療支援ネットワークのパンフ

 イラク派兵差止裁判をすすめる会や、イラクの子どもを支援するいくつかの団体が主催する集会がエル大阪でもたれました。ガンや白血病で苦しむ子どもたちの悲惨な様子が現地からの生々しい写真で報告されました。アメリカ軍の使う劣化ウラン弾の影響は5年ぐらい後に大きくでてくるといいます。小さなこどもたちは、より大きな被害を受けるのです。
 2003年の3月20日。世界中の人々の「戦争ノー」の声に背を向けてアメリカは武力攻撃を開始しました。

・大量破壊兵器が隠されている。
・テロを根絶する
・イラクに自由と平和をもたらす

を理由としました。けれど現実には大量破壊兵器の情報そのものがデマだったとアメリカ自身が発表しました。そして、テロ集団アルカイダとイラクのフセイン元大統領の関係が無かったことも認めました。5年経った今、イラクは平和や自由とは大きくかけはなれた混乱の中にあります。難民の数は3万人を超えて世界1の多さです。400万人が飢えていると新聞で報じられています。
 この戦争のイラクの犠牲者は100万人とも言われています。このような悲劇を作り出したブッシュ大統領をはじめアメリカ政府を許すことはできません。
 そしてもっと情けないことは、日本の政府がアメリカを支援していることです。サマワに派兵された陸上自衛隊は撤収したものの航空自衛隊が実質アメリカの輸送部隊として活動しています。インド洋上では燃料補給もしています。このようなアメリカ支援に私達の貴重な税金が使われている。
 イラクの人々を苦しめている。1日も早くやめさせなければならないと改めて思いを強くしました。府知事候補としてがんばった梅田章二さんの講演もありました。憲法9条世界会議や平和を守る運動、憲法9条の運動をさらにの決意と希望が広がりました。
 かつての仲間との出会いもあり感慨深い1日となりました。

 日本のこども、イラクのこども、アメリカのこども。どの国に生まれても子ども達は大切に育てられなければなりません。
 世界中で戦争を知らずに育った。身近で、戦争に行って命を無くした人がいなかったのは日本の子ども達だけではないでしょうか。だから日本国憲法第9条だけは、なんとしても守らなければなりません。この地上から1日も早く戦争をなくしたい。こどもたちが未来に夢と希望をもって大きく育ってほしい。心からそれを願います。


 3月29日堺市民会館で、

“I LOVE 9条”―このみちをゆこうよー

 「9条の会」呼びかけ人・澤地久枝さんの講演会がありました。
 1200人の参加で大成功でした。オープニングは、金子みすずの詩4編に地元の作曲家石若雅也氏の曲がつけられ、ご本人のタクトでの合唱でした。美しいメロディと歌声が金子みすずの世界を再現していました。
 力強い澤地久枝さんのお話に励まされました。

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こんにちは!石本京子です

2008年2月

 今日2月19日日本共産党市会議員団は「平成20年度当初予算案の概要」について説明を受けました。
全会計の予算規模は、6162億円で対前年度当初比は−255億円(−0.4%),対前年度現計比−536億円(−8.0%)です。ただし一般会計は、3087億円対前年度89億円増(+3.0%)対前年度現計比(+2.8%)です。副市長は「より積極的な予算」とおっしゃいました。が、予算が計上された市の施策については、いろいろ疑問や意見がありますが本日は「説明会」ということで、後日大綱質疑や一般質問で質すことになります。

朗報です!
ついに白鷺駅にエレベーターがつきま〜す。

 鉄道駅舎バリアフリー化事業<都市計画部>から4億6179万9千円の「鉄道事業者が行う駅舎のバリアフリー化整備事業に対する助成」として予算案がだされました。其の対象についに白鷺駅が入りました!
一昨年11月、昨年2月と二度にわたって行った「白鷺駅にエレベーターを」の陳情。1500筆をこえた署名。がついに実を結びます。
「阪神の優勝と同じや。生きてるうちに実現するやろか…?」と言われた方もいらっしゃいました。もうすぐですよ。楽しみにまちましょう。
今回対象となる駅は次のとおりです。

JR阪和線
地下鉄御堂筋線
南海高野線

三国ヶ丘駅、上野芝駅、津久野駅
北花田駅
白鷺駅、萩原天神駅

 「駅舎のバリアフリー化にあわせて周辺の歩道等を改良することにより、高齢者や身体障害者等にとっても安全で快適な歩行空間を創出」と言うことで出されています。

歩道段差切り下げ;53ヶ所
歩道設置・交差点改良ほか

 安全安心の町は、みんなの願いです。実現をめざしましょう。


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こんにちは!石本京子です

2008年2月

 みなさま大阪府知事選挙お疲れ様でした。
結果は残念でしたが、梅田候補は本当に健闘されたと思います。
 明るい会のアンケートに回答を寄せられた2万3千人の意見をもとに作成されたマニフェストは他候補を大きく引き離す抜群のものでした。国保料や介護保険料など社会保障の負担を軽くしてほしい等、梅田さんも言われていたようにまさに「800万府民の願い」でした。梅田候補にいただいた51万余の思いを決して無にすることなくこれからもその実現をめざそうではありませんか。
 秋には総選挙があるかもしれません。
政治が変われば暮らしがかわる。がんばりましょう。

本当にこわい交通事故!安心して利用できる生活道路の整備を!

 2月1日午前8時50分ごろ堺市北区金岡町の府道交差点で、交通事故がありました。被害者は64歳の女性。「左折の散水車に巻き込まれ全身を強く打って死亡」(2月2日朝日)
 この方は、私の長男の保育所時代に、いっしょに保育所の保護者会活動をした方でした。明るく元気で、おしゃべり好き。自転車で走り回る典型的な大阪のおばちゃんでした。お通夜に行かせてもらいましたが、成人された息子さんをはじめ家族の皆さんの悲しみの姿は涙をさそいました。人一人の命の重さ、かけがえのなさをあらためて思い知りました。本当にこわい交通事故です。堺市の府道は狭く歩道の整備がほとんどなされていません。ご冥福をお祈りするとともに安心して利用できる道路の整備、歩道の整備を心から望みます。

子ども達の通学路も危険がいっぱい!

 金岡南小学校に通う、白鷺スカイハイツの子ども達は、堺富田林線を3度横断します。歩道の整備がとぎれとぎれになっているからです。事故が起きないことを祈るばかりです。が、一部改善の工事が始まっています。集団登校のこどもたちを見守るボランティアの皆さん本当にお世話様です。

 西百舌鳥小学校に通う子ども達の通学路である「府道大阪高石線」歩道 道路が狭く(白線の外側を歩くのです)歩行者と車を分けるガードがありません。
朝の通勤・通学時には車の通行も多く、対向車があると本当に危険です。
なんとか歩道を確保できないものでしょうか。
 地域や学校からも危険が指摘されています。道路に隣接するのは府立聾学校への道です。府の所有地です。子ども達の安全のために土地の提供は受けられないのでしょうか。歩行者の安全は何より優先すべきではないでしょうか。
 道路整備課や土木課の方からお話を聞きました。行政上あるいは制度上に問題があるために道路拡張は困難ということでした。しかし、命に関わる重大事です。1日も早い歩道整備実現に努力したいと思っています。

道路特定財源問題は?

 政府が国会に提出した租税特別措置法改定案は、ガソリン税などの暫定税率を10年間延長することを盛り込んでいます。
 2月3日のNHK「日曜討論」に日本共産党の小池晃政策委員長が出席しました。公明党出席者の「地方への影響を考え、暫定税率を維持・・」の発言に対し、
「道路にも使えるし、暮らしのためにも使える一般財源にすべき」
「暫定税率は無駄な道路作りを支えるしくみになっており、やめるべき」
「暫定税率を維持しようとする大本には10年間で59兆円を使い切る『中期計画』がある・・総額先にありきでなく、本当に必要な道路を吟味し、ひとつひとつ積み上げていくやり方にかえるべき」と主張しました。
 さらにこの特定財源のうち通学路の歩道整備は4%。バリアーフリー化には2%しか使われていないこと。半分近くが高速道路建設であることを明らかにしました。
 長崎県佐世保市では、この特定財源の28億円が米軍住宅に使われていることもわかって市民の大きな怒りを呼んでいます。
 私達が納入する貴重な税金は、私達の命とくらしに使われてこそ活きるというものです。一部大企業や米軍にばかり使われてはたまりません。
 政治が変われば暮らしが変わる。政治を変えようではありませんか。

梅のイラスト

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こんにちは!石本京子です

2007年12月

月日のたつのは早いものです。今年も余すところわずかになりました。
4月にみなさまの大きなご支援で、堺市議会に送っていただきました。
なにもかも初体験でしたが、無我夢中の9ヶ月でした。
12月3日に始まった12月議会も20日をもって閉会となりました。
今年最後の議会での日本共産党市議団活動の1部をご報告させていただきます。

行財政運営について

 堺市の財政状況は決して悪くはありません。
 経済収支比率は93%強。収入が支出を上回るということです。
 一般会計の1人あたり市債残高(借金)は、33万1200円。
 大阪市は108万5200円。比べると3分の1です。
 全国の政令都市の16番目です。
 これは、他の政令都市が大規模開発を競うかのように行って借金を増やしてきたのに比べ、堺市は臨海部開発や新都心計画が進められなかったこと。また、中核市を経る中で政令市に必要な建設事業(区役所、図書館など)が基本的に終了していたことの結果です。だからと言って大規模開発に多額の税金をつぎこんで借金を増やす必要は全くありません。今後の建設事業は福祉優先、市民の生活密着型へと財政運営を行うべきです。
 堺市の国民健康保険料、介護保険料、上下水道料金は、なぜ高いか。それは、他の政令都市で行っている一般会計からの繰り入れを行わないからです。
 市長は、行財政改革の断行で市財政は健全化に向かったと言われます。しかし、公立保育所の民営化や学校給食の民間委託公共料金の引き上げ、障害者給付金・難病患者見舞金制度の廃止など市民に多くの負担や痛みを押し付けてのことです。さらに今、公立幼稚園の廃止まで打ち出しています。
 財政状況が厳しいと市民に負担をおしつけ、一方では市財政が健全化に向かっていると大規模開発に税金をつぎ込もうとする。日本共産党はこのような市の姿勢は改めよと数字を示して強く迫りました。

現在の府政に不満足は約8割。
要求の第1は、国民健康保険や介護保険の負担を軽くしてほしいというものです。

みんなの力で実現しましょう。

学力テストと教育条件の改善

 10月24日に発表された全国一斉学力テストの結果について、教育委員会は「検証改善委員会をたちあげて、P(プラン)D(実践)C(チェック)A(アクション)サイクルの推進に努める・・」と言ってます。

 ●国語も算数も「知識」を使ったものはいいが、「活用」や記述式の回答は苦手。
 (これは、わかりきったあたりまえのこと!)
 ●朝食を毎日食べるこども、家族と会話をよくするこども、持ち物を確認するこどもは正答率がいい!
 (これだって、あたりまえ!)

 こんなことの調査に77億円を使った(!?)のです。
 おまけに、4月のテストの結果が10月末に出ても学校現場では何の役にも立ちません。順位をつけられて、教育に、序列と競争が持ち込まれるだけです。学習は点数を競うものではなく、ひとりひとりが学ぶことそのものに価値があるのです。
 学校現場には、不登校やいじめなど学力以外にも様々な問題があります。テストで競争させるのではなく、子ども達一人一人に向き合うことができるよう教職員を増やすこと。こどもたちがお互いに心通わすことが必要です。
 教育条件を改善しなければなりません。教育予算増やすべきです。
 OECD(経済協力開発機構)が行ったPISAで、第1位のフィンランドでは、「学級規模は小さく、保護者の経済的負担も少ない」ということです。
 日本の教育予算OECDの中では下から2番目の低さです。
 こどもたちが安心して学習できる、環境をつくることがどれだけ大切なことかあらためて証明したものです。
 小学校の少人数学級を実現しましょう。
 こどもたちの医療費の助成制度拡大しましょう。
 子育て真っ最中のお父さん、お母さんが安心して子育てができる賃金・労働時間の短縮などを実現させましょう。
 学校現場には、不登校やいじめなど様様な問題があります。また、特別支援教育についても必要なてだては遅れています。毎年77億円もの税金を使って全国一斉学力テストをするよりこうした教育条件の改善にこそ使うべきです。
 全国一斉テストは中止。未来をになうこどもたちに、豊かな教育を実現しましょう。

 どうぞ日本共産党へのご支持ご支援、来年もよろしくお願いいたします。
 それでは、みなさまおそろいで、良いお年をお迎えください。

11月の市政報告会で後期高齢者医療制度の学習会を行いました。その後反対署名が300あまり集まりました。ご協力ありがとうございました。



暗い夜道も安全に!

カーブミラー

地域の皆さんの、強い願いでありました。「暗い夜でも安心して歩けるように」街灯が実現しました。よかったです。
交通事故のおきる四つ角のカーブミラー。(赤畑町)
阪和線沿いの路肩の溝のふたは、まだ半分です。が、来年度予算で残りができます。(本町、東上野芝)
誰もが安心して生活できる町にするため、これからもがんばります。

公立幼稚園の存続を

 23万筆の署名に寄せられた市民のみなさんの声は、さすがに大きな力です。
 市内11園の公立幼稚園の9園を廃園にという、堺市の「行財政改革計画」です。
 堺の100年の歴史を持つ幼稚園教育を途絶えさせ、地域の子育て、幼児教育の拠点をなくすものです。さらに生活に困難を抱える子育て世帯にとって、私立と比べて半分以下の保育料の公立幼稚園の存在は大切です。
 また、現実に病気や障害を持つ子ども達にとっては、幼児教育保障の場となっています。経済効率より子ども達の教育を受ける権利、健やかな成長を優先させなければなりません。
 12月25日に「堺市幼児教育基本方針」が発表されました。

 1.すべての幼児を対象とした幼児教育
 2.幼稚園・保育所(園)の相互連携
 3.幼児が育つあらゆる場での心の教育
 4.義務教育につながる幼児教育
 5.子どもと保護者・地域がともに育つ「横にひろがる教育」

をめざして、充実させるための施策を3つあげています。

「3.幼児教育の再構築」として、
「・・・基本方針の趣旨に・・理解を得たうえで・・幼稚園が立地する区域・地域のニーズ・・を踏まえ・・条件のととのったところから順次廃止・・」

となっています。市民の声がいったいどこに反映しているのでしょう。
 市が「めざすもの」と「市立幼稚園廃止」はなぜつながるのでしょう。
 納得できません。堺市は「今後も少子化はすすむ」ことを前提としています。
 少子化をストップさせ、安心して子育てのできる町が私達の願いです。公立幼稚園の存続のため力をあわせてがんばりましょう。

 では、来年もよろしくお願いいたします。良いお年をお迎えください。

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こんにちは!石本京子です

2007年11月

お久しぶりでございます。ついこの間まで、いったい、いつになったら涼しくなるのかと心配していましたが、いつのまにか、冬。朝夕はめっきり寒くなりました。木々の紅葉がひときわ鮮やかに目に映ります。
さてこの間私も、いろいろと、忙しくしておりました。
其の1部だけですが、ご報告いたします。

消防議会視察

 消防議会の視察で東京へ行ってまいりました。
 高石市の方もいっしょで総勢20人を超える参加でした。
 救急救命士の、投薬など医療行為もふくむ救急活動の様子を見学しました。救急救命士養成の全国で2ヶ所の学校の一つだそうで、堺からも学生や講師として派遣されていました。建物の外も、学生の寝起きする個室もなかなか良く整備されていました。
 次の日は、探査ロボットや装甲車など最新の機器を使った消火、救援活動と、“♯7119”救急トリジアーニ。救急車を呼ぶ際に“119”にストレートに電話をかけるのではなく“♯7119”に電話をして「適切な指示(自力で近所の医者の診察を受けるように・・・など)」を受け本当に必要な人が、必要な時に救急車を利用できるようにというシステムについて説明を受けました。
 しかし、こうしたことで結局救急車を呼ぶということの自粛になってしまわないか。救急医療が受けられなくなってしまうのではないかと心配になりました。
 人の生命を救うために、今、本当に必要なことは何か。医学や科学の発達とだれもがその恩恵を受けることができる社会または政治が必要なのではと思いました。

 私の出身母体であります堺市教職員組合の60周年の記念集会がありました。“パッチギ ラブ・アンド・ピース”の映画と井筒和幸監督の生出演によるインタビュー形式の講演でした。
 監督ご自身の世代は私と同じだと思うのですが、平和への思いそして表現は大変現代風で率直。韓国と日本二つの国の結びつきは歴史的にも、経済的にも深いと改めて思いました。私も数年前にお母さんの留学に同行してきた韓国の少女を担任しました。本当に優秀な子供でした。すぐに日本語を覚えクラスの友達と仲良くなりました。けんかもしていました。韓国と日本の文化を尊敬してまなびあっていました。そこには国境と歴史を超えた新しい関係を思わすものがありました。韓流ブームもあります。日本共産党の野党外交もあります。私は市民外交もあっていいと思います。不幸な歴史を繰り返さないためにも、ふごうりな現実を変えるためにも政治の主人公たる一人一人の国民が、市民が活躍し、対等平等の新しい外交を繰り広げる時ではないでしょうか。そんな思いで“パッチギ ラブ・アンド・ピース”を観ました。なにはともあれ“堺教組60周年”おめでとうございます。ますますの発展を心から願います。
 そして今こそ「教え子をふたたび戦場に送らない」の思いをいっそう強くしようではありませんか。

 「第5回女と男のフォーラム」に参加しました。

ドメスティック・バイオレンス〜愛が暴力に変わるとき〜(講師森田ゆりさん)

 サスペンスの題名のようなタイトルですが、大変意義深いお話でした。
 そのあらましと感想を書かせていただきます。


DV対応の3本柱

1、公衆衛生の問題である。
 なぜか。3日に一人がDVで殺されている。もしエイズで3日に一人が命を亡くしたならば、大騒ぎになって対策がもたれます。DVは、健康/医療上極めて深刻な事態(死)を招く問題なのです。そして、ベストなとりくみが地域の人々への啓発や教育となる問題です。

(森田ゆりさんのレジメから)
・日本女性の4人に1人が夫等から身体的暴力を受けている。
・日本女性の10人に1人が配偶者からの被害を何度も受けている。
・約20人に1人が夫等から命の危険を感じる暴力を受けている。
・配偶者における傷害、暴行事件の被害者の約95%が女性。殺人事件は60%。
・配偶者暴力防止法に基づく保護命令の発令件数は2141件(H17年度)
 そのうち被害者に関する保護命令の発令、退去命令のみ4件。接近禁止730件。両方は190件。
 そのうち子への接近禁止発令は1217件 ・保護命令事件の平均審理期間(H13年10月〜H17年12月)12.2日
・子どもの3人に1人は配偶者からの暴力を知っていた。

 このことは、子どもに大きなトラウマを残す。又、子どもの中に自己防衛機能としての乖離現象(事実を自己の意識から締め出す)が起きる。たびたびあると同一性乖離傷害などの疾患となる。
 DVのある家庭の中で、みられる不文律ともいえる状況は「無関心」母親が父親になぐられて顔を腫らしていても気が付かないふりをする。父親は子どもにはとてもやさしく接する。すると悪いのは母親となる。やがてこどもが大きくなった時、母親に対して暴力をふるう場合もある。
 憎むべきは暴力である。

2、ロールプレイで考える
 森田先生と会場から参加者一人がでて、コントが演じられた。
 設定はエリート社員で超多忙な「モリタクン」と其の彼女の「フミサン」
>ある日,フミサンが職場の同僚数人と映画を見に行こうとしたとき、偶然玄関にいたモリタクンが強引にフミサンを自分の車に誘い連れ出してしまう。
 これをめぐって会場からも意見が出されフミサンの気持ち、モリタクンのきもちが話し合われました。
 DVとは誰にでも起きる問題。ごく身近なこととしてとらえることが必要だとわかりました。

3、怒りの仮面
 怒りには2とおりのものがある。

  1)健康な怒り。1次的な裏も表もない健康な怒り・・大切な感情
  2)二次的な怒り。裏に違った感情が隠されている。

 森田先生のセミナーに通うAさん。DVの本人で、「自分は怒りのコントロールができない。」と言う。しかしそれはちがう。怒りのコントロ−ルができないのではない。なぜなら、自分の職場で暴力をふるうということは全くない。いつ、どこで誰に対して暴力をふるうのかちゃんとコントロールしている。
 また、「妻が怒りを先導する」という。実は怒りではなく其の裏にある悲しみ「誰も僕を大事にしてくれない」の感情が刺激されている。いじめや両親の離婚,体罰などの傷付体験か。

心の応急手当が必要。身近な人、信頼できる人に其の思いを聞いてもらう。

 DVとは、加害者が相手に対する優越と支配の関係を維持する手段として暴力を使うこと。支配の関係が壊れそうな時暴力によって支配を維持しようとする。2人だけの間だけのことではなく社会の問題である。

たんぽぽの叡智から学ぶ

 たんぽぽはサバイバー。逆境を生きる知恵とは。
●不安は伝染しやすい。でも勇気もまた伝染する。
●次世代子育て支援の重要なポイント
 決して戦争をしない社会を保障することー憲法九条
 戦争は暴力。虐待・いじめ・性暴力・・・ありとあらゆる暴力
●私達大人も「自分で感じ」「自分で考え」「自分で選択」する。
●「引き分けよう」「あきらめない」「つながろう」を」綿毛にのせて

 格差の広がり、生活保護の母子加算の削減,自己責任、こどもを安心して産むことができる病院がない・・・しかし。

いちばん悲しいときは  気持ちがわかってもらえないとき
いちばんうれしいときは きもちが通じ合えたとき
いろんな気持ちがあるあなた そのままのあなたでいいんだよ
いろんな気持ちを大切にして ぐんぐん大きくしあわせになる

「気持ちの本」(森田ゆり著 童話館)より


夕日

 幼い子どもの虐待や、いじめ、DV。こうした暴力ほど悲しく辛いものはありません。しかし、森田先生のお話で元気がでました。地球温暖化もそうですが、すべて人によって起きるもの。ならば人の力でなんとかできるのではないでしょうか。一人の力は小さくても集まれば大きな力を発揮することができる。みんなの願いを大切にして、だれもが安心して生きることができるようつながりを太く育てましょう。

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こんにちは!石本京子です

2007年9月

金岡小学校運動会

9月24日(土)
 「今度、金岡小学校では運動会があります。・・・お時間の都合がつきましたら、ぜひおこしください。」という丁寧なお手紙をもらいました。かつて1年生で担任をした教え子達も早6年生。1年生・2年生と2年間の担任でした。学年は総勢123人でしたが、障害児学級在籍児が4人いたため通常学級は199人とカウントされ1年生は3学級でした。障害児学級在籍といっても大半は通常学級ですごします。教室は43人の「すし詰め」状態でした。入学式の後こどもたちの教室に来られた保護者の方は教室の後ろまでびっしり机がならんでいて中に入ることができませんでした。その後転入児をむかえ、給食準備の事故多発など数々の苦難の末、保護者と教職員の切なる希望がかなって10月1日をもって、4学級になりました。年度途中のことでこどもたちが戸惑うのではとか、新たなクラスがえな何かと問題が起きるのではとか不安材料もありましたが、文字通りみんなの智恵と力で乗り越えることができました。42人から一気に32人になった教室に入っての第1声は、「わあ!教室が広い。」給食準備で食器籠をもったお当番のこどもは「先生,軽い!」でした。授業中の集中もびっくりするほど良くなりました。百の小言より教育条件の改善を実感しました。途中のクラスがえがあったうえ私は2年生に持ち上がりをさせていただき学年のすべてのこどもたちと、親しくなれました。

 そんな子ども達のことですから、何をおいても運動会の最後をかざる6年生の「組み体操」は見たかったのです。9月24日は真夏日でした。暑かった!

運動会01 運動会02 運動会03

 朝礼台に立つ先生はマイクを使わず、しぼりだすようなじ声と笛で指示を出されていました。6年生のこどもたちの真剣な顔がそれに答えていました。次々とポーズが決まりました。二人ひとくみで行なう「飛行機」や「逆立ち」は意外とむずかしいのです。全員ができるようにとどれだけ練習を積んだことでしょう。「ナイアガラ」や「ピラミッド」も成功しました。最後に数人ずつの子ども達が「ありがとうございました」とあいさつをして退場していきました。汗と砂にまみれたこどもたちの顔と手足。この6年間のできごとが次々と頭にうかんできて私はもう涙・涙。涙・・でした。やんちゃ坊主や不登校に悩んだ子がいました。家族をなくした子もいます。この子達の人生はまだまだ始まったばかりです。でも幸多かれと願わずにはおれません。

 真夏日の1日を子ども達と炎天下で過ごした先生達。かつての同僚のみなさん。本当にご苦労様です。しかし、なんて満ち足りたお顔をされていたことでしょう。教育は何ものにもかえがたい魅力ある仕事です。しかし、信じられないほど心身をすり減らす仕事でもあるのです。保護者のみなさんと同じ思いでこどもたちの健やかな成長を願う、この尊い思い、切ない思いが報われることを願います。ひとりひとりの子ども達の成長ほどすばらしいものはありません。それを見守り、支える教職員のいとなみもまた価値あるものです。その評価はけっして賃金に換算できるものではありません。

彼岸花 暑く、熱く燃えた1日でした。自転車に乗って帰る道は、ほほに当たる風がひときわさわやかでした。

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こんにちは!石本京子です

2007年9月20日

9月議会

 朝夕の風に少しだけ夏の終わりを感じます。が、厳しい残暑は一体いつまで続くのでしょう。みなさまお元気ですか。
 さて今回は、9月議会の様子を少しばかりお知らせいたします。
 今議会の話題はやはり、「シャープの臨海部進出」と「公立幼稚園の9園廃園」問題です。

 “シャープ問題”は大綱質疑で取り上げました。「5年越しの恋が実った」と大田房江知事は喜んだということです。府の補助金は150億円。堺市は127haの固定資産税80%免除など基盤整備にも一段と気合が入っています。
 市は、シャープの堺浜進出による経済波及効果について次のように言ってます。

1、工場建設による効果(初期投資額1兆円・シャープ及び関連事業所)
 *雇用拡大効果;7万人(うち市内分4.5万人)
 *工場建設による直接効果;約8000億円

2、生産活動による効果(シャープ液晶パネル第1工場分)
 *生産活動効果;約1兆1000億円
 *雇用拡大効果;約1万人(うち市内分6千人)

3、税収効果(初期投資額1兆円・シャープ及び関連事業所)
 *不均一課税適応機間(10年間);累計約190億円
 *11年目から10年間累計;約580億円
(税は、固定資産税<建物、償却>、都市計画税<建物・償却>、事業所税法人・個人市民税)

(産業振興局)

 しかし、日本共産党の、この経済効果の根拠を示せという求めに当局は、明確には答えることをしませんでした。共産党市議団は、さきにシャープが進出した亀山市の例をあげました。2600人の従業者のうち正規雇用は800人、非正規雇用は1800人です。しかも地元雇用は30数人ということです。このような実態がある中、堺市の見通しどおりに果たしてことが運ぶとみることができますか。市民に利益をもたらすか。堺市の繁栄につながるか。今後の市の姿勢が問われます。市民の皆さんの厳しいチェックをお願いいたします。

 なんといっても23万筆を超える署名と堺市行財政改革計画(公立幼稚園9園廃止)への1600件を超えるパブリックコメントの力は偉大でした。
 9月13日に行われた文教委員会では、共産党はもとより民主党、プロジェクト堺、公明党など与党会派まで「存続」を願う市民の声にこたえよという質問を行いました。
 私は、今度の市の9園廃園は、「行政改革に名をかりた経費削減」と「私立幼稚園の充足率を高める」以外に何の理由もないと思いました。
 市の姿勢は「地域の理解、跡地の活用など条件の整ったところから順次廃園」です。100年続く市の幼稚園教育の歴史、私立の半分以下の保育料、障害のある子供達の受け入れ体制どれをとっても公立だからこそできることです。あくまで公立存続を求めてさらに運動を強めましょう。

 平成20年度より市立高校では授業料に加えて空調費(クーラー代)年間1800円が徴収されることになります。私はこの議案に対し反対討論を行いました。
 “47教育基本法第10条2項では、「教育行政は、この自覚のもとに、教育の目的を遂行するに必要な諸条件の整備確立を目標として行わなければならない。」
となっています。温暖化の今日、空調設備は行政が設置し運用するのがあたりまえではないでしょうか。さらに年間1800円というのは施行のH20年度の歳入はたったの48万円です。H23年度でも147万2000円に過ぎません。ポケットから出して払える金額です。なぜこれをこどもたちから徴収する必要があるのでしょう。
(大阪府は設備費まで含めているので、5000円を超えています!)
 国連人権規約第13条は中等・高等教育の無償教育の漸進的導入を規定しています。ところが、日本政府はこの条項を留保し、高学費政策を続けています。
 締約国142カ国中留保しているのは日本、ルワンダ、マダガスカルの3国です。国連社会権規約委員会は、2001年8月「経済大国」の日本政府がその留保撤回の意思がないことを懸念して、2006年6月30日までの期限をつけて留保撤回を検討するよう勧告を行いました。が、1年たった現在も、回答をしていません。政府は理由として非進学者との不公平、私立学校の割合が高いこと、奨学金・授業料減免制度があることなどを挙げていますが、いずれも正当な理由とは認められていません。
 学費が高いために進学できないこどもたちがいることを一体どう考えているのでしょう。
 堺市の高校進学率は96.3%です。大阪府は97.2%、全国平均は97.7%です。
 さらに、授業料の減免率は26.3%です。授業料でさえ支払うことが困難な状況の中、さらに空調経費まで負担させるなど、もってのほかではないでしょうか。
 困難な今日をきりひらく力は,教育しかありません。行政はだからこそ高校進学の門戸を大きく広げなければならないと思うのです。日本共産党は反対いたしました。

 今議会に2本の陳情が寄せられました。
 1、司書職員の採用
 2、指定管理者制度の導入をするな
 3、資料費を増やせ
 4、図書館協議会委員の公募
など、が其の主旨でした。
 私は文教委員会決算分科会で質問しました。明らかになったことは、
 ・資料費は全国平均を大きく下回ること(大阪府下最低!)。
 ・にもかかわらず堺市の図書館運営状況はかなり良好だということ。
 ・それはひとえに職員の皆さんの工夫と努力。そして職員の司書比率が全国的にも高いことによるもの。
です。
 堺市が文化都市をめざすなら、今議会によせられた陳情、市民の貴重な意見をしっかり生かさなければなりません。

 日本共産党の大綱質疑では、「教育条件の改善」をとりあげました。「全国学力テスト」で競争と序列化をいっそうあおるのではなく、少人数学級をはじめとする教育条件の改善によって、すべてのこどもたちの健やかな成長を実現せよと迫りました。
 特に小学校3年生への拡大は、切実なものです。大阪府で今年度より1・2年生に35人学級が実施されました。ところが3年生は40人学級です。来年度3年生が今年に引き続いて減学級となって教育困難の状況が生まれます。これは避けなければならないのではないでしょうか。
 仮にせめて38人学級が新3年生に実施されたとすると、堺市で6学級分。約4200万円の予算でできることです。
 シャープの堺浜進出で、当初の事情が変わり計画そのものの転換が必要なLRT(東西鉄軌道)事業に巨額の税金を投じるのではなく、教育条件の改善にまわすことで、税金は生きるのではないでしょうか。

「皆さん、がんばりましょう。では,またお便りいたします。」

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こんにちは!石本京子です

2007年8月

原水爆禁止2007年世界大会長崎に参加しました。

原水禁大会01  6月7日〜9日にかけて長崎で行われました。私は初参加でした。学生時代から、代表派遣の募金活動などには取り組んできましたが、参加は初めてです。大阪原水協からは、約360人。堺の38人は医療や福祉などの職場、「9条の会」などの団体からの参加でした。若い方が多く大変頼もしく思いました。

8月7日
 新大阪発7時32分の新幹線で九州博多へ向かいました。大阪代表団は、博多からバス6台に分乗し、長崎をめざしました。途中グラバー園で昼食休憩。皿うどんや中華料理の豪華なランチをいただきました。
 私は、歌集を用意させていただき、「青い空は」や「ねがい」「原爆許すまじ」「折鶴」「LOVEアンドPEACE」など車中に平和のうたごえを響かせました。

<開会集会>
 長崎市民会館で行われました。第2、第3の会場も用意され参加者は6500人にものぼりました。海外からの参加者・政府代表、被爆者の方、青年、各地域原水協など多彩さに圧倒されました。

8月8日
 私は、分科会5「止めよう戦争への道、守ろう憲法9条」に参加しました。350人集まりました。はじめに、話しあいの方向についての問題提起や助言的な意見表明がおこなわれました。
 全労連副議長の柴田さん。彼女は全教女性部長だった方で、久しぶりにお話ができてうれしかったです。柴田さんは「参議院選挙の結果は憲法改悪ノー。憲法記念日の調査でも国民の8割が憲法9条を評価している。諸外国からの参加もまじえて意見交換・運動の交流を」と言われました。
 原爆症認定訴訟長崎の弁護団の中村弁護士は、
「自分は長崎生まれの長崎育ちの被爆者です。原爆症認定訴訟に関ってきた。被爆者は様々な症状、病気(ガンなど)を持っている。そのために政府の認定を求めるがいつも却下される。だから全国で裁判が行われた。次々と勝訴となっている。しかし国はその認定基準を変えようとしない。
 アメリカのネバダ州の砂漠で行われた実験で爆心地から2km離れると放射線の影響はなくなった。だから長崎の爆心地2・45kmで被爆した松江さんは、被爆数日後脱毛したにもかかわらず認定されない。政府は被爆のためではなく栄養失調とストレスによるものとして認定を拒否した。現在の被爆者は25万人と推測される。しかし認定されているのはわずか2200名にすぎない。S20年9月6日GHQがだしたパーレル声明は『原子爆弾の投下によって死ぬものはすべて死んだ。今苦しんでいるものは一人もいない。』というもの。このため赤十字社などの救援はすべてストップ。プレスコートもしかれ医療などすべて対応をおくらせた。日本の政府はアメリカのいいなり。占領政策に追随し、被爆者を見殺しにした。今もなお、政府はアメリカのいいなりに憲法を変えようとしている。アメリカの核政策に追随、容認して、原爆の被害を認めようとしない。安倍首相は『原爆症認定基準のみなおし』を発言した。1歩前進ではあるが今更何をの思いである。ただちに控訴を取り下げるべきだ。(しかしこの後、国は熊本地裁にまた控訴!)
 憲法9条は戦争放棄。交戦権を否定。戦力の不保持を明記。国連憲章より1歩先んじたもの。世界で唯一原爆の被害を受けた日本だからこそ憲法9条を変えさせてはならない。戦争の惨禍は被爆者のみならず、すべての国民が負ったもの・・・。」
 力強い訴えでした。

韓国〔民族和合をすすめる会〕
 78歳のチョさん。小学校は朝鮮で、その後日本で教育を受ける。東京大学に入学し、教授として勤務。だから日本に感謝しているし誰よりも理解していると思っている。日本の平和憲法は太平洋戦争の後始末としてつくられたもの。アメリカの手で造られたものであっても、・・単に日本のためにだけ作られたものではない。だから外国人である私が日本国憲法について発言しても決して内政干渉とはならない。韓国では日本の憲法に見習って憲法を変えようという運動がある。世界の理想を体現したものとしてもっと日本国憲法に誇りをもたなければならない。
 日本の今日の経済大国化は、日本国憲法9条があったから。
 中山一郎氏の著書の中でも書かれているが、戦前には想像もつかなかった戦後の経済発展は

 1、平和憲法の下での軍事費の削減
 2、農地改革
 3、労働組合の結成による、所得分配の改善

 そして、この根底にあったものが憲法9条・・・。
 納得しました。そして、今この3つの要因のうち「平和憲法」と「所得の分配」が大変危うくなっているのではないかとあらためて思った次第です。
 その他のイギリスやドイツからの報告、全国各地からの憲法9条守れの運動の報告も教訓と感動に満ちていました。やはり住民過半数の署名集めなければなりません。憲法9条を守り核兵器を廃絶する決意を新にしました。

 午後は灼熱の長崎市を平和公園、原爆資料館、浦上天主堂、永井博士の如己堂など見学しました。

 夜は「女性のつどい」です。コーラスで始まり海外や女性各分野の多彩な報告がありました。なかでも被爆された方の体験には心うたれました。長崎市の平和祈念式典での平和宣言の起草委員のひとりでもある下平さん。「防空壕に避難していたため、妹とふたり生き残ることができた。自宅焼け跡にもどると真っ黒にこげた姉の死体をみつけ『お姉ちゃんだ』の言葉しか出なかった。そして続いて発見したお母さんの死体『おかあちゃん』と呼んで手にさわると灰になってぱらぱら崩れ落ちてしまった。父親も兄もなくなった。真っ暗な防空壕の中で、妹のきずついた腹部に蛆虫がつき、肉を食う音を聞きながら幾晩もすごした。妹は『くさい』といじめられることもあり『死んで、みんなのところへ行こうと』言う。そしてある日電車にとびこんで自らの命を絶ってしまう。なぜ、『生きよう』と妹を励ますことができなかったかと悔やんでならない。自分も死にたいと思ったが自分が死ねばお墓を守る人がいないからがんばって生きてきた。久間元防衛大臣の『しょうがなかった』発言は絶対許すことはできない。」

 つどいのおわりに「青い空は」のうたを歌いました。「父の、母の、兄弟達の命の重みを・・」のところは胸がつまって歌うことができませんでした。

原水禁大会02 戦争の事実を知ることは大切です。沖縄の「集団自決」も同じです。どれだけむごいこと悲惨なことが起きたか。どれだけ辛く悲しい思いをしなければならなかったか。この事実をしっかり後世に伝え、二度と戦争を繰り返してはならない。現在2万6千発にもふやされた核兵器を絶対使わせてはならないし、1日も早くなくさなければならない。これが今を生きる私たちの責任だと強く感じることができました。
 最後の閉会集会も感動的でした。

「核兵器のない平和で公正な世界を」の思いを日本全国の仲間と世界中の仲間と共にすることができました。平和への希望がわきました。

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ヘリコプター初体験(新任議員研修)

2007年8月

7月2日ヘリコプターで、300メートル上空から堺の町を視察いたしました。

大阪市消防局には2台のヘリコプターがあります。「おおさか」と「なにわ」です。(私たちが乗ったのは「なにわ」です)
全国的にも都道府県で1台ずつぐらいしかありません。3月の能登半島地震の時には大阪からの出動が、いちばん早くて、大変喜ばれたそうです。
「なにわ」の性能等は次の通りです。
機体形式:アエロスバジアル式AS365N2型
全長:13.68M
エンジン型式:ツルボメカ式アリエル1C2型
最大出力:733HP×2
全備重量:4250Kg
座席数:10席
燃料搭載量:1158リットル(915Kg)
巡航速度:254Km/h「八尾から堺まで約4分で到着」
航続時間:3時間20分
人員吊り下げ装置:能力272Kg
機外吊り下げ装置:能力1600Kg
ヘリコプター1機の代金約8億円。維持費は年間2億円。半額を大阪市が、あとの半額は大阪府下の市町村で分担しているとのことでした。

<私の感想>

 真っ赤な機体で飛行する姿は大変迫力がありました。近くに来ると、エンジンの音とプロペラの起こす風のすさまじいこと。臨海の新日鉄跡地の丈の高い草が風になぎ倒されていました。上空から見た堺市は思ったより緑がめだちました。見なれた建物や道路が目の下に見え、あらためて自分自身もふくめ堺市に暮らす83万市民の存在を感じました。
 ヘリコプターの乗務員は、操縦士と副操縦士そして整備士の3人です。乗客は4人でした。「安全には万全を期しています。」と言われていましたが、たしかに安全を感じました。でもそのための費用は相当なものです。安全とは本来お金や人を使うことではじめて守られるものですね。鉄道も自動車も、学校も食品も医療も・・・安全第1。経済効率はその次ではだめなのでしょうか。市民のみなさまの貴重な税金を使わせていただいて貴重な体験をさせていただきました。

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こんにちは!石本京子です

2007年7月

―ILO・ユネスコ調査団派遣―

「日本の教員評価制度 ―勧告の基準満たさず」
5月28日付の朝日新聞にこのような記事が掲載されていました。

「国際労働機関(ILO)とユネスコの共同専門家委員会(CEART=セアート)が年内にも日本の教員の地位をめぐって調査団を送ることが明らかになりました。」
 これについて私は、文教委員会で一般質問を行いました。事前に教育委員会に問い合わせを行いましたが、「知らない。」府教委も市教委を通じて問い合わせたところ「文科省の通知等もないのでわからない。」とのことでした。(!)それで私は直接文科省へ電話で問い合わせてみました。初等中等教育局企画課調査係のY氏とお話しましたが、これが、困ったことに、全く会話にならない対応でした。全教の申し入れの中身で、開催地のひとつに大阪がありましたのでその対応をまず聞きたかったのですが。「言う必要はありません。全教がかってに意見表明しているだけですから。」の一点張り。私は市議会で質問するために必要な情報がほしいと何度いっても、まともに答えない。私も頭にきて思わず「ほかの人に電話かわりなさい!」とどなってしまいました。かろうじて聞き出せたことは,「CEARTからの調査の手紙は受け取った。調査は、受ける」ということです。Y氏はまだお若い方のようでしたが、一体何を考えたのでしょうか。理解できません。
 ともかく文教委員会では質問いたしました。
 教職員評価のあり方、賃金へのリンクなどの問題点を学校現場の勤務実態や教職員の生の声を紹介してその改善を迫りました。改善の具体的な回答は得られませんでしたが、堺市の教育が子供達の発達を保障するもの、よりよいものにするため、「教職員評価」のあり方について、今後も粘り強く取り組みます。

―朝日新聞の記事から

「監視し促進へ」
 ILOとユネスコが1966年にだした「教員の地位に関する勧告」は、教育の目的で最も重要なものは、「平和のために貢献すること」と指摘し、「教員の正当な地位」の重要性を強調しています。教育の仕事は専門職だとして、「厳しい継続的な研究を経て獲得され、維持される専門的知識及び特別な技術を教員に要求する」としています。だからこそ学問上の自由を享受することや、さまざまな権利を認めています。教員評価についても「教員の仕事を直接評価する場合にはその評価は客観的でなければならずその評価は当該教員に知らされなければならない」「教員は、不当と思われる評価がなされた場合に、不服を申し立てる権利を持たなければならない」と定めています。政策を決めるときに教職員団体がかかわる事も述べています。この「教員の地位に関する勧告」の適用を監視し、促進するのがCEARTです。ILO、ユネスコが任命する12人の著名な法律家や教育学者からなっています。文部科学省がすすめている「指導力不足教員」の認定と排除、賃金や処遇などに直結する人事考課制度などの新しい教員評価制度は、「教員の地位に関する勧告」に真っ向から反するものです。
 「指導力不足教員」で言えば文部科学省のいう「指導が不適切」の定義があいまいで、実際は都道府県教育委員会に判断はまかされています。
 静岡県教育委員会の例では、「職務上の指示・命令に率直に従わない」「自分の考えをもたない」「コンピューター活用能力に欠ける」などが列挙されています。恣意的・主観的な判断になる危険性があります。「指導力不足」と認定された教員は、学校からきりはなされて研修を受けますが、「雪かき」「倒木の運搬」など懲罰的なものとなっていることも明るみにでています。

「部分的改善も」
 CEARTは03年、全教の申し立てを認め、勧告をだしました。「指導力不足教員」政策については“不服を申し立てる権利が教員に与えられている証拠がない”などをあげ、「教員の地位に関する勧告」の水準を満たしていないとしました。
 新しい教員評価制度についても、教員団体との十分な協議が欠けていることや、主観的評価がおこなわれているのは明らかと指摘しました。
 全教はCEARTの勧告を「日本の教職員組合運動の共有の財産」と見解をだし、勧告をもとに制度改善を求め、部分的ですが改善も勝ち取ってきました。
 調査団は、CEARTのこれまでの勧告に基づいた助言などをおこなうと見られています。
 全教はCEARTに対し、文部科学省や教育委員会、教職員組合からの調査には、政府代表と教職員組合代表を同席させ、傍聴もできる公聴会方式にすることなどを求めています。

(内野健太郎)

 朝日新聞社の内野記者の署名記事でした。私はこの記事を読んで、教育における世界の流れは、教員の地位の保護であり、学問上の自由であることを確認いたしました。「教育再生会議」とのあまりの違いに愕然としました。子ども達の発達をどう保障するか、教師の地位の保護と学問上の自由をどう守るかまさにこれが本流です。これを力にがんばりましょう。


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これで安心!通れます

2007年6月4日

 「歩道がめちゃめちゃ。自転車ではとおれないから、車道を通るんだけれど、こわくて……。何とかなりません。」
 5月8日ご近所の集まりで、でた話でした。富田林線沿いの元スーパーがあった、白鷺3丁目に見に行きました。スーパーがあった時には人の出入りもあったのですが、今は、マンション建設をひかえて塀でかこっていました。
 草がぼうぼうと生え、アスファルト未舗装の部分は石やタイルのようなものが露出して、一言でいいますとめちゃめちゃでした。
 南部整備事務所に早速連絡をとり対処していただきました。現地調査のときには、住民の方にも立ち会っていただき、6月1日には完了でした。これで,自転車も車椅子もベビーカーも本当に通りやすくなりました。住みよい町づくりをこれからもごいっしょに進めましょう。

舗装前  舗装後

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石本京子がんばります!

2007年5月

 「頑張ってください」と手を握って励ましてくださった方々の顔が、今もしっかり目に焼き付いています。「70歳をすぎて医療費がこんなにかかるなんて…」と声をつまらせた方や、「白鷺駅のエレベーターを実現してほしい」と一人で300人分の署名を集めてくださった方との出会いがありました。私の当選のために心血を注いで頑張った党員や支持者のみなさんの思いを、決して無駄にしてはならないと思っています。
 政令都市のなかでいちばん高い国保料・介護保険料の引き下げを、なんとしても実現しなければなりません。市民の暮らしを支え命を守る社会保障を、実現しなければなりません。今年もまた住民税の大増税です。私たちの税金は、無駄な公共事業ではなく市民の命と暮らし、子どもたちの健やかな成長を保障する保育や教育のために使われなければなりません。住民福祉の向上という地方自治体の本来の役割を果たすために頑張ります。

 (大阪民主新報2007年5月13日号掲載)




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